HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース
公開日 2023/12/29 10:00
12/15発売、Austrian Audioの開放型リファレンス「The Composer」が1位を獲得 <フジヤエービック>
2023年12月23日までの2週間集計データ
イヤホン・ヘッドホン ランキング by「フジヤエービック」
2023年12月23日までの2週間集計データ
専門店「フジヤエービック」(東京都中野区)提供、イヤホン/ヘッドホン/ポータブルプレーヤーの2Weeksの売れ筋ランキングBEST5をお届けします! ランキング外の「注目製品」も要チェック。(前回のランキングはこちら)
「フジヤエービック」根本圭氏コメント
いつもはワイヤレス製品が上位を占めることの多いイヤホン部門ですが、今回はワイヤード(有線)モデルが豊作だったこともありその比率が逆転!ワイヤードイヤホンで1位を獲得したのは新登場のDITA AUDIO Project M。これまでダイナミックドライバー、しかもシングルでの搭載にこだわってきた同社ですが、このProjectMではついにBAドライバーを追加したハイブリッド構成を採用。ステンレスチャンバーを透明度の高い樹脂で包み込んだ筐体の見た目も含め、新しいDITAのアプローチを感じさせます。3位には同じく新登場の634ears MIROAK-II Japan Limitedがランクイン。知る人ぞ知る個人ビルダーブランドのイヤホンがついに一般販売を迎えたということもあり、こちらも大きな話題となりました。木材・ステンレス・レジンの異なる素材を組み合わせ、音を分析的に聴くよりも「音楽」を楽しめるような音作りを目指したイヤホンに仕上がっています。
今年1年も多くの新モデル・定番モデルが激しく入れ替わりを見せるランキングとなりました。2024年はいったいどんな製品たちが登場するのか、非常に楽しみです。それでは皆様、良いお年を。
▼完全ワイヤレスイヤホン
1位 DENON「PerL Pro」
2位 水月雨(MoonDrop)「Space Travel」
3位 ANIMA「ANW02」
4位 SONY「WF-1000XM5」
5位 Technics「EAH-AZ80」
今年7月発売のDENON「PerL Pro」が1位を獲得した。医療技術を応用したサウンドパーソナライズ機能「Masimo AAT(Adaptive Acoustic Technology)」を搭載した完全ワイヤレスイヤホン。クアルコム「Snapdragon Sound」に対応し、44.1kHz/16bitをロスレスで再生できるaptX Losslessをサポート。加えて最大96kHz/24bitまで対応のaptX Adaptiveや、aptX/AAC/SBCのコーデックをサポートする。
▼ワイヤレスヘッドホン
1位 Bowers & Wilkins「Px7 S2e」
2位 Bowers & Wilkins「Px8」
3位 Focal「BATHYS」
4位 SONY「WH-1000XM5」
5位 final「UX3000」
今年9月発売のBowers & Wilkins「Px7 S2e」が1位を獲得した。2022年発売「Px7 S2」の内蔵DSPに上位モデル「Px8」に準拠したチューニングを施したモデル。ハードウェア的な部分はデザインを含め、Px7 S2からの変更はなく、ユニットはカスタム設計の40mmバイオセルロース・ドライブユニットを引き続き搭載する。高いレスポンスで楽曲のあらゆるニュアンスを忠実に再現すると同時に、極めて低い歪率によって、より正確な音像定位と空間表現を実現した。ドライブユニットの配置についても、ユニットの放射面からそれぞれの耳までの距離を一定に保つ「アングルド・ドライブユニット」構造を踏襲する。
▼ワイヤードヘッドホン
1位 Austrian Audio「The Composer」
2位 aune audio「AR5000」
3位 ULTRASONE「Signature PURE」
4位 HEDD「HEDDphone TWO」
5位 HiFiMAN「ANANDA NANO」
12/15発売の新製品Austrian Audio「The Composer」が1位を獲得。同社開放型ヘッドホンのフラグシップモデルで、ドライバーユニットとして「Hi-X49 DLCドライバー」を搭載。ブランド独自の「Hi-X(ハイエクスカーション)テクノロジー」を採用するドライバーユニット中最大径の49mmを誇り、エアフローを高めつつ強力な磁場をもたらすリング・マグネットシステムを装備。振動板にはダイヤモンド・ライク・カーボンをコーティングすることで、プレミアムモデルにふさわしいリニアな周波数特性と、オープンかつ正確な高解像度サウンドを再生可能だとしている。
▼ワイヤードイヤホン
1位 DITA AUDIO 「Project M」
2位 SIMGOT「EA500」
3位 634ears「MIROAK-II Japan Limited」
4位 SENNHEISER「IE900」
5位 qdc「SUPERIOR」
12/14発売、根本氏注目のDITA AUDIO 「Project M」が1位を獲得した。DITAブランド初の“Wハイブリッド”IEMで、樹脂製筐体に金属筐体を内包するハイブリッド構造と、ダイナミックドライバーとバランスドアーマチュア(BA)ドライバーによるハイブリッド構成の2つを掛けたものとなっている。新しい可能性へのアプローチとして採用したハイブリッド構成でも完璧な音質を提供できるよう、新開発の9.8mmダイナミックドライバー「PM ONE+」を搭載。単独で全ての音域をカバーするだけにとどまらず、ハイブリッド構成でも音質をさらに高めることができるように設計されているという。高域再生用にはKnowles社製のBAドライバーを搭載する。
▼ポータブルオーディオプレーヤー
1位 HiByMusic「R6 Pro II」
2位 Astell&Kern「A&norma SR35」
3位 FIIO「M17」
4位 Astell&Kern「A&norma SR35 TVアニメ「アイドルマスター シンデレラガールズ U149」Edition」
5位 FIIO「M11Plus ESS Stainless Steel」
今年6月発売のHiByMusic「R6 Pro II」が1位を獲得した。DSD1024とPCM 1536kHz/32bitのネイティブデコーディングが可能な新フラグシップDAPで、AKMの新しいフラグシップDACであるAK4191EQとDual AK4499EXを電流出力モードで使用。これによってデジタル変換とアナログレンダリングを完全に独立して稼働させる。AK4499EXの8つのDAC出力レールにそれぞれ独自のI/V変換機能をもたせ、 そのポテンシャルを最大限に引き出すというオールインオーディオアーキテクチャーを採用。また、2台のAK4499EXはそれぞれデュアルモノラル出力に設定されており、両方のDACのすべてのレールがバランスとシングルエンドの両方の動作に完全に貢献するとしている。
▼注目製品
「フジヤエービック」根本圭氏による、ランク圏外、その他カテゴリーの注目製品をご紹介。
○小型USB-DAC
iBasso Audio「DC-Elite」
このジャンルの製品としては異例の7万円オーバーという高価格にもかかわらず予想を大幅に上回る人気であっという間に年内入荷分が完売!となったのがこのDC-Elite。自社開発の24段4セクションステップアッテネーターやローム社製フラッグシップチップ・BD34301EKV採用など、iBassoのハイクラスDAP・DX320MAX Tiの遺伝子を受け継ぐこだわりと音質が魅力のモデルです。(根本氏)
○ポータブルDAC
iFi audio「iDSD Diablo2」
真っ赤なボディに「悪魔」の名を冠したiFiのポータブルDAC・micro iDSD Diabloがさらにイカツくなって登場!サイズはやや大型化したものの、前モデルにはなかったイヤホン向けのIEMatchモードやBluetooth入力機能を搭載するなど、使い勝手は大幅アップ。2024年のイヤホン界で台風の目となるであろう新世代方式「MEMSドライバー」専用の出力モードも用意されています。(根本氏)
2023年12月23日までの2週間集計データ
専門店「フジヤエービック」(東京都中野区)提供、イヤホン/ヘッドホン/ポータブルプレーヤーの2Weeksの売れ筋ランキングBEST5をお届けします! ランキング外の「注目製品」も要チェック。(前回のランキングはこちら)
「フジヤエービック」根本圭氏コメント
いつもはワイヤレス製品が上位を占めることの多いイヤホン部門ですが、今回はワイヤード(有線)モデルが豊作だったこともありその比率が逆転!ワイヤードイヤホンで1位を獲得したのは新登場のDITA AUDIO Project M。これまでダイナミックドライバー、しかもシングルでの搭載にこだわってきた同社ですが、このProjectMではついにBAドライバーを追加したハイブリッド構成を採用。ステンレスチャンバーを透明度の高い樹脂で包み込んだ筐体の見た目も含め、新しいDITAのアプローチを感じさせます。3位には同じく新登場の634ears MIROAK-II Japan Limitedがランクイン。知る人ぞ知る個人ビルダーブランドのイヤホンがついに一般販売を迎えたということもあり、こちらも大きな話題となりました。木材・ステンレス・レジンの異なる素材を組み合わせ、音を分析的に聴くよりも「音楽」を楽しめるような音作りを目指したイヤホンに仕上がっています。
今年1年も多くの新モデル・定番モデルが激しく入れ替わりを見せるランキングとなりました。2024年はいったいどんな製品たちが登場するのか、非常に楽しみです。それでは皆様、良いお年を。
▼完全ワイヤレスイヤホン
1位 DENON「PerL Pro」
2位 水月雨(MoonDrop)「Space Travel」
3位 ANIMA「ANW02」
4位 SONY「WF-1000XM5」
5位 Technics「EAH-AZ80」
今年7月発売のDENON「PerL Pro」が1位を獲得した。医療技術を応用したサウンドパーソナライズ機能「Masimo AAT(Adaptive Acoustic Technology)」を搭載した完全ワイヤレスイヤホン。クアルコム「Snapdragon Sound」に対応し、44.1kHz/16bitをロスレスで再生できるaptX Losslessをサポート。加えて最大96kHz/24bitまで対応のaptX Adaptiveや、aptX/AAC/SBCのコーデックをサポートする。
▼ワイヤレスヘッドホン
1位 Bowers & Wilkins「Px7 S2e」
2位 Bowers & Wilkins「Px8」
3位 Focal「BATHYS」
4位 SONY「WH-1000XM5」
5位 final「UX3000」
今年9月発売のBowers & Wilkins「Px7 S2e」が1位を獲得した。2022年発売「Px7 S2」の内蔵DSPに上位モデル「Px8」に準拠したチューニングを施したモデル。ハードウェア的な部分はデザインを含め、Px7 S2からの変更はなく、ユニットはカスタム設計の40mmバイオセルロース・ドライブユニットを引き続き搭載する。高いレスポンスで楽曲のあらゆるニュアンスを忠実に再現すると同時に、極めて低い歪率によって、より正確な音像定位と空間表現を実現した。ドライブユニットの配置についても、ユニットの放射面からそれぞれの耳までの距離を一定に保つ「アングルド・ドライブユニット」構造を踏襲する。
▼ワイヤードヘッドホン
1位 Austrian Audio「The Composer」
2位 aune audio「AR5000」
3位 ULTRASONE「Signature PURE」
4位 HEDD「HEDDphone TWO」
5位 HiFiMAN「ANANDA NANO」
12/15発売の新製品Austrian Audio「The Composer」が1位を獲得。同社開放型ヘッドホンのフラグシップモデルで、ドライバーユニットとして「Hi-X49 DLCドライバー」を搭載。ブランド独自の「Hi-X(ハイエクスカーション)テクノロジー」を採用するドライバーユニット中最大径の49mmを誇り、エアフローを高めつつ強力な磁場をもたらすリング・マグネットシステムを装備。振動板にはダイヤモンド・ライク・カーボンをコーティングすることで、プレミアムモデルにふさわしいリニアな周波数特性と、オープンかつ正確な高解像度サウンドを再生可能だとしている。
▼ワイヤードイヤホン
1位 DITA AUDIO 「Project M」
2位 SIMGOT「EA500」
3位 634ears「MIROAK-II Japan Limited」
4位 SENNHEISER「IE900」
5位 qdc「SUPERIOR」
12/14発売、根本氏注目のDITA AUDIO 「Project M」が1位を獲得した。DITAブランド初の“Wハイブリッド”IEMで、樹脂製筐体に金属筐体を内包するハイブリッド構造と、ダイナミックドライバーとバランスドアーマチュア(BA)ドライバーによるハイブリッド構成の2つを掛けたものとなっている。新しい可能性へのアプローチとして採用したハイブリッド構成でも完璧な音質を提供できるよう、新開発の9.8mmダイナミックドライバー「PM ONE+」を搭載。単独で全ての音域をカバーするだけにとどまらず、ハイブリッド構成でも音質をさらに高めることができるように設計されているという。高域再生用にはKnowles社製のBAドライバーを搭載する。
▼ポータブルオーディオプレーヤー
1位 HiByMusic「R6 Pro II」
2位 Astell&Kern「A&norma SR35」
3位 FIIO「M17」
4位 Astell&Kern「A&norma SR35 TVアニメ「アイドルマスター シンデレラガールズ U149」Edition」
5位 FIIO「M11Plus ESS Stainless Steel」
今年6月発売のHiByMusic「R6 Pro II」が1位を獲得した。DSD1024とPCM 1536kHz/32bitのネイティブデコーディングが可能な新フラグシップDAPで、AKMの新しいフラグシップDACであるAK4191EQとDual AK4499EXを電流出力モードで使用。これによってデジタル変換とアナログレンダリングを完全に独立して稼働させる。AK4499EXの8つのDAC出力レールにそれぞれ独自のI/V変換機能をもたせ、 そのポテンシャルを最大限に引き出すというオールインオーディオアーキテクチャーを採用。また、2台のAK4499EXはそれぞれデュアルモノラル出力に設定されており、両方のDACのすべてのレールがバランスとシングルエンドの両方の動作に完全に貢献するとしている。
▼注目製品
「フジヤエービック」根本圭氏による、ランク圏外、その他カテゴリーの注目製品をご紹介。
○小型USB-DAC
iBasso Audio「DC-Elite」
このジャンルの製品としては異例の7万円オーバーという高価格にもかかわらず予想を大幅に上回る人気であっという間に年内入荷分が完売!となったのがこのDC-Elite。自社開発の24段4セクションステップアッテネーターやローム社製フラッグシップチップ・BD34301EKV採用など、iBassoのハイクラスDAP・DX320MAX Tiの遺伝子を受け継ぐこだわりと音質が魅力のモデルです。(根本氏)
○ポータブルDAC
iFi audio「iDSD Diablo2」
真っ赤なボディに「悪魔」の名を冠したiFiのポータブルDAC・micro iDSD Diabloがさらにイカツくなって登場!サイズはやや大型化したものの、前モデルにはなかったイヤホン向けのIEMatchモードやBluetooth入力機能を搭載するなど、使い勝手は大幅アップ。2024年のイヤホン界で台風の目となるであろう新世代方式「MEMSドライバー」専用の出力モードも用意されています。(根本氏)