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公開日 2024/01/11 15:47

<CES>ハイセンス、110型Mini LEDテレビ「110UX」に注目集まる。レグザも“新高画質技術”アピール

“世界最薄”Mini LEDテレビも
編集部:平山洸太
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米ラスベガスにおいて、世界最大級のエレクトロニクス展示会「CES2024」が開幕。ハイセンスのブースでは、110型のMini LEDテレビ「110UX」などが大きくアピールされている。また、グループ企業であるレグザ(TVS REGZA)の展示ブースも隣接しており、ここではCESに合わせて発表された新技術のデモが行われている。

ハイセンスのブース

ハイセンスは、ブースオープンに先立って行われた、プレスカンファレンスにて発表した製品の実機を披露。その中でも特に目立つように展示されたのが、110型のMini LEDテレビ「110UX」だ。本機は世界初となる4万のローカルディミングゾーンに対応。そして最高輝度は1万ニト、色域はBT.2020を95%カバーしている。

「110UX」


「75UX」

横から本体の薄さが見れるようになっている
さらに、プレスカンファレンスで“世界最薄”がアピールされた、薄さ13.6mmの75型Mini LEDテレビ「75UX」も展示。こちらは高さのあるスタンドに固定されており、その薄さが横からわかりやすく感じられるようになっている。また、木製の枠を採用したテレビ「Canvas TV」も展示された。

「Canvas TV」

一方で、テレビ2024年モデルのU7シリーズやU8シリーズなどは展示されていないようだ。その分、レーザーテレビ、家電IoTプラットフォームのConnect Life、オートモービル用のレーザーディスプレイといった幅広い展示が行われていた。

Connect Lifeの展示

写真ではわかりにくいが、フロントガラスに表示されているのがレーザーディスプレイ

レーザーテレビとは、いわゆる超単焦点プロジェクターを専用のスクリーンに投影するもの。プレスカンファレンスで案内され製品として、世界で初めて8Kに対応するという「Sonic Screen Laser TV」、従来比70%の小型化を実現した「Super Slim Ultra-Light LASER TV 4K」などが展示されていた。

「Super Slim Ultra-Light LASER TV 4K」

「Sonic Screen Laser TV」

このほか隣接するレグザのブースでは、CES2024に合わせて発表された高画質技術「Advanced AI Picture Optimizer」の紹介およびデモを実施。これはレグザの映像エンジン「ZRα」のAIモデルを進化させることで、より緻密な画像解析による高度なシーン検出を実現し、最新のOLEDやMini LEDといった高輝度画面であっても、シーンのリアルさと鮮やかさを高めるというものだ。

「Advanced AI Picture Optimizer」

「77X9900M」(左)、「100Z970M」(右)

さらに、「新レグザサウンドエンジン」のサウンドを確認できる視聴ブースも用意している。ここでは新開発のオーディプロセッサによって対応した5.1.2ch出力を、通常の2chと比較しながらサウンドを確認することが可能。ブースの外側には、最新のレグザとして「77X9900M」「100Z970M」もアピールされていた。

5.1.2ch再生のサウンドデモが実施

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