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公開日 2018/08/31 06:15
<IFA>ついに登場!ゼンハイザー初の完全ワイヤレスイヤホン「MOMENTUM True Wireless」
外音取り込み機能も装備
IFA2018に出展するゼンハイザーは、同社初の完全ワイヤレスイヤホン「MOMENTUM True Wireless」を発表した。ヨーロッパでの発売は11月半ばを予定。価格は299ユーロ(約38,700円)。日本では2018年末の発売が予定されているが、販売価格は未定。
イヤホンはブラックの樹脂ボディの側面にシルバーのメタルプレートを合わせ、中央にゼンハイザーのロゴが配置されている。ケースはファブリック素材。片手に心地よく収まるサイズ感だ。ケースのカラーはライトグレー1色のみ。
本体には7mm口径のダイナミック型“SYS7”ドライバーを搭載。振動板はゼンハイザーがドイツに構える工場で設計・生産している。
左右のフェイスプレートはタッチパネルリモコンになっており、左側が音楽再生、右側がハンズフリーのコントロールにそれぞれ割り当てられている。パネルを長押しすると左側が音量ダウン、右側がアップに設定されている。
なお、対応するBluetoothオーディオのコーデックはaptXとaptX LL、AAC、SBCとなる。
左右のイヤホン間はNFMIで接続する方式で、音楽再生時の通信が途切れにくく、ノイズの混入が少ないのが特徴。ハンズフリー通話は左右から音声が聞こえるステレオリスニング対応。右側がマスターになっており、片耳だけでモノラルリスニングのヘッドセットとしても使える。
内蔵マイクで集音した環境音を、音楽を聴きながらモニタリングできるトランスペアレンシー機能(外音取り込み機能)も搭載した。ただしノイズキャンセリング機能は非搭載。
本体に搭載するバッテリーはイヤホン単体で4時間、ケースを合わせて全12時間のリスニングが行える。ケースの充電用端子はUSB Type-C。
会場に展示されていたデモ機を試聴してみた。ゼンハイザーの定番イヤホン「MOMENTUM In-Ear」のように中高域の透明度が高くシャープな印象のサウンドを想像していたのだが、MOMENTUM True Wirelessはミドルレンジに厚みがあり、エネルギッシュなサウンドだった。低音はタイトでスピード感豊か。MOMENTUM In-Earほど高域がきらびやかな印象は強くないが、全体にバランスが良く、まとまりのある音に仕上がっていると感じた。
ゼンハイザーで本機の商品企画を担当したFrank Foppe氏は「MOMENTUM True Wirelessはよりナチュラルバランスで、オーディオファイル志向の音にキャラクターをシフトさせている」と語っていた。本体はIPX4相当の防滴設計。いわゆるスポーツイヤホンではないが、Foppe氏は「スポーツシーンでの汗濡れやアウトドアユースで水滴に当たっても問題なく楽しんでもらえるはず」と太鼓判を押している。
本機からスマホのコンパニオンアプリが「Captune(キャプチューン)」から一新され、「Sennheiser Smart Control」を使うことになる。本体セットアップや音楽再生コントロール、ソフトウェアアップデートに活用するアプリはiOS/Android両対応。
会場で確かめた本機の装着感は、想像以上に安定感が高かった。同梱されるイヤーピースは4種類。ノズル穴のところに十字のガードが配置されている専用のイヤーピースだ。ノズルは細身だが、コンプライの完全ワイヤレスイヤホン用のフォームチップも使えそうだ。
Foppe氏は「これからゼンハイザーは完全ワイヤレスイヤホンにますます力を入れていく。まずは第1弾の本機をぜひ楽しんでほしい」と語っていた。日本上陸が楽しみだ。
ゼンハイザーのブースには、同社が独自に開発してきた立体音響技術「AMBEO(アンビオ)」を搭載する初の5.1.4chサラウンドシアターバー「AMBEO Soundbar」も展示され、デモンストレーションを行っていた。専用ルームでサッカー、映画に音楽コンテンツを体験してみた。
音を聴くと、ゼンハイザーがこれまでIFAやCESで披露してきたシアターバーの試作機と比べて音の暴れが圧倒的に少なくなり、精度が格段に高まったことが実感される機体の仕上がり具合だった。ヨーロッパでは2019年の発売を予定している。続報を待ちたい。
イヤホンはブラックの樹脂ボディの側面にシルバーのメタルプレートを合わせ、中央にゼンハイザーのロゴが配置されている。ケースはファブリック素材。片手に心地よく収まるサイズ感だ。ケースのカラーはライトグレー1色のみ。
本体には7mm口径のダイナミック型“SYS7”ドライバーを搭載。振動板はゼンハイザーがドイツに構える工場で設計・生産している。
左右のフェイスプレートはタッチパネルリモコンになっており、左側が音楽再生、右側がハンズフリーのコントロールにそれぞれ割り当てられている。パネルを長押しすると左側が音量ダウン、右側がアップに設定されている。
なお、対応するBluetoothオーディオのコーデックはaptXとaptX LL、AAC、SBCとなる。
左右のイヤホン間はNFMIで接続する方式で、音楽再生時の通信が途切れにくく、ノイズの混入が少ないのが特徴。ハンズフリー通話は左右から音声が聞こえるステレオリスニング対応。右側がマスターになっており、片耳だけでモノラルリスニングのヘッドセットとしても使える。
内蔵マイクで集音した環境音を、音楽を聴きながらモニタリングできるトランスペアレンシー機能(外音取り込み機能)も搭載した。ただしノイズキャンセリング機能は非搭載。
本体に搭載するバッテリーはイヤホン単体で4時間、ケースを合わせて全12時間のリスニングが行える。ケースの充電用端子はUSB Type-C。
会場に展示されていたデモ機を試聴してみた。ゼンハイザーの定番イヤホン「MOMENTUM In-Ear」のように中高域の透明度が高くシャープな印象のサウンドを想像していたのだが、MOMENTUM True Wirelessはミドルレンジに厚みがあり、エネルギッシュなサウンドだった。低音はタイトでスピード感豊か。MOMENTUM In-Earほど高域がきらびやかな印象は強くないが、全体にバランスが良く、まとまりのある音に仕上がっていると感じた。
ゼンハイザーで本機の商品企画を担当したFrank Foppe氏は「MOMENTUM True Wirelessはよりナチュラルバランスで、オーディオファイル志向の音にキャラクターをシフトさせている」と語っていた。本体はIPX4相当の防滴設計。いわゆるスポーツイヤホンではないが、Foppe氏は「スポーツシーンでの汗濡れやアウトドアユースで水滴に当たっても問題なく楽しんでもらえるはず」と太鼓判を押している。
本機からスマホのコンパニオンアプリが「Captune(キャプチューン)」から一新され、「Sennheiser Smart Control」を使うことになる。本体セットアップや音楽再生コントロール、ソフトウェアアップデートに活用するアプリはiOS/Android両対応。
会場で確かめた本機の装着感は、想像以上に安定感が高かった。同梱されるイヤーピースは4種類。ノズル穴のところに十字のガードが配置されている専用のイヤーピースだ。ノズルは細身だが、コンプライの完全ワイヤレスイヤホン用のフォームチップも使えそうだ。
Foppe氏は「これからゼンハイザーは完全ワイヤレスイヤホンにますます力を入れていく。まずは第1弾の本機をぜひ楽しんでほしい」と語っていた。日本上陸が楽しみだ。
ゼンハイザーのブースには、同社が独自に開発してきた立体音響技術「AMBEO(アンビオ)」を搭載する初の5.1.4chサラウンドシアターバー「AMBEO Soundbar」も展示され、デモンストレーションを行っていた。専用ルームでサッカー、映画に音楽コンテンツを体験してみた。
音を聴くと、ゼンハイザーがこれまでIFAやCESで披露してきたシアターバーの試作機と比べて音の暴れが圧倒的に少なくなり、精度が格段に高まったことが実感される機体の仕上がり具合だった。ヨーロッパでは2019年の発売を予定している。続報を待ちたい。