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公開日 2024/07/13 17:55
<ポタフェス>ビクター最新の「HA-FX550T」と伝統の「HA-FW1000T」を比較試聴/PHILIPS「TAE7009」など発売直前のモデルがずらり
プリモの銘作ヘッドホンも展示
ポータブルオーディオの祭典「ポタフェス2024夏 東京・秋葉原」が、7月13日(土)14日(日)の2日間にわたり、秋葉原のベルサール秋葉原にて開催される。本稿では、2階JVCケンウッド、PHILIPS、プリモのブースの様子を紹介する。
JVCケンウッドはビクターブランドから、完全ワイヤレスイヤホンを中心に、有線イヤホン、ワイヤレススピーカーなどを展示している。
ノイズキャンセリング機能を搭載した完全ワイヤレスイヤホン「HA-FX550T」は、6月下旬の発売から今回が初のイベント出展となる。ブランドの企画・開発陣と言葉を交わしながら音をじっくり確かめられるのはもちろん、前モデルである「HA-FX150T」や、フラグシップモデル「HA-FW1000T」と比較試聴もおこなえる。
HA-FX550Tは新開発の「シルクレイヤーカーボンドライバー」を搭載したモデル。担当者によると「なめらかで角の立たない音質が特徴で、解像度が高く細かい音までしっかり拾ってくれる」とのこと。
同スタジオのエンジニア5人がそれぞれチューニングした5種類の音質モードを搭載しており、聴いている楽曲や、音質の好みによってプロ基準のサウンドチューニングを楽しめる。とくに女性ボーカルや、音数の多いJ-Popやアニメソングなどで違いを体感してみてほしいという。
ほか小型軽量で選べる5色のカラーバリエーションと、アイコニックなデザインが特徴的な「HA-A30T2」や、耳をふさがないオープンイヤータイプの「HA-NP50T」なども体験できる。
とくにHA-A30T2は税込9,900円のエントリーモデルながら、ビクターブランドらしい音を体験できるモデルに仕上がっているのでぜひ試してみてほしいとのこと。
伝統のウッドコーンを採用したオーディオシリーズも展示。上述の完全ワイヤレスイヤホンHA-FW1000Tをはじめ、有線イヤホン「HA-FW10000」「HA-FW1500」や、ステレオコンポ「EX-DM10」などを体験できる。また、ウッドコーンを採用した製品は今後も展開予定とした。
PHILIPSは夏以降の発売が決定している新モデルの参考展示をおこなっている。
注目はインイヤーモニター「TAE7009」。国内産の10mm径のダイナミック・ドライバーを1基搭載し、低音が強すぎないフラットな音質に調整。担当者は「音の広がりや臨場感は一級品」とアピールした。音楽リスニングはもちろん、左右のバランスに優れているため、ゲームなどの360度方向から音がするコンテンツでの使用にも好適とのこと。
予価は7,980円。本体にイヤーチップ(S/M/L)とUSB Type-C to 3.5mm変換アダプタが付属するほか、カラーは参考出展されているブルー/ブラックの2色を展開する予定。
完全ワイヤレスイヤホンは小型軽量な「TAT1209」と、オープンイヤータイプの「TAT3708」を展示。TAT1209は予価2,980円のハイコスパモデル。コンパクト設計ながら、低音を強化するベースブースト機能を備える。
TAT3708は耳をふさがない“ながら聴き”が可能なオープンイヤータイプ。Bluetooth機能については国内モデル限定の仕様となっており、SBCに加えてAACコーデックにも対応する。予価は4,980円。
ほか「TAE2146」「TAE1018」といったUSB Type-C接続の有線タイプも展示している。
プリモは、マイクやスピーカー、助聴器などオーディオに関わる機器の企画、開発、生産をおこなう国内ブランドで、とくにヘッドホンドライバーの開発と生産も手掛けている。
ブースでは、1980年から90年代に好評を博したというモデルの復刻版である、オープンイヤー型ヘッドホン「CD-3」を展示。外観のデザインはほぼ当時のままだそうで、現場では「懐かしい」という声も聴こえてきた。
10,000ガウスの高磁束マグネットを採用した独自のΦ39.5mmドライバーを、開放型と組み合わせることで、迫力の低音と伸びやかな高音を両立し、シティポップのグルーブ感を再現するサウンドに仕上げているとアピールする。
また、バランス接続とリケーブルに対応する「CD-3β」も展示。リケーブルモデルは2024年内の発売を目指しているとのこと。
■JVCケンウッドは新TWSから伝統のウッドコーンまでずらり
JVCケンウッドはビクターブランドから、完全ワイヤレスイヤホンを中心に、有線イヤホン、ワイヤレススピーカーなどを展示している。
ノイズキャンセリング機能を搭載した完全ワイヤレスイヤホン「HA-FX550T」は、6月下旬の発売から今回が初のイベント出展となる。ブランドの企画・開発陣と言葉を交わしながら音をじっくり確かめられるのはもちろん、前モデルである「HA-FX150T」や、フラグシップモデル「HA-FW1000T」と比較試聴もおこなえる。
HA-FX550Tは新開発の「シルクレイヤーカーボンドライバー」を搭載したモデル。担当者によると「なめらかで角の立たない音質が特徴で、解像度が高く細かい音までしっかり拾ってくれる」とのこと。
同スタジオのエンジニア5人がそれぞれチューニングした5種類の音質モードを搭載しており、聴いている楽曲や、音質の好みによってプロ基準のサウンドチューニングを楽しめる。とくに女性ボーカルや、音数の多いJ-Popやアニメソングなどで違いを体感してみてほしいという。
ほか小型軽量で選べる5色のカラーバリエーションと、アイコニックなデザインが特徴的な「HA-A30T2」や、耳をふさがないオープンイヤータイプの「HA-NP50T」なども体験できる。
とくにHA-A30T2は税込9,900円のエントリーモデルながら、ビクターブランドらしい音を体験できるモデルに仕上がっているのでぜひ試してみてほしいとのこと。
伝統のウッドコーンを採用したオーディオシリーズも展示。上述の完全ワイヤレスイヤホンHA-FW1000Tをはじめ、有線イヤホン「HA-FW10000」「HA-FW1500」や、ステレオコンポ「EX-DM10」などを体験できる。また、ウッドコーンを採用した製品は今後も展開予定とした。
■PHILIPSの夏は高音質/多機能×ハイコスパがテーマ
PHILIPSは夏以降の発売が決定している新モデルの参考展示をおこなっている。
注目はインイヤーモニター「TAE7009」。国内産の10mm径のダイナミック・ドライバーを1基搭載し、低音が強すぎないフラットな音質に調整。担当者は「音の広がりや臨場感は一級品」とアピールした。音楽リスニングはもちろん、左右のバランスに優れているため、ゲームなどの360度方向から音がするコンテンツでの使用にも好適とのこと。
予価は7,980円。本体にイヤーチップ(S/M/L)とUSB Type-C to 3.5mm変換アダプタが付属するほか、カラーは参考出展されているブルー/ブラックの2色を展開する予定。
完全ワイヤレスイヤホンは小型軽量な「TAT1209」と、オープンイヤータイプの「TAT3708」を展示。TAT1209は予価2,980円のハイコスパモデル。コンパクト設計ながら、低音を強化するベースブースト機能を備える。
TAT3708は耳をふさがない“ながら聴き”が可能なオープンイヤータイプ。Bluetooth機能については国内モデル限定の仕様となっており、SBCに加えてAACコーデックにも対応する。予価は4,980円。
ほか「TAE2146」「TAE1018」といったUSB Type-C接続の有線タイプも展示している。
■プリモの80年代オープンイヤーヘッドホンが復刻
プリモは、マイクやスピーカー、助聴器などオーディオに関わる機器の企画、開発、生産をおこなう国内ブランドで、とくにヘッドホンドライバーの開発と生産も手掛けている。
ブースでは、1980年から90年代に好評を博したというモデルの復刻版である、オープンイヤー型ヘッドホン「CD-3」を展示。外観のデザインはほぼ当時のままだそうで、現場では「懐かしい」という声も聴こえてきた。
10,000ガウスの高磁束マグネットを採用した独自のΦ39.5mmドライバーを、開放型と組み合わせることで、迫力の低音と伸びやかな高音を両立し、シティポップのグルーブ感を再現するサウンドに仕上げているとアピールする。
また、バランス接続とリケーブルに対応する「CD-3β」も展示。リケーブルモデルは2024年内の発売を目指しているとのこと。