HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース
公開日 2023/10/28 15:52
<ヘッドフォン祭>Astell&Kern初のBTレシーバー/USB-DAC「AK HB1」&最新高出力DAP「KANN ULTRA」披露
AVIOTは最新機「TE-Q3」など完全ワイヤレス勢揃い
ポータブルオーディオイベント「秋のヘッドフォン祭 2023」が、本日10月28日に開催された。会場はステーションコンファレンス東京 5 - 6Fで、多数のオーディオメーカーが新製品を携え出展している。本記事では、アユート/AVIOTのブースをレポートする。
Astell&Kernをはじめ、多くのポータブルオーディオブランドを取り扱っているアユート。本日は、11月発売予定の新製品であるAstell&Kern「AK HB1」「KANN ULTRA」を中心に、試聴展示を行なっていた。
「AK HB1」はブランド初となる、Bluetoothレシーバー機能搭載のポータブルUSB-DAC。現段階では正式な発売時期および価格は未定だが、11月中におよそ39,980円前後(直販価格予想)で登場予定とのこと。
DACチップにESS社「ES9281AC PRO」を搭載。ポータブルUSB-DACとして、またケーブルレスのBluetoothレシーバーDACとして、有線/ワイヤレスと両接続方式で利用可能。
3.5mmアンバランス(USB-DAC時のみ4極マイク入力対応)と4.4mmバランスのデュアル出力に対応し、付属ケーブルはUSB Type-C、およびLightningケーブルを用意。家庭用ゲーム機器もサポートし、音楽再生だけにとどまらず、幅広く活用が見込まれる。
「KANN ULTRA」は、シリーズ第5弾となるハイレゾ対応DAP。このたびAstell&Kernのプレーヤーでも最高峰の高出力を実現し、ヘッドホンアウトとプリアウト/ラインアウトをそれぞれ回路とアンプ設計ごと分離した「トリプル出力モード」を搭載する。
高出力、高S/Nの両立をコンセプトとするKANNシリーズは、ポータブルプレーヤーの中でも比較的大柄なタイプであるが、本機ではある程度サイズ感はありつつも、手のひらに収まりやすく、また軽量化も実現している。またボリュームダイヤルの配置が変更され、側面ではなく背面部分に平行に備わったことで、片手での操作もしやすくなっている。
試聴は整理券制で、他にも現在販売中のDAPやイヤホン各種が並んでおり、比較試聴も可能となっている。
ULTRASONEは、Signatureシリーズの最新モデル「Signature PURE」に人気が集まっていた。Signature PUREは、ブランドを代表するヘッドホンのひとつ「Signature DJ」の仕様を引き継ぐ入門機で、価格も33,000円(税込)とULTRASONE製品の中では比較的手頃なこともあり、発売開始以降、売れ行きも好調だという。ブースでは同シリーズのSignature PULSEも並び、そのサウンドや仕様の違いをチェック可能だ。
qdcでは日本向けに開発されたという「SUPERIOR」「WIHTE TIGER」をはじめ、直近の新製品をラインナップ。SUPERIORはブランド初のφ10mmダイナミックドライバー1基構成となるエントリーイヤホンで、7月に発売されてから高い人気を誇っているという。10月13日に新色・Azure Buleが登場し、3色展開に。試聴にも多くの方が訪れていた。
Maestraudioのブースには、先日発表されたアイマス限定コラボモデルが勢揃い。リケーブル対応の人気IEM「MA910SR」をベースに、9名のキャラクターそれぞれに合わせたカラーとデザインに仕上げたという。同じく限定品のコラボDAPも同じスペースに展示。こちらはAstell&Kern「A&norma SR35」がベースとなっている。
このほか、AZLAからは新イヤーチップ2モデルが参考出品。一つはこれまでのイベントでも出展のあったフォームタイプの「SednaEarfit foamax」、もう一つはASMR向けという「SednaEarfit MAX for ASMR」だ。こちらはSednaEarfit MAXがベースとなっており、医療用シリコンによる快適な装着性を持ちつつ、傘や軸部の調整を施すことで通常品と比べてより耳奥に収まり、ASMR音源をより近くに感じられるような仕上がりを目指しているという。価格や発売時期は未定だが、年内展開の見込みとなっている。
また、米Empire Earsから新モデル「RAVEN」を出展。アユートでは同ブランドのユニバーサルIEMに関して、この秋より新たに日本国内代理業務を開始している。RAVENは片側12ドライバーを搭載するクアッドハイブリッド構成のイヤホン。具体的にはダイナミック4基、BA5基、ESTトゥイーター4基、骨伝導1基を採用する。現在筐体の微調整が行われており、完了次第国内での展開を開始する予定。こちらも年内の発売予定で、価格は未定だがおよそ50 - 60万円前後と予想される。
この他、Luminox Audioのリケーブル「SARDONIX」「SAPPHIRUS」「RUBEUS」を参考出品。それぞれじっくりと試聴が体験できるようになっている。
AVIOTのブースでは、10月に発売開始されたばかりの新モデル「TE-Q3」を中心に、ブランドが展開する多数の完全ワイヤレスイヤホンが並んでいる。
「TE-Q3」は、イヤホン本体はもちろん、業界最小クラス(同社調べ)の充電ケースを採用したコンパクト設計が特徴。これによりポータビリティーに優れ、また装着性も高められており、新開発イヤーピースとの組み合わせで、耳の小さな方でもフィット感高く使用できるとしている。
さらに、エントリークラスに位置するモデルながらも、多層塗装やラバー仕上げといった細部へのこだわりで、高級感のあるデザインに仕上げた点も魅力のひとつとなっている。このほか、凛として時雨・ピエール中野氏監修のフラグシップ完全ワイヤレスイヤホン「TE-Z1PNK」、ヘッドホン「WA-Z1PNK」なども展示する。
アユート(Astell&Kern/AZLA/Maestraudio/qdc/ULTRASONE/Luminox Audio/Empire Ears)
Astell&Kernをはじめ、多くのポータブルオーディオブランドを取り扱っているアユート。本日は、11月発売予定の新製品であるAstell&Kern「AK HB1」「KANN ULTRA」を中心に、試聴展示を行なっていた。
「AK HB1」はブランド初となる、Bluetoothレシーバー機能搭載のポータブルUSB-DAC。現段階では正式な発売時期および価格は未定だが、11月中におよそ39,980円前後(直販価格予想)で登場予定とのこと。
DACチップにESS社「ES9281AC PRO」を搭載。ポータブルUSB-DACとして、またケーブルレスのBluetoothレシーバーDACとして、有線/ワイヤレスと両接続方式で利用可能。
3.5mmアンバランス(USB-DAC時のみ4極マイク入力対応)と4.4mmバランスのデュアル出力に対応し、付属ケーブルはUSB Type-C、およびLightningケーブルを用意。家庭用ゲーム機器もサポートし、音楽再生だけにとどまらず、幅広く活用が見込まれる。
「KANN ULTRA」は、シリーズ第5弾となるハイレゾ対応DAP。このたびAstell&Kernのプレーヤーでも最高峰の高出力を実現し、ヘッドホンアウトとプリアウト/ラインアウトをそれぞれ回路とアンプ設計ごと分離した「トリプル出力モード」を搭載する。
高出力、高S/Nの両立をコンセプトとするKANNシリーズは、ポータブルプレーヤーの中でも比較的大柄なタイプであるが、本機ではある程度サイズ感はありつつも、手のひらに収まりやすく、また軽量化も実現している。またボリュームダイヤルの配置が変更され、側面ではなく背面部分に平行に備わったことで、片手での操作もしやすくなっている。
試聴は整理券制で、他にも現在販売中のDAPやイヤホン各種が並んでおり、比較試聴も可能となっている。
ULTRASONEは、Signatureシリーズの最新モデル「Signature PURE」に人気が集まっていた。Signature PUREは、ブランドを代表するヘッドホンのひとつ「Signature DJ」の仕様を引き継ぐ入門機で、価格も33,000円(税込)とULTRASONE製品の中では比較的手頃なこともあり、発売開始以降、売れ行きも好調だという。ブースでは同シリーズのSignature PULSEも並び、そのサウンドや仕様の違いをチェック可能だ。
qdcでは日本向けに開発されたという「SUPERIOR」「WIHTE TIGER」をはじめ、直近の新製品をラインナップ。SUPERIORはブランド初のφ10mmダイナミックドライバー1基構成となるエントリーイヤホンで、7月に発売されてから高い人気を誇っているという。10月13日に新色・Azure Buleが登場し、3色展開に。試聴にも多くの方が訪れていた。
Maestraudioのブースには、先日発表されたアイマス限定コラボモデルが勢揃い。リケーブル対応の人気IEM「MA910SR」をベースに、9名のキャラクターそれぞれに合わせたカラーとデザインに仕上げたという。同じく限定品のコラボDAPも同じスペースに展示。こちらはAstell&Kern「A&norma SR35」がベースとなっている。
このほか、AZLAからは新イヤーチップ2モデルが参考出品。一つはこれまでのイベントでも出展のあったフォームタイプの「SednaEarfit foamax」、もう一つはASMR向けという「SednaEarfit MAX for ASMR」だ。こちらはSednaEarfit MAXがベースとなっており、医療用シリコンによる快適な装着性を持ちつつ、傘や軸部の調整を施すことで通常品と比べてより耳奥に収まり、ASMR音源をより近くに感じられるような仕上がりを目指しているという。価格や発売時期は未定だが、年内展開の見込みとなっている。
また、米Empire Earsから新モデル「RAVEN」を出展。アユートでは同ブランドのユニバーサルIEMに関して、この秋より新たに日本国内代理業務を開始している。RAVENは片側12ドライバーを搭載するクアッドハイブリッド構成のイヤホン。具体的にはダイナミック4基、BA5基、ESTトゥイーター4基、骨伝導1基を採用する。現在筐体の微調整が行われており、完了次第国内での展開を開始する予定。こちらも年内の発売予定で、価格は未定だがおよそ50 - 60万円前後と予想される。
この他、Luminox Audioのリケーブル「SARDONIX」「SAPPHIRUS」「RUBEUS」を参考出品。それぞれじっくりと試聴が体験できるようになっている。
AVIOT
AVIOTのブースでは、10月に発売開始されたばかりの新モデル「TE-Q3」を中心に、ブランドが展開する多数の完全ワイヤレスイヤホンが並んでいる。
「TE-Q3」は、イヤホン本体はもちろん、業界最小クラス(同社調べ)の充電ケースを採用したコンパクト設計が特徴。これによりポータビリティーに優れ、また装着性も高められており、新開発イヤーピースとの組み合わせで、耳の小さな方でもフィット感高く使用できるとしている。
さらに、エントリークラスに位置するモデルながらも、多層塗装やラバー仕上げといった細部へのこだわりで、高級感のあるデザインに仕上げた点も魅力のひとつとなっている。このほか、凛として時雨・ピエール中野氏監修のフラグシップ完全ワイヤレスイヤホン「TE-Z1PNK」、ヘッドホン「WA-Z1PNK」なども展示する。