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公開日 2014/03/03 18:49
パナソニック、AVC-ULTRAでの4K記録に対応した業務用カメラ「VARICAM 35」
240fp対応の「VARICAM HS」や4K収録用の新メモリーカードなども
パナソニックは、新開発スーパー35mm MOSセンサーと独自の「AVC-ULTRA」映像コーデックを搭載した4Kカメラ/レコーダー「VARICAM 35」と、最大240fpsのHDハイスピード撮影に対応した2/3型3MOS搭載の「VARICAM HS」を発表。2014年秋の製品化を予定しており、4月7日からラスベガスで開催される「2014 NABショー」に参考出展する。
■4K対応の「VARICAM 35」と240fp対応の「VARICAM HS」
「VARICAM 35」は、カメラモジュールユニット「AU-V35C1G」とレコーダーモジュールユニット「AU-VREC1G」、「VARICAM HS」は、カメラモジュールユニット「AU-V23HS1G」とレコーダーモジュールユニット「AU-VREC1G」からなるシステム。「VARICAM 35」はハイエンドの映画製作やライブイベント、CM、ドラマ収録に最適な4K撮影機材として、「VARICAM HS」はドキュメンタリー、スポーツ、スローモーション撮影用途などに提案していくという。
「VARICAM 35」用カメラモジュールユニット「AU-V35C1G」は、標準的なPLマウントを採用し、4K(4096×2160/3840×2160)撮影が可能な新開発スーパー35mm MOSセンサーを搭載。「AVC-ULTRA」 4Kコーデックを搭載するレコーディングモジュール「AU-VREC1G」との組み合わせにより、管理しやすく実用的なファイルサイズでの4K収録が可能になるという。また、新開発MOSセンサーは14ストップのラティチュードを誇り、ハイコントラストでワイド・ダイナミックレンジな高画質4K撮影が可能だとしている。
最大120fpsのVFR(可変フレームレート)撮影に加え、マスターレベルの2K/HD記録機能にも対応。カメラ内蔵オンセットカラーグレーディング機能と、プレビュー/編集を容易にする4K、2K/HDにあわせてプロキシーファイルを三種同時記録するマルチコーデック記録機能も備えている。また、24ビットLPCM記録に対応する。
「VARICAM HS」用カメラモジュールユニット「AU-V23HS1G」は、2/3型バヨネットマウントを採用し、1080P撮影が可能な新開発の高感度220万画素3MOSセンサーを搭載。2014年度のエミー賞を受賞した「CAC(色収差補正)機能」を実装し、レンズ自体で補正しきれないわずかな色収差などが主な原因で発生するレジストレーションエラーをカメラレコーダー本体にて自動的に補正することで、プライムレンズに近い映像がENGズームレンズで得られるという。
レコーディングモジュール「AU-VREC1G」との組み合わせにより、従来の「AVC-Intra」コーデックに加え、「AVC-ULTRA」コーデックファミリーの「AVC-Intra Class4:4:4」(12ビット4:4:4、30P/25P/24P)や「AVC-Intra Class200」(10ビット4:2:2、60i/50i/30P/25P/24P)によるマスターグレードHDプログレッシブ映像の収録が可能。
また、VFR(Variable Frame Rate/可変フレームレート)機能も強化。「AVC-Intra Class100」時、最大240fpsのVFR撮影が可能なほか、24p基準時最大10倍速、30p(60i)基準時でも最大8倍速のハイスピード撮影が行える。
レコーディングモジュール「AU-VREC1G」は、「AVC-ULTRA」コーデックファミリーを搭載し、 4Kは「AVC-Intra Class4K」(AU-V35C1Gとの組み合わせ時のみ)、2K(AU-V35C1Gとの組み合わせ時のみ)とHDは「AVC-Intra Class100/200」での記録フォーマットおよび「AVC-Intra Class4:4:4」に対応。本制作用の4K、2K、HDフォーマットと平行して高解像度プロキシーファイル(1.5 Mbps 〜 6 Mbps)を同時にエンコードする。また、メタデータ管理やプロキシーストリーミングのためのワイヤレス・ワークフローにも対応する予定。
■4K収録用の「expressP2カード」とドライブも開発
同社では、4K収録およびVFRハイフレームレートモード時の高ビットレートデータ収録用に「expressP2カード」と「expressP2ドライブ」を新開発。256GBモデル「AU-XP0256AG」を2014年秋の商品化をめざして開発を進めている。なお、「expressP2カード」には、4K/24p映像を最大130分まで収録できるという。
従来の「P2カード」と同一の幅・長さで、厚みが1.5倍になったサイズを採用。最大2.4Gbpsの高速転送と、一般的なフラッシュメモリの誤り訂正では訂正できないセクター/ページ/ブロックの誤りデータを復活させるRAIDシステム同等の信頼性を実現しているという。さらに、CPS(Content Protection System)によりカードへのアクセスをパスワードで保護し、よりセキュアな運用も可能だとしている。
expressP2ドライブ「AU-XPD1」は、USB3.0(Type B)インターフェイスを搭載し、最大2.4GbpsでexpressP2カードからデータを高速転送することが可能。「expressP2カード」と従来の「P2カード」両方に対応するカードスロットを搭載し、Windows8.1/8/7、Mac OS X 10.7/10.8/10.9に対応している。
■4K対応の「VARICAM 35」と240fp対応の「VARICAM HS」
「VARICAM 35」は、カメラモジュールユニット「AU-V35C1G」とレコーダーモジュールユニット「AU-VREC1G」、「VARICAM HS」は、カメラモジュールユニット「AU-V23HS1G」とレコーダーモジュールユニット「AU-VREC1G」からなるシステム。「VARICAM 35」はハイエンドの映画製作やライブイベント、CM、ドラマ収録に最適な4K撮影機材として、「VARICAM HS」はドキュメンタリー、スポーツ、スローモーション撮影用途などに提案していくという。
「VARICAM 35」用カメラモジュールユニット「AU-V35C1G」は、標準的なPLマウントを採用し、4K(4096×2160/3840×2160)撮影が可能な新開発スーパー35mm MOSセンサーを搭載。「AVC-ULTRA」 4Kコーデックを搭載するレコーディングモジュール「AU-VREC1G」との組み合わせにより、管理しやすく実用的なファイルサイズでの4K収録が可能になるという。また、新開発MOSセンサーは14ストップのラティチュードを誇り、ハイコントラストでワイド・ダイナミックレンジな高画質4K撮影が可能だとしている。
最大120fpsのVFR(可変フレームレート)撮影に加え、マスターレベルの2K/HD記録機能にも対応。カメラ内蔵オンセットカラーグレーディング機能と、プレビュー/編集を容易にする4K、2K/HDにあわせてプロキシーファイルを三種同時記録するマルチコーデック記録機能も備えている。また、24ビットLPCM記録に対応する。
「VARICAM HS」用カメラモジュールユニット「AU-V23HS1G」は、2/3型バヨネットマウントを採用し、1080P撮影が可能な新開発の高感度220万画素3MOSセンサーを搭載。2014年度のエミー賞を受賞した「CAC(色収差補正)機能」を実装し、レンズ自体で補正しきれないわずかな色収差などが主な原因で発生するレジストレーションエラーをカメラレコーダー本体にて自動的に補正することで、プライムレンズに近い映像がENGズームレンズで得られるという。
レコーディングモジュール「AU-VREC1G」との組み合わせにより、従来の「AVC-Intra」コーデックに加え、「AVC-ULTRA」コーデックファミリーの「AVC-Intra Class4:4:4」(12ビット4:4:4、30P/25P/24P)や「AVC-Intra Class200」(10ビット4:2:2、60i/50i/30P/25P/24P)によるマスターグレードHDプログレッシブ映像の収録が可能。
また、VFR(Variable Frame Rate/可変フレームレート)機能も強化。「AVC-Intra Class100」時、最大240fpsのVFR撮影が可能なほか、24p基準時最大10倍速、30p(60i)基準時でも最大8倍速のハイスピード撮影が行える。
レコーディングモジュール「AU-VREC1G」は、「AVC-ULTRA」コーデックファミリーを搭載し、 4Kは「AVC-Intra Class4K」(AU-V35C1Gとの組み合わせ時のみ)、2K(AU-V35C1Gとの組み合わせ時のみ)とHDは「AVC-Intra Class100/200」での記録フォーマットおよび「AVC-Intra Class4:4:4」に対応。本制作用の4K、2K、HDフォーマットと平行して高解像度プロキシーファイル(1.5 Mbps 〜 6 Mbps)を同時にエンコードする。また、メタデータ管理やプロキシーストリーミングのためのワイヤレス・ワークフローにも対応する予定。
■4K収録用の「expressP2カード」とドライブも開発
同社では、4K収録およびVFRハイフレームレートモード時の高ビットレートデータ収録用に「expressP2カード」と「expressP2ドライブ」を新開発。256GBモデル「AU-XP0256AG」を2014年秋の商品化をめざして開発を進めている。なお、「expressP2カード」には、4K/24p映像を最大130分まで収録できるという。
従来の「P2カード」と同一の幅・長さで、厚みが1.5倍になったサイズを採用。最大2.4Gbpsの高速転送と、一般的なフラッシュメモリの誤り訂正では訂正できないセクター/ページ/ブロックの誤りデータを復活させるRAIDシステム同等の信頼性を実現しているという。さらに、CPS(Content Protection System)によりカードへのアクセスをパスワードで保護し、よりセキュアな運用も可能だとしている。
expressP2ドライブ「AU-XPD1」は、USB3.0(Type B)インターフェイスを搭載し、最大2.4GbpsでexpressP2カードからデータを高速転送することが可能。「expressP2カード」と従来の「P2カード」両方に対応するカードスロットを搭載し、Windows8.1/8/7、Mac OS X 10.7/10.8/10.9に対応している。