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公開日 2016/09/07 19:03
ケンウッド、11.2MHz DSD再生やCarPlayに対応した“彩速ナビ”「MDV-Z904W/Z904」
192kHz/24bit対応のスタンダード機も
JVCケンウッドは、KENWOODブランドよりハイレゾ再生に対応したAVナビゲーションシステム“彩速ナビ”の新製品4機種を10月中旬から発売する。
・「MDV-Z904W/Z904」¥OPEN(予想実売価格14万円前後)(税抜)
・「MDV-Z704W/Z704」¥OPEN(予想実売価格12万円前後)
JVCケンウッドは本日7日、上記製品について発表会を開催した。MDV-Z904WとMDV-Z904はDSD対応のトップエンドモデル、MDV-Z704WとMDV-Z704はDSD非対応のハイレゾ対応スタンダード機となる。型名に「W」がついた「Z904W」と「Z704W」はワイドモデルで、新開発の完全フルフラット静電タッチパネルを搭載する。また、各モデルが地上デジタルテレビチューナー、Bluetoothを内蔵。DVD/USB/SDカードに対応する。以下に各モデルの詳細を記す。
■11.2MHz DSD再生に対応したトップエンドモデル「MDV-Z904W/Z904」
“彩速ナビ”のトップエンドモデル「MDV-Z904W/Z904」は、FLAC、WAVに加えて新たにDSDに対応。ハイレゾ再生を強化した。DSDは最大11.2MHzの再生に対応する。DACデバイスには、旭化成エレクトロニクス(AKM)製の32bit DACを搭載。すべての音源を192KHz/32bitへアップコンバートし、ハイレゾで処理を行う。
音質面では、MDV-Z904W/Z904が「プロモードEQ」を搭載。視聴位置やスピーカー位置などのポイントに合わせて周波数レベルや周波数帯域を細やかに調整することができ、車室内を高音質再生のベースとなる最適な特性に整えることが可能となっている。独自の高音質化技術「K2テクノロジー」も採用する。
Apple CarPlayおよびAndroid Autoにも対応。Apple CarPlayでは、iPhoneの音声認識機能「Siri」を用いて走行中の通話、音楽再生、マップなどの操作をハンズフリーで行える。Android Autoでは、Googleマップなどのスマートフォン機能をナビ画面で操作できる。
「KENWOOD Smartphone Control」は、本機とAndroid搭載スマートフォンをBluetoothとHDMI/MHLケーブルの両方で接続することで、スマートフォンの画面をナビ画面に表示し、スマートフォンの音楽ファイルの再生やアプリの起動などをナビ画面から操作できる。
さらにAndroid端末では、USB接続で給電とテザリングが同時に行える「USBテザリング」に新たに対応。スマートフォンのバッテリー管理を気にする必要がなくなった。
■スタンダードモデル「MDV-Z704W/Z704」は192kHz/24bit PCM再生に対応
スタンダードモデルとなるMDV-Z704W/Z704は、DSD再生には非対応だが、192kHz/24bitのWAV、FLACなどの再生に対応する。AKM製の32bit DACを搭載。192kHz/32bitへアップコンバートしての処理や、K2テクノロジーを採用する点などは共通だ。
Apple CarPlayおよびAndroid Auto、KENWOOD Smartphone Controlなど上述の機能についても非搭載となっている。
以下の機能については、MDV-Z904W/Z904とMDV-Z704W/Z704で共通となっている。
■最新のナビゲーション機能を搭載。操作レスポンスも追求
ナビゲーション機能では、高画質と高速レスポンスを追求。高精細WVGA液晶パネル、高輝度ホワイトLEDバックライトとともに、静電容量式光沢タッチパネルを採用。表面フィルムには撥油性タイプのフィルムを用い、指紋等を拭き取りやすくし、画面を美しく保つことができる。
デュアルコアCPUを搭載の「ジェットレスポンスエンジンV」と同社独自のデータ圧縮技術「S3フォーマット」を採用。HDDナビと同等レベルの膨大なナビデータを収録しながら、スムーズに情報を活用できる。
操作系では、HOMEボタンに触れると操作ボタンが地図画面上に浮かび上がる「アクティブオーバーレイGUI」を採用。直感的でスムーズな操作が行える。「マイメニュー機能」は、AV/地図/Widgetなどを一画面に集約したエンターテインメント画面と、日常よく使う機能などのショートカットを集約した画面を備える。
また画面の左側から引き出す「INFOウィンドウ」を新たに搭載。目的地への到着予定時間や残距離をグラフィカルに表示できる。天気やカレンダーをタップすれば、詳細画面で確認が行える。大きく見やすいアナログ時計も表示でき、ドライブ中にドライバーが必要となる情報を一元管理できるようにした。
さらに同社は、ナビ連動型ドライブレコーダー「DRV-N520」と、市販向け1DINカーオーディオ4モデルも同日に発表した。
<ドライブレコーダー>
・「DRV-N520」 ¥OPEN(予想実売価格22,000円前後) 11月上旬発売
<1DINカーオーディオ>
・「U360BT」¥OPEN(予想実売価格7,000円前後)10月中旬発売
・「U320BT」¥OPEN(予想実売価格15,000円前後)10月中旬発売
・「U320W」¥OPEN(予想実売価格12,000円前後)10月中旬発売
・「U320L」¥OPEN(予想実売価格12,000円前後)10月中旬発売
同社の新井卓也・執行役員常務は、「自動車登録台数の減少に伴って、2013年度をピークにカーナビの出荷も減少傾向が続いている。さらに市販モデルの割合も下がり、10万円以上のカーナビは2011年(50%)から10%台になり、直近は6割がコモディティー化してしまっている。そんな中で、圧倒的なレスポンスと、スマホとの連携、さらに昨年は業界初のハイレゾ対応と、彩速ナビはプレミアムモデルとしてのポジションを確立している」とコメント。
「新たな“Z”は、ドライブレコーダーとのセット提案も含め、こだわりの強いユーザーに最高の性能を提供していきます」と意気込みを述べた。
・「MDV-Z904W/Z904」¥OPEN(予想実売価格14万円前後)(税抜)
・「MDV-Z704W/Z704」¥OPEN(予想実売価格12万円前後)
JVCケンウッドは本日7日、上記製品について発表会を開催した。MDV-Z904WとMDV-Z904はDSD対応のトップエンドモデル、MDV-Z704WとMDV-Z704はDSD非対応のハイレゾ対応スタンダード機となる。型名に「W」がついた「Z904W」と「Z704W」はワイドモデルで、新開発の完全フルフラット静電タッチパネルを搭載する。また、各モデルが地上デジタルテレビチューナー、Bluetoothを内蔵。DVD/USB/SDカードに対応する。以下に各モデルの詳細を記す。
■11.2MHz DSD再生に対応したトップエンドモデル「MDV-Z904W/Z904」
“彩速ナビ”のトップエンドモデル「MDV-Z904W/Z904」は、FLAC、WAVに加えて新たにDSDに対応。ハイレゾ再生を強化した。DSDは最大11.2MHzの再生に対応する。DACデバイスには、旭化成エレクトロニクス(AKM)製の32bit DACを搭載。すべての音源を192KHz/32bitへアップコンバートし、ハイレゾで処理を行う。
音質面では、MDV-Z904W/Z904が「プロモードEQ」を搭載。視聴位置やスピーカー位置などのポイントに合わせて周波数レベルや周波数帯域を細やかに調整することができ、車室内を高音質再生のベースとなる最適な特性に整えることが可能となっている。独自の高音質化技術「K2テクノロジー」も採用する。
Apple CarPlayおよびAndroid Autoにも対応。Apple CarPlayでは、iPhoneの音声認識機能「Siri」を用いて走行中の通話、音楽再生、マップなどの操作をハンズフリーで行える。Android Autoでは、Googleマップなどのスマートフォン機能をナビ画面で操作できる。
「KENWOOD Smartphone Control」は、本機とAndroid搭載スマートフォンをBluetoothとHDMI/MHLケーブルの両方で接続することで、スマートフォンの画面をナビ画面に表示し、スマートフォンの音楽ファイルの再生やアプリの起動などをナビ画面から操作できる。
さらにAndroid端末では、USB接続で給電とテザリングが同時に行える「USBテザリング」に新たに対応。スマートフォンのバッテリー管理を気にする必要がなくなった。
■スタンダードモデル「MDV-Z704W/Z704」は192kHz/24bit PCM再生に対応
スタンダードモデルとなるMDV-Z704W/Z704は、DSD再生には非対応だが、192kHz/24bitのWAV、FLACなどの再生に対応する。AKM製の32bit DACを搭載。192kHz/32bitへアップコンバートしての処理や、K2テクノロジーを採用する点などは共通だ。
Apple CarPlayおよびAndroid Auto、KENWOOD Smartphone Controlなど上述の機能についても非搭載となっている。
以下の機能については、MDV-Z904W/Z904とMDV-Z704W/Z704で共通となっている。
■最新のナビゲーション機能を搭載。操作レスポンスも追求
ナビゲーション機能では、高画質と高速レスポンスを追求。高精細WVGA液晶パネル、高輝度ホワイトLEDバックライトとともに、静電容量式光沢タッチパネルを採用。表面フィルムには撥油性タイプのフィルムを用い、指紋等を拭き取りやすくし、画面を美しく保つことができる。
デュアルコアCPUを搭載の「ジェットレスポンスエンジンV」と同社独自のデータ圧縮技術「S3フォーマット」を採用。HDDナビと同等レベルの膨大なナビデータを収録しながら、スムーズに情報を活用できる。
操作系では、HOMEボタンに触れると操作ボタンが地図画面上に浮かび上がる「アクティブオーバーレイGUI」を採用。直感的でスムーズな操作が行える。「マイメニュー機能」は、AV/地図/Widgetなどを一画面に集約したエンターテインメント画面と、日常よく使う機能などのショートカットを集約した画面を備える。
また画面の左側から引き出す「INFOウィンドウ」を新たに搭載。目的地への到着予定時間や残距離をグラフィカルに表示できる。天気やカレンダーをタップすれば、詳細画面で確認が行える。大きく見やすいアナログ時計も表示でき、ドライブ中にドライバーが必要となる情報を一元管理できるようにした。
さらに同社は、ナビ連動型ドライブレコーダー「DRV-N520」と、市販向け1DINカーオーディオ4モデルも同日に発表した。
<ドライブレコーダー>
・「DRV-N520」 ¥OPEN(予想実売価格22,000円前後) 11月上旬発売
<1DINカーオーディオ>
・「U360BT」¥OPEN(予想実売価格7,000円前後)10月中旬発売
・「U320BT」¥OPEN(予想実売価格15,000円前後)10月中旬発売
・「U320W」¥OPEN(予想実売価格12,000円前後)10月中旬発売
・「U320L」¥OPEN(予想実売価格12,000円前後)10月中旬発売
同社の新井卓也・執行役員常務は、「自動車登録台数の減少に伴って、2013年度をピークにカーナビの出荷も減少傾向が続いている。さらに市販モデルの割合も下がり、10万円以上のカーナビは2011年(50%)から10%台になり、直近は6割がコモディティー化してしまっている。そんな中で、圧倒的なレスポンスと、スマホとの連携、さらに昨年は業界初のハイレゾ対応と、彩速ナビはプレミアムモデルとしてのポジションを確立している」とコメント。
「新たな“Z”は、ドライブレコーダーとのセット提案も含め、こだわりの強いユーザーに最高の性能を提供していきます」と意気込みを述べた。