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公開日 2014/07/31 13:00
ヤマハ、4K/60p対応/10万円クラスの新“AVENTAGE”「RX-A1040」「RX-A840」
AVENTAGE普及価格帯ライン
ヤマハは、同社AVアンプのプレミアムライン“AVENTAGE(アヴェンタージュ)”シリーズの第四世代モデル「RX-A1040」「RX-A840」の2機種を、8月下旬に発売する。
AVENTAGEシリーズの中では下位モデルに位置づけられる2機種で、RX-A1040は従来モデル「RX-A1030」の後継機。RX-A840の方は3桁品番の普及価格帯モデルで、AVENTAGEシリーズの3桁品番が国内展開されるのは今回が初となる。本体カラーは2機種とも、AVENTAGEシリーズの今年のメインカラーであるチタン1色展開。
なお、ヤマハはドルビーの新音声技術「Dolby Atmos」(ドルビーアトモス)に対応するAVアンプを今秋に国内展開すると発表していたが(関連ニュース)、今回リリースされた2機種は非対応モデルとなる。製品別の詳細は以下の通り。
■RX-A1040 ¥130,000(税抜)
定格出力140W/ch(1kHz/1ch駆動0.9%THD)の7.1ch出力対応モデル。HDMI端子は8入力/2出力を搭載しており、最新規格HDMI 2.0に準拠。4K 50/60p信号伝送に対応する。内部には従来モデルと同じヤマハオリジナルの映像処理回路を搭載し、4Kアップスケーリング機能にも対応している。なお、4K対応機能としては、製品発売時は4K/60p/4:2:0信号までの対応となるが、今秋のアップデートで4K/60p/4:4:4信号への対応を予定している。
ネットワーク機能も搭載しており、本体にWi-Fiを内蔵していることも特徴。Wireless Direct機能にも対応しており、携帯端末と本体をダイレクト接続できる。
内部は、従来モデルと同様に左右対称のパワーアンプレイアウト構成、ウルトラジッターPLL回路を採用している。なお、従来モデルRX-A1030からの進化点として、これまでAVENTAGE上位クラスの30x0/20x0にのみ採用されていたH型クロスフレーム構造を、10x0番台として初めて採用した。
パワーサプライは新構成で、従来モデルまではオーディオ/デジタル/FL表示用の3回路分離型だったが、本機では新しくオーディオ/映像/デジタル/FL表示用にわけた4回路分離型としている。これにより、ウルトラジッターPLL回路のジッター除去精度を向上させ、開放感のある音を目指した。
DAC部にはESS製「ES9006」を1基搭載。DAC自体は従来モデルと同じだが、上述のパワーサプライ部の構成やチューニングを変えることで、音のしなやかさや力強さをより向上させたという。なお、AVENTAGEシリーズ全体の思想である「原音に忠実で聴き疲れしない自然な音色」をベースとしつつ、本機RX-A1040では「アタック感のあるエネルギッシュな傾向」を狙ったチューニングを施している。
ネットワーク再生機能は、最大192kHz/24bitまでのWAV/FLAC、最大96kHz/24bitまでのAppleロスレスに対応する。ギャップレス再生も行える。
音場補正機能は、マルチポイント計測に対応する「YPAO-R.S.C.」を搭載。さらに、YPAO-R.S.C.の計測結果をもとに高音と低音のバランスを自動コントロールする機能「YPAO Volume」にも対応している。これにより、小音量再生時から大音量再生時までサウンドバランスを自動で最適化できる。
独自の音場創出機能「シネマDSP」は、<3Dモード>を搭載。「バーチャルプレゼンススピーカー(VPS)」にも対応する。また、聴感上の低音の力感を増強する技術「Extra Bass」も採用している。バーチャルサラウンド機能も2種類を用意しており、フロントスピーカーだけで7.1chバーチャルサラウンドを楽しめる「Virtual CINEMA DSP」と、リアスピーカーをフロント側に設置して7.1chバーチャル再生の臨場感をさらに高める「Virtual CINEMA FRONT」にも対応している。そのほか、ピンチ&スワイプ操作でシネマDSPの音場効果を直感的にカスタマイズできる「DSP調整」などを装備した専用アプリ「AV CONTROLLER」の最新バージョンに対応する。
■RX-A840 ¥100,000(税抜)
RX-A840は、定格出力130W/ch(1kHz/1ch駆動0.9%THD)の7.1ch出力対応モデル。本機もHDMI端子は8入力/2出力を搭載しており、最新規格HDMI 2.0に準拠し4K/60pソースのパススルー機能に対応している。
本機は、7月に発表されたばかりの下位モデル「RX-V777(関連ニュース)」をベースに設計されており、フロント部の外観も従来のAVENTAGEシリーズとは異なり、RX-V777の方と近いデザインとしている。内部回路構成もRX-V777と基本は同一だが、コンデンサーなどの使用パーツをハイグレードなものに変更しており、中高域の質感をより向上させたという。DAC部にはバーブラウン製DACを採用している。
ネットワーク機能を搭載しており、本機もWi-Fiを内蔵。さらにWireless Direct機能にも対応する。
ネットワーク再生機能は、最大192kHz/24bitまでのWAV/FLAC、最大96kHz/24bitまでのAppleロスレスの再生に対応。ギャップレス再生機能もサポートする。
音場補正機能「YPAO」は、部屋のマルチポイント計測に対応する「YPAO-R.S.C.」を採用している。加えて、高音と低音のバランスを音量に応じて自動コントロールする「YPAO Volume」にも対応している。
「シネマDSP」は、<3Dモード>を搭載。聴感上の低音の力感を増強する技術「Extra Bass」や、リアスピーカーをフロント側に設置して7.1chバーチャル再生の臨場感をさらに高める「Virtual CINEMA FRONT」も搭載する。本機も、専用アプリ「AV CONTROLLER」の最新バージョンに対応している。
【問い合わせ先】
ヤマハお客様コミュニケーションセンター
オーディオ・ビジュアル機器ご相談窓口
TEL/0570-01-1808(ナビダイヤル)
TEL/053-460-3409(携帯電話、PHS)
AVENTAGEシリーズの中では下位モデルに位置づけられる2機種で、RX-A1040は従来モデル「RX-A1030」の後継機。RX-A840の方は3桁品番の普及価格帯モデルで、AVENTAGEシリーズの3桁品番が国内展開されるのは今回が初となる。本体カラーは2機種とも、AVENTAGEシリーズの今年のメインカラーであるチタン1色展開。
なお、ヤマハはドルビーの新音声技術「Dolby Atmos」(ドルビーアトモス)に対応するAVアンプを今秋に国内展開すると発表していたが(関連ニュース)、今回リリースされた2機種は非対応モデルとなる。製品別の詳細は以下の通り。
■RX-A1040 ¥130,000(税抜)
定格出力140W/ch(1kHz/1ch駆動0.9%THD)の7.1ch出力対応モデル。HDMI端子は8入力/2出力を搭載しており、最新規格HDMI 2.0に準拠。4K 50/60p信号伝送に対応する。内部には従来モデルと同じヤマハオリジナルの映像処理回路を搭載し、4Kアップスケーリング機能にも対応している。なお、4K対応機能としては、製品発売時は4K/60p/4:2:0信号までの対応となるが、今秋のアップデートで4K/60p/4:4:4信号への対応を予定している。
ネットワーク機能も搭載しており、本体にWi-Fiを内蔵していることも特徴。Wireless Direct機能にも対応しており、携帯端末と本体をダイレクト接続できる。
内部は、従来モデルと同様に左右対称のパワーアンプレイアウト構成、ウルトラジッターPLL回路を採用している。なお、従来モデルRX-A1030からの進化点として、これまでAVENTAGE上位クラスの30x0/20x0にのみ採用されていたH型クロスフレーム構造を、10x0番台として初めて採用した。
パワーサプライは新構成で、従来モデルまではオーディオ/デジタル/FL表示用の3回路分離型だったが、本機では新しくオーディオ/映像/デジタル/FL表示用にわけた4回路分離型としている。これにより、ウルトラジッターPLL回路のジッター除去精度を向上させ、開放感のある音を目指した。
DAC部にはESS製「ES9006」を1基搭載。DAC自体は従来モデルと同じだが、上述のパワーサプライ部の構成やチューニングを変えることで、音のしなやかさや力強さをより向上させたという。なお、AVENTAGEシリーズ全体の思想である「原音に忠実で聴き疲れしない自然な音色」をベースとしつつ、本機RX-A1040では「アタック感のあるエネルギッシュな傾向」を狙ったチューニングを施している。
ネットワーク再生機能は、最大192kHz/24bitまでのWAV/FLAC、最大96kHz/24bitまでのAppleロスレスに対応する。ギャップレス再生も行える。
音場補正機能は、マルチポイント計測に対応する「YPAO-R.S.C.」を搭載。さらに、YPAO-R.S.C.の計測結果をもとに高音と低音のバランスを自動コントロールする機能「YPAO Volume」にも対応している。これにより、小音量再生時から大音量再生時までサウンドバランスを自動で最適化できる。
独自の音場創出機能「シネマDSP」は、<3Dモード>を搭載。「バーチャルプレゼンススピーカー(VPS)」にも対応する。また、聴感上の低音の力感を増強する技術「Extra Bass」も採用している。バーチャルサラウンド機能も2種類を用意しており、フロントスピーカーだけで7.1chバーチャルサラウンドを楽しめる「Virtual CINEMA DSP」と、リアスピーカーをフロント側に設置して7.1chバーチャル再生の臨場感をさらに高める「Virtual CINEMA FRONT」にも対応している。そのほか、ピンチ&スワイプ操作でシネマDSPの音場効果を直感的にカスタマイズできる「DSP調整」などを装備した専用アプリ「AV CONTROLLER」の最新バージョンに対応する。
■RX-A840 ¥100,000(税抜)
RX-A840は、定格出力130W/ch(1kHz/1ch駆動0.9%THD)の7.1ch出力対応モデル。本機もHDMI端子は8入力/2出力を搭載しており、最新規格HDMI 2.0に準拠し4K/60pソースのパススルー機能に対応している。
本機は、7月に発表されたばかりの下位モデル「RX-V777(関連ニュース)」をベースに設計されており、フロント部の外観も従来のAVENTAGEシリーズとは異なり、RX-V777の方と近いデザインとしている。内部回路構成もRX-V777と基本は同一だが、コンデンサーなどの使用パーツをハイグレードなものに変更しており、中高域の質感をより向上させたという。DAC部にはバーブラウン製DACを採用している。
ネットワーク機能を搭載しており、本機もWi-Fiを内蔵。さらにWireless Direct機能にも対応する。
ネットワーク再生機能は、最大192kHz/24bitまでのWAV/FLAC、最大96kHz/24bitまでのAppleロスレスの再生に対応。ギャップレス再生機能もサポートする。
音場補正機能「YPAO」は、部屋のマルチポイント計測に対応する「YPAO-R.S.C.」を採用している。加えて、高音と低音のバランスを音量に応じて自動コントロールする「YPAO Volume」にも対応している。
「シネマDSP」は、<3Dモード>を搭載。聴感上の低音の力感を増強する技術「Extra Bass」や、リアスピーカーをフロント側に設置して7.1chバーチャル再生の臨場感をさらに高める「Virtual CINEMA FRONT」も搭載する。本機も、専用アプリ「AV CONTROLLER」の最新バージョンに対応している。
【問い合わせ先】
ヤマハお客様コミュニケーションセンター
オーディオ・ビジュアル機器ご相談窓口
TEL/0570-01-1808(ナビダイヤル)
TEL/053-460-3409(携帯電話、PHS)
関連リンク
- ジャンルAVアンプ
- ブランドYAMAHA
- 型番RX-A1040
- 発売日2014年8月下旬
- 価格¥130,000(税抜)
【SPEC】●定格出力:20Hz〜20kHz,2ch駆動…120W/ch(6Ω,0.06%THD)、1kHz,1ch駆動…140W/ch(6Ω,0.9%THD) ●実用最大出力(JEITA):1kHz,1ch駆動…170W/ch(6Ω,10%THD) ●内蔵パワーアンプ数:7 ●入力端子:HDMI×8、アナログ音声…RCA×10(Phono1含む)/マルチch×1(8ch)、デジタル音声…光×3/同軸×3、映像…コンポーネント(同軸)×3/コンポジット×5、USB×1(2.0)、LAN×1 他 ●出力端子:HDMI×2、アナログ音声…スピーカーアウト×7ch/拡張スピーカーアウト×2ch/プリアウト×7/サブウーファーアウト×2/AV/RECアウト×2、デジタル音声…光×1、映像(モニターアウト/ZONE OUT)…コンポーネント(同軸)×1/コンポジット×1、映像(AV/RECアウト)…コンポジット×1、ヘッドホン×1 他 ●チューナー:FM/AMチューナー ●全高調波歪率:PHONO(MM)→AVアウト…0.02%以下、Multi Ch Input→スピーカーアウト…0.04% 以下(Pure Direct 70W 8Ω) ●S/N比(IHF-A ネットワーク):PHONO…95dB以上(Pure Direct、入力1kΩショート、スピーカーアウト) 、AUDIO2他…110dB以上(Pure Direct、入力1kΩショート、スピーカーアウト) ●消費電力:400W ●外形寸法:435W×182H×432Dmm(脚部、突起物含む)、435W×242H×439Dmm(無線アンテナ装着時) ●質量:14.9kg
- ジャンルAVアンプ
- ブランドYAMAHA
- 型番RX-A840
- 発売日2014年8月下旬
- 価格¥100,000(税抜)
【SPEC】●定格出力:20Hz-20kHz,2ch駆動…100W/ch(6Ω,0.09%THD)、1kHz,1ch駆動…130W/ch(6Ω,0.9%THD) ●実用最大出力(JEITA):1kHz,1ch駆動…160W/ch(6Ω,10%THD) ●内蔵パワーアンプ数:7 ●入力端子:HDMI×8、アナログ音声…RCA×6、デジタル音声…光×2/同軸×2、映像…コンポーネント(同軸)×2/コンポジット×5、USB×1(2.0)、LAN×1 他 ●出力端子:HDMI×2、アナログ音声…スピーカーアウト×7ch/拡張スピーカーアウト×2ch/プリアウト×7ch/サブウーファーアウト×2/AV/RECアウト×1、映像(モニターアウト/ZONE OUT)…コンポーネント(同軸)×1/コンポジット×1、映像(AV/RECアウト)…コンポジット×1、ヘッドホン×1 他 ●チューナー:FM/AMチューナー ●全高調波歪率:PHONO(MM)→AVアウト…0.02%以下、AV5 etc→フロントSPアウト…0.06%以下 ●S/N比(IHF-Aネットワーク):PHONO(MM)→AVアウト 入力ショート35mV…96dB以上、AV5 etc→SPアウト 入力ショート 1kΩ…110dB以上 ●消費電力:220W ●外形寸法:435W×171H×369Dmm(脚部、突起物含む)、435W×234H×382Dmm(無線アンテナ装着時) ●質量:10.6kg