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公開日 2019/11/02 17:00

<ヘッドフォン祭>B&WからNCヘッドホン/イヤホン4機種、aptX Adaptive対応。DALIヘッドホンも

アプリも刷新
編集部:風間雄介
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東京・中野サンプラザで11月2日・3日に行われている「秋のヘッドフォン祭2019」。Bowers & Wilkins(B&W)のヘッドホン新モデルが2年ぶりに登場したほか、同ブランドとして初めてのノイズキャンセリング機能搭載イヤホンも参考出品された。

B&Wのヘッドホンは2機種で、オーバーヘッド型ヘッドホン「PX7」と、オンイヤー型の 「PX5」をラインナップする。どちらもBluetooth接続に対応し、ノイズキャンセリング機能を搭載している。11月末頃の発売を目指しており、価格は未定とのこと。

Bowers & Wilkins(B&W)の新ヘッドホン2機種

注目したいのは、Bluetoothのコーデックに、SBC/AAC/aptX/aptX HDのほか、aptX Adaptiveを採用したこと。aptX Adaptiveは、環境に応じてビットレートを動的に変化させ、優れた音質と接続性の高さ、低遅延を実現できるという新コーデックだ。ただし、送信するデバイスも同コーデックに対応している必要がある。くわしくはこちらの記事を参照して欲しい。

「PX7」は43mmのドライバーを搭載している。ヨークには、メタルではなくカーボンファイバーを混入させたプラスチックを採用。これにより強度と軽量さを両立させている。外装にはファブリックがあしらわれ、要所にはシープスキンレザーも使われている。

「PX7」

ノイズキャンセルのモードは「低/自動/高」の3モードから選択可能。本体のスイッチからも切り替えられるし、アプリからも変更可能だ。そのほか、周囲の音を取り込む「アンビエント・パススルー」機能も備えている。

ノイキャンモードはボタンで切り替えられる

アプリの画面

ノイズキャンセルON時で30時間の連続再生可能と、長時間の使用が行えるのも特徴。また15分の充電で5時間の再生ができる急速充電機能も備えている。本体色はグレー/シルバーの2色だ。

「PX5」はオンイヤー型ヘッドホンで、35mmドライバーを搭載。こちらもカーボンファイバーを混入させたプラスチック、シープスキンレザーなどを使っている。ノイキャンモードはPX7と同様で、カラーはブルーとグレーの2色から選択可能となっている。

「PX5」

イヤホンの新製品も登場。ネックバンド型Bluetoothイヤホンで、上位機の「PI4」はノイキャン搭載、下位機の「PI3」はノイキャン非搭載。両機とも11月末頃の発売を目指している。価格は未定。

左がPI4、右がPI3

ドライバー構成も異なり、「PI4」は14mmのダイナミックドライバー1基、「PI3」は2BAドライバー構成となっている。

「PI4」

「PI3」

連続再生時間は上位機のPI4が12時間なのに対して、下位機のPI3は8時間だ。15分の充電で3時間の再生が可能な急速充電機能も備える。

両機とも、イヤーチップとスタビライザーそれぞれ複数サイズを同梱しており、快適なフィット感を実現したという。

マグネットでハウジングをくっつけることができる

DALIのヘッドホンも登場

DALIのヘッドホンも出展された。ノイキャン非搭載の「iO-4」とノイキャン搭載の「iO-6」の2機種で、外観はほぼ同様。ノイキャン操作のためのボタン以外の、デザイン上の違いはない。

「iO-6」

「iO-4」

どちらも50mmドライバーを搭載し、ワイヤードでの使用も可能だ。本体色はアイアンブラックとキャメルブラックの2色。

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