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公開日 2022/04/30 11:41
<ヘッドフォン祭>Noble Audioの有線イヤホン新フラグシップ「KUBILAI KHAN」/THX AAA採用のBluetoothアンプ「FiiO BTR7」など参考出展多数
新規ブランド/検討中ブランドの製品まで
4月29日に中野サンプラザで開催されたポータブルオーディオイベント『春のヘッドホン祭2022 mini』。15階のルーム:リーフに展開するエミライブースでは、同社が取り扱うNoble Audio/FiiO/Cleer/Ferrum Audio/MYTEK/Benchmarkなど様々なブランドから新製品が登場。さらに、取り扱い検討中というブランドまで展示された。
まずNoble Audioからは、昨日4月28日に発表されたアクティブノイズキャンセリング(ANC)搭載完全ワイヤレスイヤホン「FALCON ANC」が出展。完全ワイヤレスイヤホン“FALCONシリーズ”として初めてANCを搭載しつつ、ANCのオン/オフ、外音取り込み機能のオン/オフの違いによる帯域バランスの変化を極力抑えたチューニングが行われている。
加えて、従来モデルよりも大型で、2層構造の振動板を採用したダイナミック型ドライバー「Dual-Layered Titanium Driver」や、より高音質かつ低遅延のBluetoothオーディオを実現できるというオーディオプラットフォーム「Snapdragon Sound」への対応など、デジタル/アナログ両面からの音質追求も図っている。
またNoble Audioでは、有線イヤホンも新たに4モデルをラインナップ。いずれも今年上半期の発売予定となる。
現行モデル「KHAN」に代わるフラグシップとして位置づけられるのが「KUBILAI KHAN」。低域用に骨伝導ドライバーと10mmダイナミックドライバー、中高域用にKnowles社製BAドライバー4基、超高域用にピエゾ・スーパートゥイーターという4種類/計7基のドライバーを組み合わせた「クアッドレベル・ハイブリッド・テクノロジー」を搭載している。
ほかにも、Apple製ドングルによる電磁波干渉など外部要因によるノイズを抑制した新しいクロスオーバーネットワークや、堅牢なフィルター付きステンレス製ノズル、左右それぞれにブランドロゴと龍のロゴをあしらった3Dプリント樹脂ハウジングなどを採用。価格は30万円前半となる見込みとしている。
“最高のDAPと最高の録音作品との組み合わせで真価を発揮することを念頭に開発した”という8BAモデル「KADENCE」(20万円前後)、パンチを効かせながらもまとまりのあるサウンドを実現したという4BA+1ダイナミックドライバーのハイブリッドモデル「JADE」(15万円前後)、3Dプリントシェルと赤いカーボンガラスのフェイスプレートが特徴的なエントリークラスのダイナミック型モデル「DX II」(9万円前後)が登場する。
続いてFiiOブランドからは、本イベントが世界初公開となるBluetoothアンプ「BTR7」が参考出展。ESSのDAC/アンプチップ「ES9219」2基とクアルコムのBlueooth SoC「QCC5124」を搭載。LDAC、aptX Adaptive、aptX HDといった高音質コーデックをサポートしつつ、有線接続によりUSB-DACとしても使用できる。
加えて、超低歪と超低ノイズを実現するTHX社の技術「THX AAAアンプ回路」を搭載。出力端子は3.5mmシングルエンド/4.4mmバランスの2系統を搭載する。価格は3万円前後で、今年上半期に発売予定としている。
指一本分にせまるコンパクトサイズが目をひくUSB-DAC/アンプ「KA1」も、今年春に発売予定の製品。ESS製のDACチップ「ES9281AC PRO」を搭載し、PCM 384kHz/32bit、DSD 22.4MHzまでの再生、およびMQAレンダラーに対応。出力端子は3.5mmで、USB Type-CモデルとLightningモデルの2つのバリエーションが用意されるという。価格は8,000円前後が見込まれる。
新たに取り扱いを開始した完全ワイヤレスイヤホンブランド・Cleerからは、ANC対応の「ROAM NC」が登場。価格は1万円前後を予定しながら、ANCや外音取り込み、日本人エンジニアを含むベテラン音響チームによるサウンドなど、充実したスペックで幅広いシーンをカバーできるとのこと。
同じく新規ブランドのFerrum Audio(フェルム・オーディオ)からは、第1弾として取り扱いが決定しているDCパワーサプライ「HYPSOS(ヒプソス)」が登場。スイッチング電源とリニア電源の2方式を組み合わせたハイブリッド構成のオーディオ用電源。5〜30Vの範囲での可変出力や最大6A(瞬間9A)の大出力にも耐える上、電圧レベルが常にフラットとなるよう監視/調整するセンシング機能なども備えている。
また、第2弾以降の製品として、独自のフルバランス・ディスクリートアンプ回路と電源回路を内蔵した純粋なアナログアンプ「OOR(オア)」、ESSのDACチップ「ES9029PRO」を採用したDAC内蔵タイプのヘッドホンアンプ「ERCO(エルツォ)」も披露。HYPSOSからの電源供給にも対応しているという。
そして、取り扱い検討中のブランドとして参考出展されたのが、ケーブルブランド「Cortex Cables」。OEMを手掛けていたメーカーが立ち上げたプライベートブランドとのことで、しっかりとした品質/音質に仕上がっているという。4N純銀+5N LC-OFC導体の最上位モデル「Tiana」(15万円前後)、金メッキ4N純銀+5N LC-OFC導体の「Alida」(9万円前後)、銀メッキ5N LC-OFC導体の「Nira」(7万円前後)となる。
まずNoble Audioからは、昨日4月28日に発表されたアクティブノイズキャンセリング(ANC)搭載完全ワイヤレスイヤホン「FALCON ANC」が出展。完全ワイヤレスイヤホン“FALCONシリーズ”として初めてANCを搭載しつつ、ANCのオン/オフ、外音取り込み機能のオン/オフの違いによる帯域バランスの変化を極力抑えたチューニングが行われている。
加えて、従来モデルよりも大型で、2層構造の振動板を採用したダイナミック型ドライバー「Dual-Layered Titanium Driver」や、より高音質かつ低遅延のBluetoothオーディオを実現できるというオーディオプラットフォーム「Snapdragon Sound」への対応など、デジタル/アナログ両面からの音質追求も図っている。
またNoble Audioでは、有線イヤホンも新たに4モデルをラインナップ。いずれも今年上半期の発売予定となる。
現行モデル「KHAN」に代わるフラグシップとして位置づけられるのが「KUBILAI KHAN」。低域用に骨伝導ドライバーと10mmダイナミックドライバー、中高域用にKnowles社製BAドライバー4基、超高域用にピエゾ・スーパートゥイーターという4種類/計7基のドライバーを組み合わせた「クアッドレベル・ハイブリッド・テクノロジー」を搭載している。
ほかにも、Apple製ドングルによる電磁波干渉など外部要因によるノイズを抑制した新しいクロスオーバーネットワークや、堅牢なフィルター付きステンレス製ノズル、左右それぞれにブランドロゴと龍のロゴをあしらった3Dプリント樹脂ハウジングなどを採用。価格は30万円前半となる見込みとしている。
“最高のDAPと最高の録音作品との組み合わせで真価を発揮することを念頭に開発した”という8BAモデル「KADENCE」(20万円前後)、パンチを効かせながらもまとまりのあるサウンドを実現したという4BA+1ダイナミックドライバーのハイブリッドモデル「JADE」(15万円前後)、3Dプリントシェルと赤いカーボンガラスのフェイスプレートが特徴的なエントリークラスのダイナミック型モデル「DX II」(9万円前後)が登場する。
続いてFiiOブランドからは、本イベントが世界初公開となるBluetoothアンプ「BTR7」が参考出展。ESSのDAC/アンプチップ「ES9219」2基とクアルコムのBlueooth SoC「QCC5124」を搭載。LDAC、aptX Adaptive、aptX HDといった高音質コーデックをサポートしつつ、有線接続によりUSB-DACとしても使用できる。
加えて、超低歪と超低ノイズを実現するTHX社の技術「THX AAAアンプ回路」を搭載。出力端子は3.5mmシングルエンド/4.4mmバランスの2系統を搭載する。価格は3万円前後で、今年上半期に発売予定としている。
指一本分にせまるコンパクトサイズが目をひくUSB-DAC/アンプ「KA1」も、今年春に発売予定の製品。ESS製のDACチップ「ES9281AC PRO」を搭載し、PCM 384kHz/32bit、DSD 22.4MHzまでの再生、およびMQAレンダラーに対応。出力端子は3.5mmで、USB Type-CモデルとLightningモデルの2つのバリエーションが用意されるという。価格は8,000円前後が見込まれる。
新たに取り扱いを開始した完全ワイヤレスイヤホンブランド・Cleerからは、ANC対応の「ROAM NC」が登場。価格は1万円前後を予定しながら、ANCや外音取り込み、日本人エンジニアを含むベテラン音響チームによるサウンドなど、充実したスペックで幅広いシーンをカバーできるとのこと。
同じく新規ブランドのFerrum Audio(フェルム・オーディオ)からは、第1弾として取り扱いが決定しているDCパワーサプライ「HYPSOS(ヒプソス)」が登場。スイッチング電源とリニア電源の2方式を組み合わせたハイブリッド構成のオーディオ用電源。5〜30Vの範囲での可変出力や最大6A(瞬間9A)の大出力にも耐える上、電圧レベルが常にフラットとなるよう監視/調整するセンシング機能なども備えている。
また、第2弾以降の製品として、独自のフルバランス・ディスクリートアンプ回路と電源回路を内蔵した純粋なアナログアンプ「OOR(オア)」、ESSのDACチップ「ES9029PRO」を採用したDAC内蔵タイプのヘッドホンアンプ「ERCO(エルツォ)」も披露。HYPSOSからの電源供給にも対応しているという。
そして、取り扱い検討中のブランドとして参考出展されたのが、ケーブルブランド「Cortex Cables」。OEMを手掛けていたメーカーが立ち上げたプライベートブランドとのことで、しっかりとした品質/音質に仕上がっているという。4N純銀+5N LC-OFC導体の最上位モデル「Tiana」(15万円前後)、金メッキ4N純銀+5N LC-OFC導体の「Alida」(9万円前後)、銀メッキ5N LC-OFC導体の「Nira」(7万円前後)となる。