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公開日 2014/08/27 13:00
エプソン、画質と設置性を高めた液晶プロジェクター“dreamio”「EH-TW6600W」
低価格帯モデル「EH-TW530S/530」も
エプソンは、「超解像+ディテール強調機能」を新たに搭載したホームシアター用液晶プロジェクター“dreamio”「EH-TW6600W」「EH-TW6600」など、新製品2シリーズ4機種を9月11日に発売する。
いずれも、エプソン独自の3LCD方式を採用している。モデルごとの詳細は以下の通り。
■レンズシフト/「超解像+ディテール強調機能」対応のハイクオリティモデル
・「EH-TW6600W」¥OPEN(予想実売価格220,000円前後)
・「EH-TW6600」¥OPEN(予想実売価格190,000円前後)
それぞれ、従来モデル「EH-TW6100W」「EH-TW6100」の後継機に位置づけられる機種。EH-TW6600WはWirelessHDトランスミッターを同梱し、BDプレーヤーとのワイヤレス接続に対応する。2機種とも、従来からの進化点としてレンズシフト機能を搭載している。なお、もともと“TW6100”シリーズの上位に位置づけられ、レンズシフト機能搭載モデルであった「EH-TW7200」は、本機の発売をもって販売を終了する。
投写解像度は最大1,920×1,200(WUXGA)。明るさは全白/カラーとも2,500ルーメン、コントラスト比は70,000対1で、明るさ・コントラスト比とも従来モデルより向上している。
明るさについては、新開発のランプを採用し、光学系を最適化することで2,500ルーメンを実現。なお、ランプの明るさは新たに高/中/低の3パターンで調整できるようになった。最大ランプ寿命は高で3,500時間、中で4,000時間、低で5,000時間となっている。
コントラスト比については、アイリスをさらに最適化したことで精度を高めていることと、液晶を透過する際にわずかに乱れる光を調整する補償素子を新開発しており、これらによりネイティブコントラストを向上させている。
新搭載のレンズシフト機能は、上下60%/左右24%をサポート。調整は、本体天面に装備するダイヤル型のノブで行う。さらに、縦/横それぞれ±30度の範囲で手動調整できる台形補正機能も備えている。なお、レンズシフトと台形補正の併用はできない。
そのほかに画質補正機能として、超解像を強化したほか、新たに「ディテール強調」を搭載した点もポイント。超解像機能は、物体の輪郭を検出しその輪郭がシャープに見えるように補正するもので、従来よりも精度を向上させた。また新しく搭載されたディテール強調機能は、映像全体を強調するのではなく、映像を自動判別して必要な場所を最適補正する機能。物体の輪郭だけではなく、表面の細かい凸凹も検出して補正を行う。
なお、超解像とディテール強調の2つは連動しており、超解像の数値を上げると、ディテール強調の数値も自動で上がる仕様としている。ディテール強調機能は、メニューから数値設定を変更することもできる。メニューを開いたときには前回の設定値が表示される。
カラーモードは、「ダイナミックモード」「リビングモード」「シアターモード」「ゲームモード」「3Dシネマ/3Dダイナミック」を備えており、明るさセンサーが部屋の明るさを認識して、自動的に最適なカラーモードを選択する「オートカラーモード」も搭載する。
全体的な画作りについては、「シアターモード」は自然な画に、「リビングモード」は明環境でメリハリある画にという基本方針は従来から変わらないものの、視聴環境にあわせて最適になるよう細部をブラッシュアップしている。シアターモードでは、より自然な表現を追求し、最新のマスターモニターを参考に色調・階調表現等を見直した。特に暗部については、わずかな情報を潰さず、かつ見えすぎることもないように細かい調整を行ったという。リビングモードでは、薄明るいリビング環境における視聴を追求し、これまでよりさらに明るくメリハリのある表現を狙った。具体的にはガンマカーブを見直し、同時に色調表現も再調整している。
また、本機は3D表示にも対応しており、3D映像技術「Bright 3D Drive」も搭載する。3Dは一般的に240Hzで駆動するが、Bright 3D Driveでは480Hzで駆動することにより、明るい3D映像を実現するとしている。なお、上述の超解像+ディテール強調機能は、3D映像にも適用できる。そのほか、動きの速いゲームをより快適に楽しめるようフレーム遅延を抑える「Fastモード機能」も搭載している。なお、Fastモード時は画質が720p相当に低下する。
本体サイズは410W×157H×304Dmmと、従来モデルより設置面積をコンパクトにした。さらに前面排気型とすることで、書棚などの中にも置けるように設置の自由度を高めている。本体には出力10W×2のスピーカーも内蔵しており、本機だけで手軽にコンテンツを楽しむこともできる。
HDMI入力端子は2系統備えており、うち1系統は新しくMHLにも対応している。なお、EH-TW6100Wでは同梱するWirelessHDトランスミッターにもMHL入力端子を備えており、MHL入力したコンテンツをワイヤレスで伝送できる。
そのほか、オプションの無線LANアダプター「ELPAP07」を使用することで、エプソン製プロジェクター用のスマートフォン向けアプリ「iProjection」からスマホ内映像の投影がワイヤレスで行えるようになる。付属のソフトウェア「EasyMP Multi PC Projection(Ver1.21以上)」を利用すれば、プロジェクター本体にネットワーク接続しているスマホやPCなどの投写画面を、1面〜4面分割で表示できる。
■3D対応で手軽に楽しめるスタンダードモデル
・「EH-TW530S」¥OPEN(予想実売価格75,000円前後)
・「EH-TW530」¥OPEN(予想実売価格70,000円前後)
EH-TW530Sはスクリーン付属モデルで、EH-TW530がプロジェクター単体商品となる。本体質量は約2.4kgで、下位モデル「EH-TW410」と同サイズとなる小型軽量化を実現した。2Wのスピーカーも内蔵しており、宅外に持ち出して本体だけで手軽に映像投影を楽しめる。
投影解像度は最大1,280×720(WXGA)。明るさは全白/カラーとも2,800ルーメンで、コントラスト比は15,000対1としている。短焦点レンズを付属しており、2.31メートルの距離で80インチサイズの投影が行える。3D映像の表示にも対応し、2D→3Dコンバージョン機能も装備。3Dメガネは別売となる。垂直/水平とも30度までの台形補正が行える「スライドキーストーン補正」も搭載する。
2画面表示機能にも対応しているほか、動きの速いゲームをより快適に楽しめるようフレーム遅延を抑える「ターボモード機能」も搭載している。なお、ターボモードはカラーモード「ゲーム」選択時のみ有効となる機能で、本モード選択時はスライドキーストーン補正が無効になる。
そのほか、HDMI端子も搭載。うち1系統がMHL機能に対応しており、対応スマートフォンのコンテンツを投影することができる。加えてオプションの無線LANアダプター「ELPAP07」を使用することで、スマホアプリ「iProjection」からの操作も可能。本機では、より接続設定が簡単なQRコード接続に対応している。
【問い合わせ先】
エプソン インフォメーションセンター
TEL/050-3155-7010
いずれも、エプソン独自の3LCD方式を採用している。モデルごとの詳細は以下の通り。
■レンズシフト/「超解像+ディテール強調機能」対応のハイクオリティモデル
・「EH-TW6600W」¥OPEN(予想実売価格220,000円前後)
・「EH-TW6600」¥OPEN(予想実売価格190,000円前後)
それぞれ、従来モデル「EH-TW6100W」「EH-TW6100」の後継機に位置づけられる機種。EH-TW6600WはWirelessHDトランスミッターを同梱し、BDプレーヤーとのワイヤレス接続に対応する。2機種とも、従来からの進化点としてレンズシフト機能を搭載している。なお、もともと“TW6100”シリーズの上位に位置づけられ、レンズシフト機能搭載モデルであった「EH-TW7200」は、本機の発売をもって販売を終了する。
投写解像度は最大1,920×1,200(WUXGA)。明るさは全白/カラーとも2,500ルーメン、コントラスト比は70,000対1で、明るさ・コントラスト比とも従来モデルより向上している。
明るさについては、新開発のランプを採用し、光学系を最適化することで2,500ルーメンを実現。なお、ランプの明るさは新たに高/中/低の3パターンで調整できるようになった。最大ランプ寿命は高で3,500時間、中で4,000時間、低で5,000時間となっている。
コントラスト比については、アイリスをさらに最適化したことで精度を高めていることと、液晶を透過する際にわずかに乱れる光を調整する補償素子を新開発しており、これらによりネイティブコントラストを向上させている。
新搭載のレンズシフト機能は、上下60%/左右24%をサポート。調整は、本体天面に装備するダイヤル型のノブで行う。さらに、縦/横それぞれ±30度の範囲で手動調整できる台形補正機能も備えている。なお、レンズシフトと台形補正の併用はできない。
そのほかに画質補正機能として、超解像を強化したほか、新たに「ディテール強調」を搭載した点もポイント。超解像機能は、物体の輪郭を検出しその輪郭がシャープに見えるように補正するもので、従来よりも精度を向上させた。また新しく搭載されたディテール強調機能は、映像全体を強調するのではなく、映像を自動判別して必要な場所を最適補正する機能。物体の輪郭だけではなく、表面の細かい凸凹も検出して補正を行う。
なお、超解像とディテール強調の2つは連動しており、超解像の数値を上げると、ディテール強調の数値も自動で上がる仕様としている。ディテール強調機能は、メニューから数値設定を変更することもできる。メニューを開いたときには前回の設定値が表示される。
カラーモードは、「ダイナミックモード」「リビングモード」「シアターモード」「ゲームモード」「3Dシネマ/3Dダイナミック」を備えており、明るさセンサーが部屋の明るさを認識して、自動的に最適なカラーモードを選択する「オートカラーモード」も搭載する。
全体的な画作りについては、「シアターモード」は自然な画に、「リビングモード」は明環境でメリハリある画にという基本方針は従来から変わらないものの、視聴環境にあわせて最適になるよう細部をブラッシュアップしている。シアターモードでは、より自然な表現を追求し、最新のマスターモニターを参考に色調・階調表現等を見直した。特に暗部については、わずかな情報を潰さず、かつ見えすぎることもないように細かい調整を行ったという。リビングモードでは、薄明るいリビング環境における視聴を追求し、これまでよりさらに明るくメリハリのある表現を狙った。具体的にはガンマカーブを見直し、同時に色調表現も再調整している。
また、本機は3D表示にも対応しており、3D映像技術「Bright 3D Drive」も搭載する。3Dは一般的に240Hzで駆動するが、Bright 3D Driveでは480Hzで駆動することにより、明るい3D映像を実現するとしている。なお、上述の超解像+ディテール強調機能は、3D映像にも適用できる。そのほか、動きの速いゲームをより快適に楽しめるようフレーム遅延を抑える「Fastモード機能」も搭載している。なお、Fastモード時は画質が720p相当に低下する。
本体サイズは410W×157H×304Dmmと、従来モデルより設置面積をコンパクトにした。さらに前面排気型とすることで、書棚などの中にも置けるように設置の自由度を高めている。本体には出力10W×2のスピーカーも内蔵しており、本機だけで手軽にコンテンツを楽しむこともできる。
HDMI入力端子は2系統備えており、うち1系統は新しくMHLにも対応している。なお、EH-TW6100Wでは同梱するWirelessHDトランスミッターにもMHL入力端子を備えており、MHL入力したコンテンツをワイヤレスで伝送できる。
そのほか、オプションの無線LANアダプター「ELPAP07」を使用することで、エプソン製プロジェクター用のスマートフォン向けアプリ「iProjection」からスマホ内映像の投影がワイヤレスで行えるようになる。付属のソフトウェア「EasyMP Multi PC Projection(Ver1.21以上)」を利用すれば、プロジェクター本体にネットワーク接続しているスマホやPCなどの投写画面を、1面〜4面分割で表示できる。
■3D対応で手軽に楽しめるスタンダードモデル
・「EH-TW530S」¥OPEN(予想実売価格75,000円前後)
・「EH-TW530」¥OPEN(予想実売価格70,000円前後)
EH-TW530Sはスクリーン付属モデルで、EH-TW530がプロジェクター単体商品となる。本体質量は約2.4kgで、下位モデル「EH-TW410」と同サイズとなる小型軽量化を実現した。2Wのスピーカーも内蔵しており、宅外に持ち出して本体だけで手軽に映像投影を楽しめる。
投影解像度は最大1,280×720(WXGA)。明るさは全白/カラーとも2,800ルーメンで、コントラスト比は15,000対1としている。短焦点レンズを付属しており、2.31メートルの距離で80インチサイズの投影が行える。3D映像の表示にも対応し、2D→3Dコンバージョン機能も装備。3Dメガネは別売となる。垂直/水平とも30度までの台形補正が行える「スライドキーストーン補正」も搭載する。
2画面表示機能にも対応しているほか、動きの速いゲームをより快適に楽しめるようフレーム遅延を抑える「ターボモード機能」も搭載している。なお、ターボモードはカラーモード「ゲーム」選択時のみ有効となる機能で、本モード選択時はスライドキーストーン補正が無効になる。
そのほか、HDMI端子も搭載。うち1系統がMHL機能に対応しており、対応スマートフォンのコンテンツを投影することができる。加えてオプションの無線LANアダプター「ELPAP07」を使用することで、スマホアプリ「iProjection」からの操作も可能。本機では、より接続設定が簡単なQRコード接続に対応している。
【問い合わせ先】
エプソン インフォメーションセンター
TEL/050-3155-7010
関連リンク
- ジャンル液晶プロジェクター
- ブランドEPSON
- 型番EH-TW6600W
- 発売日2014年9月11日
- 価格¥OPEN(予想実売価格220,000前後)
【SPEC】●画素数:1,920×1,080×3 ●投写レンズ:1.6倍マニュアルズームフォーカスレンズ、f=1.51-1.99mm、f18.2-29.2 ●光源:250W UHEランプ ●明るさ:2,500lm(最大) ●コントラスト比:70,000対1 ●騒音レベル:24dB(最小) ●映像入力:HDMI×2、コンポーネント×3、ミニD-Sub15pin、RCA×1 ●音声入力:音声L/R×2 ●音声出力端子:ステレオミニジャック ●その他端子:USBタイプA/B、RS-232C、トリガーアウト ●消費電力:385W(待機時0.29W) ●外形寸法:410W×3157H×304Dmm ●質量:約6.8kg
- ジャンル液晶プロジェクター
- ブランドEPSON
- 型番EH-TW6600
- 発売日2014年9月11日
- 価格¥OPEN(予想実売価格190,000円前後)
【SPEC】●画素数:1,920×1,080×3 ●投写レンズ:1.6倍マニュアルズームフォーカスレンズ、f=1.51-1.99mm、f18.2-29.2 ●光源:250W UHEランプ ●明るさ:2,500lm(最大) ●コントラスト比:70,000対1 ●騒音レベル:24dB(最小) ●映像入力:HDMI×2、コンポーネント×3、ミニD-Sub15pin、RCA×1 ●音声入力:音声L/R×2 ●音声出力端子:ステレオミニジャック ●その他端子:USBタイプA/B、RS-232C、トリガーアウト ●消費電力:385W(待機時0.29W) ●外形寸法:410W×3157H×304Dmm ●質量:約6.7kg
- ジャンル液晶プロジェクター
- ブランドEPSON
- 型番EH-TW530S
- 発売日2014年9月11日
- 価格¥OPEN(予想実売価格75,000円前後)
【SPEC】●画素数:1,280×800×3 ●投写レンズ:1.2倍マニュアルズームフォーカスレンズ、f=1.58-1.72mm、f16.9-20.28 ●光源:250W UHEランプ ●明るさ:2,800lm(最大) ●コントラスト比:15,000対1 ●騒音レベル:29dB(最小) ●映像入力:HDMI、ミニD-Sub15pin、RCA×1、Sビデオ ●音声入力:音声L/R×2 ●その他端子:USBタイプA/B ●消費電力:383W(待機時0.24W) ●外形寸法:297W×77H×234Dmm ●質量:約2.4kg
- ジャンル液晶プロジェクター
- ブランドEPSON
- 型番EH-TW530
- 発売日2014年9月11日
- 価格¥OPEN(予想実売価格70,000円前後)
【SPEC】●画素数:1,280×800×3 ●投写レンズ:1.2倍マニュアルズームフォーカスレンズ、f=1.58-1.72mm、f16.9-20.28 ●光源:250W UHEランプ ●明るさ:2,800lm(最大) ●コントラスト比:15,000対1 ●騒音レベル:29dB(最小) ●映像入力:HDMI、ミニD-Sub15pin、RCA×1、Sビデオ ●音声入力:音声L/R×2 ●その他端子:USBタイプA/B ●消費電力:383W(待機時0.24W) ●外形寸法:297W×77H×234Dmm ●質量:約2.4kg