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公開日 2017/12/16 21:12
<ポタフェス>エレコム、デュアルダイナミック型「DH1000A」を披露/ラディウスはLightningイヤホンの新製品
Bluetooth、Lightningイヤホンにも脚光
本日12月16日と17日、東京・秋葉原にて開催されているポータブルオーディオイベント「ポタフェス2017」。本記事では、ベルサール秋葉原にブースを構えるELECOM、ラディウス、HIFIMAN JAPAN、サトレックス、オーツェイド、カイザーサウンド、北日本音響株式会社の出展内容をレポートする。
■ELECOM
ELECOMは、ワイヤードイヤホンとBluetoothイヤホンで大きく2つのコーナーに分けて出展を行っていた。
特に注目されていたのは、今週発表となったダイナミックドライバー2基を搭載するイヤホン「EHP-DH1000A」(関連ニュース)。担当者によれば、「デュアル・ダイナミックドライバーのエネルギー感を活かしながら、音のディテールがハッキリと分かる。一般的なデュアルダイナミック型とはまた異なる音を目指した」とのこと。
音質チューニングの具体的な手法として、音像を整えるために、電気的な手法ではなく純粋な音響構造のみで、500〜600Hzの帯域で2つのドライバーをクロスオーバーさせているとのことだった。
■ラディウス
ラディウスは、昨日発表されたLightningコネクター接続のハイレゾ対応イヤホン「HP-NEL31」「HPNEL21」、Lightning接続対応のMMCXケーブル「HC-M100L」(関連ニュース)を早速出展。同社のこれまでのLightningイヤホンは高価格モデルのみのラインナップとなっていたが、より手頃な価格で手に入るモデルとしてこれらの製品が企画されたという。
また、ダイナミックドライバー裏面の空気圧を調整するRAF構造を備えたハイレゾイヤホン「HP-NX100」(関連ニュース)の試聴機も用意されていた。
■HIFIMAN JAPAN
同社のハイエンドイヤホン「RE2000」「RE800J」や、開発中のヘッドホン「SUNDARA」などを出展。「SUNDARA」は過去のイベントから引き続いての参考出展。コストパフォーマンスの高さを前面に押し出した平面駆動型ヘッドホンで、ダイアフラムの改良により従来機種のHE400に比べて80%の薄型化を実現したとしている。新規設計の装着感に優れたヘッドバンドも特徴となっている。
SUNDARAについてはサウンドチューニングをさらに調整していくということで、同社の担当者は「来年1〜2月ごろに発売できれば」と話していた。
■サトレックス
サトレックスは、同社イヤホンのエントリーモデル「DH298-A1”TSUBOMI”」をベースに、USB Type-C接続に対応させた「DH309-A1」を参考出展。スマホのUSB Type-C端子からデジタル信号を取り出し、内蔵DACで音声信号に変換する仕組みとなっている。
また、以前からイベント出展していた耳掛けタイプの新型イヤホン「DH303-A」も登場。以前までは3Dプリンターで出力した試作機が出展されていたが、今回は販売モデルとほぼ同じ、金型から生産した個体が試聴可能となっていた。発売時期は来年1月末頃を予定し、価格は7千円を切る程度を見込んでいる(関連ニュース)。
■オーツェイド
オーツェイドは自社ブランド intimeより、新イヤホン「煌(kira)」「轟(Go)」を出展。16時から行われた発表会を皮切りに、ブースでも試聴会を開始した。価格は1万3千円前後を予定し、12月下旬発売予定。来週からe☆イヤホン各店舗でも試聴可能になるという。
従来モデル「蒼(Sora)」から引き続き、セラミック圧電素子のトゥイーターとダイナミック型ウーファーから成るハイブリッド型。外見は似ているが「煌」は厚みのあるボーカル、「轟」は重低音にフォーカスした音作りとなっており、設計もやや異なる。
トゥイーターは従来のユニットより音圧を6dB増強した「VST2」を採用。ウーファーも「煌」はカーボンコーティング、「轟」はチタンコーティングされた振動板を採用している。
■カイザーサウンド
過去のイベントにも出展していた、純銀鋳造イヤホンの完成版を出展。「予算に上限を設けず、最高の音を目指した」とのことで、ケーブルなどが付属しない本体のみを18万円(税抜)にて受注している。
ハウジングは歯科技工の技術を用いた精密加工によって製造、研磨剤を吹き付けるサンドブラスト加工で梨地仕上げが施されている。
イヤホン本体に組み合わせるケーブルも数種類が出展され、7千円のものから20万円台のものまで幅広い価格帯のモデルを用意。ケーブル分岐部に取り付けられたスプリッターは、「表面積を増やすことで余分な振動を逃し、音ヌケを改善する」という思想の元、金型製造の精密加工技術によってロゴ部分がくり抜かれている。形状も振動抑制のために工夫を施しているという。
■北日本音響株式会社
スピーカーなどを主に手がけてきた北日本音響株式会社は、自社ブランド Mother Audioから試作イヤホンを参考出展。サウンドチューニングなどについて来場者から意見を募っていた。
同社のイヤホン第1弾「ME8」「ME5」が高価格帯モデルであったのに対し、参考出展品は2万円前後までの価格帯を想定。ME8などと同じ金属筐体、MMCX端子対応を引き継ぎつつ、ハウジングカラーはカジュアルな印象のホワイトとしている。試作状態でのチューニングは、ポップスやロックに向いたドンシャリ傾向とのこと。
■ELECOM
ELECOMは、ワイヤードイヤホンとBluetoothイヤホンで大きく2つのコーナーに分けて出展を行っていた。
特に注目されていたのは、今週発表となったダイナミックドライバー2基を搭載するイヤホン「EHP-DH1000A」(関連ニュース)。担当者によれば、「デュアル・ダイナミックドライバーのエネルギー感を活かしながら、音のディテールがハッキリと分かる。一般的なデュアルダイナミック型とはまた異なる音を目指した」とのこと。
音質チューニングの具体的な手法として、音像を整えるために、電気的な手法ではなく純粋な音響構造のみで、500〜600Hzの帯域で2つのドライバーをクロスオーバーさせているとのことだった。
■ラディウス
ラディウスは、昨日発表されたLightningコネクター接続のハイレゾ対応イヤホン「HP-NEL31」「HPNEL21」、Lightning接続対応のMMCXケーブル「HC-M100L」(関連ニュース)を早速出展。同社のこれまでのLightningイヤホンは高価格モデルのみのラインナップとなっていたが、より手頃な価格で手に入るモデルとしてこれらの製品が企画されたという。
また、ダイナミックドライバー裏面の空気圧を調整するRAF構造を備えたハイレゾイヤホン「HP-NX100」(関連ニュース)の試聴機も用意されていた。
■HIFIMAN JAPAN
同社のハイエンドイヤホン「RE2000」「RE800J」や、開発中のヘッドホン「SUNDARA」などを出展。「SUNDARA」は過去のイベントから引き続いての参考出展。コストパフォーマンスの高さを前面に押し出した平面駆動型ヘッドホンで、ダイアフラムの改良により従来機種のHE400に比べて80%の薄型化を実現したとしている。新規設計の装着感に優れたヘッドバンドも特徴となっている。
SUNDARAについてはサウンドチューニングをさらに調整していくということで、同社の担当者は「来年1〜2月ごろに発売できれば」と話していた。
■サトレックス
サトレックスは、同社イヤホンのエントリーモデル「DH298-A1”TSUBOMI”」をベースに、USB Type-C接続に対応させた「DH309-A1」を参考出展。スマホのUSB Type-C端子からデジタル信号を取り出し、内蔵DACで音声信号に変換する仕組みとなっている。
また、以前からイベント出展していた耳掛けタイプの新型イヤホン「DH303-A」も登場。以前までは3Dプリンターで出力した試作機が出展されていたが、今回は販売モデルとほぼ同じ、金型から生産した個体が試聴可能となっていた。発売時期は来年1月末頃を予定し、価格は7千円を切る程度を見込んでいる(関連ニュース)。
■オーツェイド
オーツェイドは自社ブランド intimeより、新イヤホン「煌(kira)」「轟(Go)」を出展。16時から行われた発表会を皮切りに、ブースでも試聴会を開始した。価格は1万3千円前後を予定し、12月下旬発売予定。来週からe☆イヤホン各店舗でも試聴可能になるという。
従来モデル「蒼(Sora)」から引き続き、セラミック圧電素子のトゥイーターとダイナミック型ウーファーから成るハイブリッド型。外見は似ているが「煌」は厚みのあるボーカル、「轟」は重低音にフォーカスした音作りとなっており、設計もやや異なる。
トゥイーターは従来のユニットより音圧を6dB増強した「VST2」を採用。ウーファーも「煌」はカーボンコーティング、「轟」はチタンコーティングされた振動板を採用している。
■カイザーサウンド
過去のイベントにも出展していた、純銀鋳造イヤホンの完成版を出展。「予算に上限を設けず、最高の音を目指した」とのことで、ケーブルなどが付属しない本体のみを18万円(税抜)にて受注している。
ハウジングは歯科技工の技術を用いた精密加工によって製造、研磨剤を吹き付けるサンドブラスト加工で梨地仕上げが施されている。
イヤホン本体に組み合わせるケーブルも数種類が出展され、7千円のものから20万円台のものまで幅広い価格帯のモデルを用意。ケーブル分岐部に取り付けられたスプリッターは、「表面積を増やすことで余分な振動を逃し、音ヌケを改善する」という思想の元、金型製造の精密加工技術によってロゴ部分がくり抜かれている。形状も振動抑制のために工夫を施しているという。
■北日本音響株式会社
スピーカーなどを主に手がけてきた北日本音響株式会社は、自社ブランド Mother Audioから試作イヤホンを参考出展。サウンドチューニングなどについて来場者から意見を募っていた。
同社のイヤホン第1弾「ME8」「ME5」が高価格帯モデルであったのに対し、参考出展品は2万円前後までの価格帯を想定。ME8などと同じ金属筐体、MMCX端子対応を引き継ぎつつ、ハウジングカラーはカジュアルな印象のホワイトとしている。試作状態でのチューニングは、ポップスやロックに向いたドンシャリ傾向とのこと。