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公開日 2023/03/17 11:00
Astell&Kern、A級アナログポタアン「AK PA10」3/24発売。税込89980円
ブランド初のClass-Aアナログポータブルヘッドホンアンプ
アユートは、Astell&Kernブランド初となるClass-Aアナログポータブルヘッドホンアンプ「AK PA10」の発売日を3月24日に決定した。価格は89,980円(税込)。
2022年12月にその存在が明らかにされ、「具体的な国内発売日および製品詳細は、確定次第改めてアナウンスする」としていたモデルの発売日が正式決定した格好。Class-A(A級動作)アナログアンプを初めて導入し、4.4mm 5極バランス入出力を装備するなどしている。
Class-Aアンプには、Astell&Kernがこれまで培ってきたアンプ回路設計技術のノウハウを最大限活用したと説明。一般に、A級アンプは消費電力が大きくポータブルオーディオ機器への搭載は困難とされているが、独自の回路設計技術により、ノイズを除去しながら消費電力を抑え、出力を向上させることを可能にしたという。
主要回路を一体化する独自のサウンドソリューション「TERATON ALPHA(テラトン・アルファ)」も採用。同技術は、効果的な電源ノイズの除去、効率的な電源管理、歪みの少ない増幅により、オーディオ出力インターフェースを通して原音に近いオーディオ再生を実現するものだとアピールしている。
3段階設定のClass-Aカレント(電流)コントロールを採用。Low(デフォルト) / Mid(+50mA) / High(+100mA)の3段階設定で電流をコントロールすることで、電流値に対するA級アンプの特性を強調し、より力強いサウンドを作り出すことを狙っている。
2段階のゲインコントロールを備えており、バランス出力に接続した場合、ハイゲイン時で最大6.2Vrmsの高出力に対応。出力はローゲイン時でアンバランス 2.1Vrms / バランス 4.2Vrms(無負荷)、ハイゲイン時でアンバランス 3.1Vrms / バランス 6.2Vrms(無負荷)となる。
音声入力/出力は、3.5mm 3極アンバランス入出力に加え、アンバランスと物理的に分離した4.4mm 5極バランス入出力も搭載。3.5mm入力時は3.5mm出力のみ、4.4mm入力時は4.4mm出力のみとアンバランス/バランスを完全に分離することで、音源ソースを可能な限り劣化させずに増幅し、高出力で鮮明な音の再生を可能にしたとアピールする。
スピーカーに近い音像を実現するというハードウェア・クロスフィード機能も搭載。片方のチャンネルのオリジナル信号の一部をミックスし、その信号を時間差で反対側のチャンネルに送り、音像を中央に定位させることで、スピーカーで聴くような自然なサウンドを実現するという。なお、本機能はデジタルソフトウェアではなく、ハードウェア回路設計によって実現されており、これによって原音の音質を損なうことなく、よりシームレスで洗練されたクロスフィード効果を提供するとしている。
独自のアナログボリュームを搭載。また、クロスフィード、ボリューム、アンプなど、オーディオブロックごとに電源ICを分けて搭載しており、各オーディオICに最適な電力を供給できるように配慮している。DC-DC電源の干渉リップルノイズを排除し、音と共に増幅されるノイズを最小限に抑えるという。
さらに、ノイズや電磁波がオーディオブロックに影響を与えないよう独自のシールド缶技術を適用。アンバランス回路とバランス回路を物理的に分離する設計により、高出力ながらも低ノイズ、低歪化を実現させたともしている。
バッテリー容量は4,200mAhで、最大約12時間の連続再生を実現したほか急速充電にも対応。電池の残量や充電の状態を表示するLEDも搭載している。
デザインコンセプトは「スロープ」。加工された八角柱型のアルミ製本体に、斜めに傾斜した面をあしらっている。また、ボリュームホイールは操作部とボリューム識別部を別々にすることで、ユーザーが不用意にボリュームホイールを操作することを防ぐなど、使い勝手にも配慮している。
推奨ヘッドホンインピーダンスは16〜300Ω。外形寸法は約73W×140H×23.3Dmm、質量が約325g。USB Type-Cケーブルやラインケーブル、シリコンバンドなどが付属する。
2022年12月にその存在が明らかにされ、「具体的な国内発売日および製品詳細は、確定次第改めてアナウンスする」としていたモデルの発売日が正式決定した格好。Class-A(A級動作)アナログアンプを初めて導入し、4.4mm 5極バランス入出力を装備するなどしている。
Class-Aアンプには、Astell&Kernがこれまで培ってきたアンプ回路設計技術のノウハウを最大限活用したと説明。一般に、A級アンプは消費電力が大きくポータブルオーディオ機器への搭載は困難とされているが、独自の回路設計技術により、ノイズを除去しながら消費電力を抑え、出力を向上させることを可能にしたという。
主要回路を一体化する独自のサウンドソリューション「TERATON ALPHA(テラトン・アルファ)」も採用。同技術は、効果的な電源ノイズの除去、効率的な電源管理、歪みの少ない増幅により、オーディオ出力インターフェースを通して原音に近いオーディオ再生を実現するものだとアピールしている。
3段階設定のClass-Aカレント(電流)コントロールを採用。Low(デフォルト) / Mid(+50mA) / High(+100mA)の3段階設定で電流をコントロールすることで、電流値に対するA級アンプの特性を強調し、より力強いサウンドを作り出すことを狙っている。
2段階のゲインコントロールを備えており、バランス出力に接続した場合、ハイゲイン時で最大6.2Vrmsの高出力に対応。出力はローゲイン時でアンバランス 2.1Vrms / バランス 4.2Vrms(無負荷)、ハイゲイン時でアンバランス 3.1Vrms / バランス 6.2Vrms(無負荷)となる。
音声入力/出力は、3.5mm 3極アンバランス入出力に加え、アンバランスと物理的に分離した4.4mm 5極バランス入出力も搭載。3.5mm入力時は3.5mm出力のみ、4.4mm入力時は4.4mm出力のみとアンバランス/バランスを完全に分離することで、音源ソースを可能な限り劣化させずに増幅し、高出力で鮮明な音の再生を可能にしたとアピールする。
スピーカーに近い音像を実現するというハードウェア・クロスフィード機能も搭載。片方のチャンネルのオリジナル信号の一部をミックスし、その信号を時間差で反対側のチャンネルに送り、音像を中央に定位させることで、スピーカーで聴くような自然なサウンドを実現するという。なお、本機能はデジタルソフトウェアではなく、ハードウェア回路設計によって実現されており、これによって原音の音質を損なうことなく、よりシームレスで洗練されたクロスフィード効果を提供するとしている。
独自のアナログボリュームを搭載。また、クロスフィード、ボリューム、アンプなど、オーディオブロックごとに電源ICを分けて搭載しており、各オーディオICに最適な電力を供給できるように配慮している。DC-DC電源の干渉リップルノイズを排除し、音と共に増幅されるノイズを最小限に抑えるという。
さらに、ノイズや電磁波がオーディオブロックに影響を与えないよう独自のシールド缶技術を適用。アンバランス回路とバランス回路を物理的に分離する設計により、高出力ながらも低ノイズ、低歪化を実現させたともしている。
バッテリー容量は4,200mAhで、最大約12時間の連続再生を実現したほか急速充電にも対応。電池の残量や充電の状態を表示するLEDも搭載している。
デザインコンセプトは「スロープ」。加工された八角柱型のアルミ製本体に、斜めに傾斜した面をあしらっている。また、ボリュームホイールは操作部とボリューム識別部を別々にすることで、ユーザーが不用意にボリュームホイールを操作することを防ぐなど、使い勝手にも配慮している。
推奨ヘッドホンインピーダンスは16〜300Ω。外形寸法は約73W×140H×23.3Dmm、質量が約325g。USB Type-Cケーブルやラインケーブル、シリコンバンドなどが付属する。