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公開日 2018/04/28 18:36
【ヘッドホン祭】AUDEZE、初のゲーミングヘッドセット「MOBIUS」/茶楽音人「Co-Donguri」に真鍮製の新モデル
COWONも新ハイレゾDAPを参考展示
本日4月28日(土)と29日(日)の2日間にわたり、中野サンプラザで開催される「春のヘッドホン祭り2018」。本稿ではAUDEZE、茶楽音人、COWONなどのブースをレポートしたい。
■AUDEZE
アスクのブースでは同社が取り扱うAUDEZEブランドの製品を出展。なかでも参考出展となったヘッドホン「LCD-4Z」と「MOBIUS」は、今回がイベント初出展ということもあり特に注目を集めていた。
LCD-4Zは開放型の平面磁界・前面駆動式ヘッドホンで、「LCD」シリーズのフラグシップモデルである「LCD-4」を低インピーダンス化。より鳴らしやすく仕様変更したモデルとなる。価格は「LCD-4」と同等で、5月末頃の発売を予定しているという。
ハウジングの木材部分について、LCD-4ではエボニーを使用していたが、LCD-4Zではカスタマイズができるようなサービスを展開する予定としている。インピーダンスは15 -18Ωを予定。付属品としてシングルエンドケーブルおよびトラベルケースが用意される。
MOBIUSは、同ブランド初となるゲーミングヘッドセット。パソコンとのUSB接続およびスマートフォンなどとのBluetooth接続に対応している。AUDEZEらしく平面磁界型・前面駆動式の密閉型ヘッドホンで、N50ネオジムマグネットを採用。BluetoothコーデックはSBC/AAC/LDACに対応する。価格は6万円台を予定しており、発売時期は未定とのこと。
3D立体音響機能を搭載しており、7.1chや5.1chなどのサラウンドで聴いているかのような再生が可能とのこと。また、Wavesの「Nx technology」を採用し、顔の向きにかかわらず音が定位するため、よりゲーミングや映画鑑賞などで没入感を高めることができるとしている。周波数特性は10Hz - 50kHzで、最大出力は120dB。THDは<0.1%(1kHz/1mW)、感度は101dB/mW。
■茶楽音人/Ar:tio
TTRが展開するブースでは、茶楽音人の人気エントリーイヤホン「Co-Donguri 雫」シリーズの新モデルが出展された。
「Co-Donguri Brass」は、筐体をアルミから真鍮に変更するとともに、イヤーチップにはfinal製を採用したモデル。コードには4芯構成のOFCリッツ線を採用し、「ナチュラルな音の響きを楽しめる」と説明される。カラーはボルドーとノワールの2色を展開する。
このCo-Donguri Brassをベースに、端子を2.5mmと4,4mmとした「Co-Dounguri φ2.5mm」「Co-Dounguri φ4.4mm」も新たにラインナップ。バランス接続により、臨場感やリアルな音像を追求したとする。カラーは2.5mmモデルがインディゴ、4.4mmモデルがソナーブラック。どのモデルも7月頃の発売を目標としており、価格は現行のCo-Donguri 雫と同程度を予定しているとのこと。
また同じくTTRが取り扱うAr:tioの、ヘルムホルツ共鳴の仕組みを応用した音響技術「a.i.m」を搭載したイヤホン「CU1」などが展示、試聴できるようになっていた。
現在、注文が多く生産が追いついていない状態で、「6月頃には店頭に並ぶようにしたい」というCU1。純正バランスケーブルが4月20日より先行して発売を開始しており、担当者は「定位表現が得意なCU1はバランス接続によりその特徴をさらに楽しめる」と説明する。また同ブランドの「RK01」については、夏頃の発売を目標にしているとのこと。
■Stellanova
パイオニアが展開するワイヤレスサウンドシステム「Stellanova」を展示するブースでは、ワイヤレス部とUSB-DACアンプ部にヘッドホンを接続したシンプルな構成で、そのサウンドを確かめることができるようになっていた。
Android向け音楽再生アプリ「Wireless Hi-Res Player 〜Stellanova〜 」がDSD 5.6MHzまでの再生が可能となったなど、ソフトウェア面でのアップデートを継続しているが、ハードウェアの展開についても検討しているという。
■エレキット
エレキットのブースでは、真空管ポータブルアンプ「TU-HP01」「TU-HP03」を展示。TH-HP01は入力部に真空管、出力部にオペアンプを使用したハイブリッド構成のヘッドホンアンプ。TH-HP03はTH-HP01をベースに、各チャンネルに1つずつのデュアルオペアンプを使用したモデルとなる。
オペアンプの交換が行えるこれらのモデルにおいて、「MUSES 8920」や「OPA 2134」など、選んだオペアンプの違いによってどう音が変化するか実際に体験できるよう、交換済みの個体が並べられ、聴き比べが楽しめるようになっていた。
■COWON
テクタイトが展開するブースでは、COWONの完全ワイヤレスイヤホン「CF2」を展示。クラウドファンディングサイト「Makuake」で先行販売されるモデルで、一般販売は6月からを予定している。
Bluetoothのバージョンは5.0。高感度セラミックアンテナ、台湾Airoha Technology社製音響チップの搭載により、受信距離と通信安定性を大幅に向上したという。
またハイレゾDAP「PLENUE V」も参考展示された。本国ではすでに発売済みで、日本では夏前の発売を目指すとしている。PCM 192kHz/24bitまでの再生に対応し、シーラスロジックの「CS43131」を搭載。ヘッドホン端子は3.5mmステレオを1系統備える。価格は3万円前後を予定 する。
■AUDEZE
アスクのブースでは同社が取り扱うAUDEZEブランドの製品を出展。なかでも参考出展となったヘッドホン「LCD-4Z」と「MOBIUS」は、今回がイベント初出展ということもあり特に注目を集めていた。
LCD-4Zは開放型の平面磁界・前面駆動式ヘッドホンで、「LCD」シリーズのフラグシップモデルである「LCD-4」を低インピーダンス化。より鳴らしやすく仕様変更したモデルとなる。価格は「LCD-4」と同等で、5月末頃の発売を予定しているという。
ハウジングの木材部分について、LCD-4ではエボニーを使用していたが、LCD-4Zではカスタマイズができるようなサービスを展開する予定としている。インピーダンスは15 -18Ωを予定。付属品としてシングルエンドケーブルおよびトラベルケースが用意される。
MOBIUSは、同ブランド初となるゲーミングヘッドセット。パソコンとのUSB接続およびスマートフォンなどとのBluetooth接続に対応している。AUDEZEらしく平面磁界型・前面駆動式の密閉型ヘッドホンで、N50ネオジムマグネットを採用。BluetoothコーデックはSBC/AAC/LDACに対応する。価格は6万円台を予定しており、発売時期は未定とのこと。
3D立体音響機能を搭載しており、7.1chや5.1chなどのサラウンドで聴いているかのような再生が可能とのこと。また、Wavesの「Nx technology」を採用し、顔の向きにかかわらず音が定位するため、よりゲーミングや映画鑑賞などで没入感を高めることができるとしている。周波数特性は10Hz - 50kHzで、最大出力は120dB。THDは<0.1%(1kHz/1mW)、感度は101dB/mW。
■茶楽音人/Ar:tio
TTRが展開するブースでは、茶楽音人の人気エントリーイヤホン「Co-Donguri 雫」シリーズの新モデルが出展された。
「Co-Donguri Brass」は、筐体をアルミから真鍮に変更するとともに、イヤーチップにはfinal製を採用したモデル。コードには4芯構成のOFCリッツ線を採用し、「ナチュラルな音の響きを楽しめる」と説明される。カラーはボルドーとノワールの2色を展開する。
このCo-Donguri Brassをベースに、端子を2.5mmと4,4mmとした「Co-Dounguri φ2.5mm」「Co-Dounguri φ4.4mm」も新たにラインナップ。バランス接続により、臨場感やリアルな音像を追求したとする。カラーは2.5mmモデルがインディゴ、4.4mmモデルがソナーブラック。どのモデルも7月頃の発売を目標としており、価格は現行のCo-Donguri 雫と同程度を予定しているとのこと。
また同じくTTRが取り扱うAr:tioの、ヘルムホルツ共鳴の仕組みを応用した音響技術「a.i.m」を搭載したイヤホン「CU1」などが展示、試聴できるようになっていた。
現在、注文が多く生産が追いついていない状態で、「6月頃には店頭に並ぶようにしたい」というCU1。純正バランスケーブルが4月20日より先行して発売を開始しており、担当者は「定位表現が得意なCU1はバランス接続によりその特徴をさらに楽しめる」と説明する。また同ブランドの「RK01」については、夏頃の発売を目標にしているとのこと。
■Stellanova
パイオニアが展開するワイヤレスサウンドシステム「Stellanova」を展示するブースでは、ワイヤレス部とUSB-DACアンプ部にヘッドホンを接続したシンプルな構成で、そのサウンドを確かめることができるようになっていた。
Android向け音楽再生アプリ「Wireless Hi-Res Player 〜Stellanova〜 」がDSD 5.6MHzまでの再生が可能となったなど、ソフトウェア面でのアップデートを継続しているが、ハードウェアの展開についても検討しているという。
■エレキット
エレキットのブースでは、真空管ポータブルアンプ「TU-HP01」「TU-HP03」を展示。TH-HP01は入力部に真空管、出力部にオペアンプを使用したハイブリッド構成のヘッドホンアンプ。TH-HP03はTH-HP01をベースに、各チャンネルに1つずつのデュアルオペアンプを使用したモデルとなる。
オペアンプの交換が行えるこれらのモデルにおいて、「MUSES 8920」や「OPA 2134」など、選んだオペアンプの違いによってどう音が変化するか実際に体験できるよう、交換済みの個体が並べられ、聴き比べが楽しめるようになっていた。
■COWON
テクタイトが展開するブースでは、COWONの完全ワイヤレスイヤホン「CF2」を展示。クラウドファンディングサイト「Makuake」で先行販売されるモデルで、一般販売は6月からを予定している。
Bluetoothのバージョンは5.0。高感度セラミックアンテナ、台湾Airoha Technology社製音響チップの搭載により、受信距離と通信安定性を大幅に向上したという。
またハイレゾDAP「PLENUE V」も参考展示された。本国ではすでに発売済みで、日本では夏前の発売を目指すとしている。PCM 192kHz/24bitまでの再生に対応し、シーラスロジックの「CS43131」を搭載。ヘッドホン端子は3.5mmステレオを1系統備える。価格は3万円前後を予定 する。