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公開日 2013/04/30 18:15
JVCケンウッド、決算発表 − 前期比81%減も11.5億の純利益確保
4Kプロジェクターやヘッドホンが好調
(株)JVCケンウッドは、平成25年3月期(2012年4月1日〜2013年3月31日)の決算を発表。当期純利益は前期比約49億円減(81%減)となる11億4,600万円だった。
今期は、エンタテインメント事業が年間を通じて好調に推移し、前期に比べて増収増益となったが、カーエレクトロニクス、業務用システム、ホーム&モバイルエレクトロニクスの各事業における欧州販売が現象した影響や、為替変動の影響などにより、全社の売上高および利益は前期に比べ減収減益となった。なお、財務面では前期末に比べて有利子負債が減少したほか、純資産合計が増加し、自己資本比率が上昇した。
売上高は、前期比で約143億円(4.5%)減の3,065億円8,000万円。エンタテインメント事業がヒット作品を多数出し前期比で増収となったほか、カーエレクトロニクス、業務用システム、ホーム&モバイルエレクトロニクスの各事業における北米での販売が堅調に推移した。しかし、欧州経済の悪化を受けて各事業における欧州販売が減少したことに加え、ホーム&モバイルエレクトロニクス事業における一部機種の絞り込みの影響もあり、全社の売上高は減収となった。
営業利益は、前期比で約32億円(25.1%)減の96億300万円。エンタテインメント事業が増収効果により増益となったほか、前期に生じた東日本大震災やタイ洪水の影響の減少や、カーエレクトロニクス事業における国内市場での競争激化の影響に加え、主に上半期における対ユーロでの円高の影響などもあり、営業利益は減益となった。
セグメント別におけるホーム&モバイルエレクトロニクス事業では、AVアクセサリー分野プロジェクター分野が好調を持続したが、欧州販売の減少や高付加価値戦略に伴う一部機種の絞り込みの影響に加え、主に上半期における対ユーロでの円高の影響もあり、売上高が前期比で約88億円(11.3%)減の687億9,300万円、営業利益は同約7億円(39.1%)減の10億5,300万円だった。
音響事業では、ヘッドホンやイヤホンの販売が好調に推移。収益性の高いAVアクセサリー分野の収益が伸張した。一方、ホームオーディオ分野は、イオナイザー搭載オーディオやファニチャーオーディオなどの損益が悪化したことから、音響事業全体では黒字を持続したものの減収減益となった。
映像事業では、Wi-Fi機能搭載カムコーダーに続く提案型商品としてスポーツカムやライブストリーミングカメラを投入し、商品構成の改善を図ったものの、欧州経済の悪化の影響などによりカムコーダー分野の損益が悪化。一方、4Kモデルの販売拡大によりプロジェクター分野の収益が大きく伸張したほか、アセットライトビジネスモデルやアジア向け商品の絞り込みの効果によりディス追う例分野の損益が黒字化したことから、映像事業全体では減収となったものの損益が改善した。
そのほかエンタテインメント事業では、ビクターエンタテインメントで桑田佳祐、SMAP、サカナクション、家入レオ、テイチクエンタテインメントで関ジャニ∞、BEGIN、シシド・カフカなどのヒット作があったことにより、前期比約41億円(11.2%)増となる408億5,800万円の売上高となった。
なお、同社では4月25日付けで連結業績予想を2月1日付けのものから下方修正。いずれも前回発表時と比べ、売上高が35億円減の3,065億円、営業利益が4億円減の96億円、経常利益が19億円減の31億円、当期純利益が19億円減の11億円の予想へと修正していた。
今期は、エンタテインメント事業が年間を通じて好調に推移し、前期に比べて増収増益となったが、カーエレクトロニクス、業務用システム、ホーム&モバイルエレクトロニクスの各事業における欧州販売が現象した影響や、為替変動の影響などにより、全社の売上高および利益は前期に比べ減収減益となった。なお、財務面では前期末に比べて有利子負債が減少したほか、純資産合計が増加し、自己資本比率が上昇した。
売上高は、前期比で約143億円(4.5%)減の3,065億円8,000万円。エンタテインメント事業がヒット作品を多数出し前期比で増収となったほか、カーエレクトロニクス、業務用システム、ホーム&モバイルエレクトロニクスの各事業における北米での販売が堅調に推移した。しかし、欧州経済の悪化を受けて各事業における欧州販売が減少したことに加え、ホーム&モバイルエレクトロニクス事業における一部機種の絞り込みの影響もあり、全社の売上高は減収となった。
営業利益は、前期比で約32億円(25.1%)減の96億300万円。エンタテインメント事業が増収効果により増益となったほか、前期に生じた東日本大震災やタイ洪水の影響の減少や、カーエレクトロニクス事業における国内市場での競争激化の影響に加え、主に上半期における対ユーロでの円高の影響などもあり、営業利益は減益となった。
セグメント別におけるホーム&モバイルエレクトロニクス事業では、AVアクセサリー分野プロジェクター分野が好調を持続したが、欧州販売の減少や高付加価値戦略に伴う一部機種の絞り込みの影響に加え、主に上半期における対ユーロでの円高の影響もあり、売上高が前期比で約88億円(11.3%)減の687億9,300万円、営業利益は同約7億円(39.1%)減の10億5,300万円だった。
音響事業では、ヘッドホンやイヤホンの販売が好調に推移。収益性の高いAVアクセサリー分野の収益が伸張した。一方、ホームオーディオ分野は、イオナイザー搭載オーディオやファニチャーオーディオなどの損益が悪化したことから、音響事業全体では黒字を持続したものの減収減益となった。
映像事業では、Wi-Fi機能搭載カムコーダーに続く提案型商品としてスポーツカムやライブストリーミングカメラを投入し、商品構成の改善を図ったものの、欧州経済の悪化の影響などによりカムコーダー分野の損益が悪化。一方、4Kモデルの販売拡大によりプロジェクター分野の収益が大きく伸張したほか、アセットライトビジネスモデルやアジア向け商品の絞り込みの効果によりディス追う例分野の損益が黒字化したことから、映像事業全体では減収となったものの損益が改善した。
そのほかエンタテインメント事業では、ビクターエンタテインメントで桑田佳祐、SMAP、サカナクション、家入レオ、テイチクエンタテインメントで関ジャニ∞、BEGIN、シシド・カフカなどのヒット作があったことにより、前期比約41億円(11.2%)増となる408億5,800万円の売上高となった。
なお、同社では4月25日付けで連結業績予想を2月1日付けのものから下方修正。いずれも前回発表時と比べ、売上高が35億円減の3,065億円、営業利益が4億円減の96億円、経常利益が19億円減の31億円、当期純利益が19億円減の11億円の予想へと修正していた。