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PR 公開日 2024/12/24 06:30
リラックスした空間による4Kテレビ/PCモニターの楽しみ方をLGエレクトロニクス/エコーネスが提案
特別イベント「映画館のある家フェア 2024AUTUMN」
ホームシアターは本格的な専用室からカジュアルなリビングシアターまで、さまざまなスタイルがあるが、高画質・高音質といったクオリティと快適な暮らしを両立させた空間を演出するには、オーディオ・ビジュアルアイテムとインテリアによる、ライフスタイル性に富んだ調和が欠かせないポイントだ。
また、近年のオーディオ・ビジュアルアイテムは利便性を高めたスマート機能の搭載をはじめ、暮らしに溶け込むデザイン性、そして設置性を向上させたモデルが着実に増えてきており、製品各々が備える特徴をフルに活かせば、より理想的なホームシアター空間の構築が可能となっている。
そこで今回、オーディオ・ビジュアルアイテムとインテリアによる高いレベルでのマッチングを目指した特別イベントを実施。PHILE WEB主催、LGエレクトロニクス・ジャパン/エコーネスの協賛による、インテリアコーディネーター/リフォームプランナー/設計者向けのセミナーイベント「映画館のある家フェア 2024AUTUMN」が、「ストレスレスショールーム 東京」にて11月27日に開催された。
イベント冒頭では、PHILE WEB編集部がオーディオ・ビジュアルの最新動向をはじめ、視聴環境の変化について解説。冒頭では、近年のテレビやプロジェクターといった映像機器において、“スマート機能”を備えたモデルが一般的になっていることを挙げた。
テレビは放送番組を観るもの、プロジェクターは手持ちの映像コンテンツを観るためだけのアイテムではなくなり、Android TVやGoogle TV、Fire TV、LGエレクトロニクスのwebOSなど映像機器用のOSが内蔵されることによって、YouTubeやPrime Video、Netflix、Apple TV、Disney+、TVer、U-NEXTなど数多のVODサービスを使い、ユーザー好みの映像コンテンツを幅広く楽しめるようになったことを紹介する。
加えて、オーディオ・ビジュアル機器のスマート化によって、ネットに繋がる環境であれば、ホーム内のどこでも映像コンテンツを楽しめるようになっているため、リビングだけでなく、ダイニングや書斎、そして寝室などでもオーディオ・ビジュアル機器が組み込みやすくなったことも説明した。他にも、ディスプレイと視聴位置、映像視聴時の視線の関係などについても解説を行った。
ノルウェー発の企業であるエコーネスはブランド・ヒストリーを紹介するとともに、1971年に誕生した「ストレスレス・リクライニングチェア」が、テレビが家庭に普及し始めた高度経済成長期に、“テレビを長時間快適に観ることができる”リクライニングチェアとして生まれたことを明かし、ストレスレス・リクライニングチェアとオーディオ・ビジュアルに置ける親和性の高さを伝えた。
ストレスレス・リクライニングチェアは、世界50カ国以上、4000を超えるディーラーが取り扱いしており、グローバルで1,100万台以上の販売台数を誇るとアピール。北欧最大規模のメーカーで、シッキルヴェン地区に本社・工場を構え、開発から製造、出荷まで全て自社で行っていることが強みであり、高い品質保証に繋がっているという。
寄りかかるだけで、体勢の変化に応じてクッションと頭や腰の隙間がなくなるよう動いてくれるリクライニング機能「プラスシステム」、シートに腰かけるユーザーの動きに合わせて自動的にバランスを取りながらロッキングする機能「バランスアダプトシステム」といった、「ストレスレス」ならではの独自機能を、実演を交えながら解説。
また、ユーザーに長く使ってもらえることが1番のサステナビリティと捉え、有害物質や化学薬品を一切使用していない点、また圧倒的に豊富なバリエーションを備えている点や、S/M/Lのサイズ展開、全製品にオットマンが付属している点など説明した。
LGエレクトロニクス・ジャパンによるプレゼンテーションでは、家電やオーディオ・ビジュアル機器をはじめ、自動車部品事業からデジタルサイネージといったビジネスソリューションまで取り扱うグローバル企業としての概要を説明しつつ、有機ELテレビのリーディングカンパニーとして11年連続・世界No.1の出荷台数を実現していることを明言する。そして、国内マーケットにおいては、70型以上の超大型・有機ELテレビ出荷台数ベースでシェアNo.1を獲得したという。
次に、有機ELデバイスならではのメリットを、液晶テレビ、ならびにMini LED液晶テレビの特徴と比較しながら紹介。バックライトレスであることで光漏れの無い漆黒表現が可能で高いコントラストを叶えている点をはじめ、忠実な色再現、高速応答性・低遅延、低い反射率、視野角の広さなどを解説。
LGエレクトロニクスのテレビならではの高画質・高音質なポイントとして、最新のAIプロセッサーの搭載や業界最高レベルの輝度表現、バーチャル11.1.2chサウンド、Dolby Visionなどの最新世代の映像・音声フォーマットをカバーする点などをアピールした。
また、わずか1.1cmの極細ベゼルや薄型設計による壁掛け設置を可能としているため、インテリア性にも富んでいる面や、42V型から超大画面の97V型まで国内随一の有機ELテレビ・ラインナップを備えているなど、同社ならではの魅力を語った。
続いて、同社が取り扱うPCモニターから、「LG UltraWide Monitor」「LG UltraGear Gaming Monitor」「LG MyView Smart Monitor」の各シリーズの特性を解説した。
「LG UltraWide Monitor」は、21:9を超えるアスペクト比を採用しているPCモニターであり、一般的な16:9よりも33%長い画面であることによって、映画コンテンツの視聴ではシネマスコープサイズとほぼ同等のアスペクト比で高い没入感を得られることをはじめ、複数のウィンドウを並列に表示できることで作業効率を高められる点、また動画・音楽編集ソフトの表示スペースを広く確保できる点など、表示情報量の多さが叶える魅力を説明する。
「LG UltraGear Gaming Monitor」では、自発光の有機ELデバイスを採用したゲーミングモニターならではのメリットをアピール。0.03ms(GTG)という圧倒的な高速応答性によって残像感のないくっきりとした映像表現、240Hzリフレッシュレート対応によって速い動きでも滑らかに表示できるため高い視認性を成し得ているとした。そして有機ELならではの高画質でゲームプレイできることも特長だ。
PCモニターに同社のテレビでも採用されている独自OS「webOS」内蔵させることで、スマート機能が利用できるようになった「LG MyView Smart Monitor」。PCモニターとして使用できるだけでなく、チューナレステレビのように、豊富なVODサービスを楽しめるなど、ビジネスとエンターテイメント要素を1台でカバーできるアイテムであると説明した。
最後は、レーザー光源を搭載したコンパクトな手のひらサイズの4Kプロジェクター「CineBeam Q」を紹介。最大120型の映像投写が可能で高精細な4K映像を表示できるモデルながら、360度回転するハンドルを備えることで手軽に持ち運ぶことができ、加えて角度調整に対応するため壁投写だけでなく天井投写も可能とするモデルを提示した。
試聴コーナーでは、「リビングシアター」と「ホームオフィス」をイメージした、オーディオ・ビジュアルアイテムとインテリアを組み合わせたシステムを設置。
「リビングシアター」では、LGエレクトロニクスの65V型・4K有機ELテレビ「OLED65G3PJA」を設置し、エコーネスの“ホームシアター・一体型ソファ”であり、センターテーブル付きの「ストレスレス アリオン19 ハイバック」(SC 11)とロッキング機能付きのスターベースを採用した「ストレスレス トーキョー」の組み合わせを体感できる場を設けていた。
極薄ベゼルで画面いっぱいに映像がひろがるOLED65G3PJAは、映像に集中でき、より高い没入感を得られるモデルとして紹介されており、奥行きにおいても非常に薄型の仕上げになっているため、インテリア性を損なわないセッティングができることが注目されていた。
おなじく「リビングシアター」をコンセプトにした、もうひとつのシステムでは、4K有機ELテレビのOLED65G3PJAに、“ロッキング機能付 ユニット式ソファ”である「ストレスレス ステラ」とシグニチャーベース採用の「ストレスレス マジック」を組み合わせ、よりリラックスした空間で映像コンテンツを楽しめる空間を演出していた。
「ホームオフィス」では、プレゼンテーションでも紹介したLGエレクトロニクスがラインナップする3タイプのPCモニターをセットした。「LG UltraWide Monitor」からアスペクト比21:9の34型・曲面型を導入した液晶モニター「34WQ75C-B」を木目調のデスクに設置したシステムには、エコーネスの「ストレスレス コンサル オフィス」を組み合わせていた。
「LG MyView Smart Monitor」にラインナップするwebOS搭載の31.5型・4K液晶モニター「32SR83U-W」は、ボディカラーの印象にあったホワイトを基調するデスクにセッティング。こちらにはエコーネスのハイグレードモデル「ストレスレス パリ オフィス」を組み合わせており、「LG MyView Smart Monitor」のコンセプトに寄り添う、ビジネスシーンとエンターテイメントをリラックスした状態で楽しめるシーンを紹介する。
「LG UltraGear Gaming Monitor」からは、31.5インチの4K有機ELゲーミングモニター「32GS95UV-B」と、ダークブランドのデスクにエコーネスのダイニングホームオフィスにラインナップするアーム付ハイバックの「ストレスレス ミント」を合わせることで、コンパクトな空間でも導入しやすいシステムであること提示していた。
また、4Kプロジェクター「CineBeam Q(HU710PB)」も設置しており、そこにエコーネスのクラシックベース採用のフットレスト一体型電動リクライニングチェアである「ストレスレス レノ パワー レッグ&バック」を組み合わせることで、書斎などのパーソナルな空間においてリラックスした状態でプロジェクターの映像を楽しめるシーンを提案する。そこには、LGエレクトロニクスのワイヤレススピーカー「LG XBOOM(XO2TBK)」を一緒にセッティングし、同時に没入感の高いサウンド、も楽しめることをアピールした。
最後に、普段はクローズドであるLGエレクトロニクス・ジャパンの京橋ショールームへのツアーも実施。同社の有機EL/液晶テレビのラインナップが見られるだけでなく、国内最大サイズの4K有機ELテレビの97V型「OLED97M3PJA」なども展示しており、接続端子部を外部のセットトップボックスに集約し、そこから4K映像や音声をワイヤレスでディスプレイ部に伝送することで、配線フリーのセッティングを可能にする点など、人気を集めていた。
加えて、2024年度のハイエンドモデルである83V型・4K有機ELテレビ「OLED83G4PJA」とサウンドバー「LG Soundbar SG10TY」のセットも紹介。壁との隙間がゼロの状態で壁掛け設置ができる「One Wall Design」によって、インテリア性に富んだスタイリッシュなセッティングを提案した。
「映画館のある家フェア 2024AUTUMN」に参加されたインテリアコーディネーターの方々からは、以下のコメントが寄せられた。
「オーディオ・ビジュアルの基礎知識に関連するセミナーでは、4K/8KやHDなど解像度による違いが改めて認識でき、また壁掛けテレビの設置高さの基準なども参考になったし、アクセスポイント内蔵のマルチメディアコンセントの導入についても計画していきたいと感じた」
「印象に残ったアイテムについて、ワイドモニターは非常に高い利便性を感じられた。ノートPCを1台繋げるだけで作業面も効率化でき、インテリア的にもスッキリするのがポイントだ。併せて紹介していたポータブルスピーカーの音質が良かった点も驚きで、手が出しやすい価格だったことも好印象だった」
「エコーネスのアイテムでは、『ストレスレス ベルリンクロス』の印象が強く、電動でないほうが角度調整などスムーズだった。デスクチェアは、寝室の一角に書斎コーナーを作る方もいるため、オフィス的な要素とリラックスした時間を過ごすことを考慮した、バランスが取れたデザイン性になると、さらに導入しやすくなるだろう」
「LGエレクトロニクスのワイドモニターは、図面を書いたり、多くのファイルを同時に開いて作業を進める場合などで、利便性が高いが感じた」
「有機ELテレビについて、液晶テレビよりも暗部の表現に優れてコントラストが高い点や、想像以上に薄型な部分に感心した。併せて、40型台から90型台まで幅広いサイズを揃えているところや、ゲーミングモニターにも有機ELが搭載されていることを知り、提案しやすいモデル群だと感じた」
「エコーネスのストレスレスチェアは、とても座り心地が良かった。そのため、もう少しモダンなデザインがあると、より良い印象だ。近年は、リビングの一角を書斎コーナーにして、オンライン会議をできるようにしたいという要望があったりするので、よりリビングのインテリアをマッチしたデザインのものがほしいと感じた」
オーディオ・ビジュアルアイテムとインテリアの特徴に対しての感想をはじめ、実機に触れた上での今後の課題、今後への期待を明かした。
また、近年のオーディオ・ビジュアルアイテムは利便性を高めたスマート機能の搭載をはじめ、暮らしに溶け込むデザイン性、そして設置性を向上させたモデルが着実に増えてきており、製品各々が備える特徴をフルに活かせば、より理想的なホームシアター空間の構築が可能となっている。
そこで今回、オーディオ・ビジュアルアイテムとインテリアによる高いレベルでのマッチングを目指した特別イベントを実施。PHILE WEB主催、LGエレクトロニクス・ジャパン/エコーネスの協賛による、インテリアコーディネーター/リフォームプランナー/設計者向けのセミナーイベント「映画館のある家フェア 2024AUTUMN」が、「ストレスレスショールーム 東京」にて11月27日に開催された。
■オーディオ・ビジュアル機器のスマート化がライフスタイルを変える
イベント冒頭では、PHILE WEB編集部がオーディオ・ビジュアルの最新動向をはじめ、視聴環境の変化について解説。冒頭では、近年のテレビやプロジェクターといった映像機器において、“スマート機能”を備えたモデルが一般的になっていることを挙げた。
テレビは放送番組を観るもの、プロジェクターは手持ちの映像コンテンツを観るためだけのアイテムではなくなり、Android TVやGoogle TV、Fire TV、LGエレクトロニクスのwebOSなど映像機器用のOSが内蔵されることによって、YouTubeやPrime Video、Netflix、Apple TV、Disney+、TVer、U-NEXTなど数多のVODサービスを使い、ユーザー好みの映像コンテンツを幅広く楽しめるようになったことを紹介する。
加えて、オーディオ・ビジュアル機器のスマート化によって、ネットに繋がる環境であれば、ホーム内のどこでも映像コンテンツを楽しめるようになっているため、リビングだけでなく、ダイニングや書斎、そして寝室などでもオーディオ・ビジュアル機器が組み込みやすくなったことも説明した。他にも、ディスプレイと視聴位置、映像視聴時の視線の関係などについても解説を行った。
■オーディオ・ビジュアルとの親和性が高い「ストレスレス」
ノルウェー発の企業であるエコーネスはブランド・ヒストリーを紹介するとともに、1971年に誕生した「ストレスレス・リクライニングチェア」が、テレビが家庭に普及し始めた高度経済成長期に、“テレビを長時間快適に観ることができる”リクライニングチェアとして生まれたことを明かし、ストレスレス・リクライニングチェアとオーディオ・ビジュアルに置ける親和性の高さを伝えた。
ストレスレス・リクライニングチェアは、世界50カ国以上、4000を超えるディーラーが取り扱いしており、グローバルで1,100万台以上の販売台数を誇るとアピール。北欧最大規模のメーカーで、シッキルヴェン地区に本社・工場を構え、開発から製造、出荷まで全て自社で行っていることが強みであり、高い品質保証に繋がっているという。
寄りかかるだけで、体勢の変化に応じてクッションと頭や腰の隙間がなくなるよう動いてくれるリクライニング機能「プラスシステム」、シートに腰かけるユーザーの動きに合わせて自動的にバランスを取りながらロッキングする機能「バランスアダプトシステム」といった、「ストレスレス」ならではの独自機能を、実演を交えながら解説。
また、ユーザーに長く使ってもらえることが1番のサステナビリティと捉え、有害物質や化学薬品を一切使用していない点、また圧倒的に豊富なバリエーションを備えている点や、S/M/Lのサイズ展開、全製品にオットマンが付属している点など説明した。
■有機ELテレビのリーディングカンパニーならではの魅力
LGエレクトロニクス・ジャパンによるプレゼンテーションでは、家電やオーディオ・ビジュアル機器をはじめ、自動車部品事業からデジタルサイネージといったビジネスソリューションまで取り扱うグローバル企業としての概要を説明しつつ、有機ELテレビのリーディングカンパニーとして11年連続・世界No.1の出荷台数を実現していることを明言する。そして、国内マーケットにおいては、70型以上の超大型・有機ELテレビ出荷台数ベースでシェアNo.1を獲得したという。
次に、有機ELデバイスならではのメリットを、液晶テレビ、ならびにMini LED液晶テレビの特徴と比較しながら紹介。バックライトレスであることで光漏れの無い漆黒表現が可能で高いコントラストを叶えている点をはじめ、忠実な色再現、高速応答性・低遅延、低い反射率、視野角の広さなどを解説。
LGエレクトロニクスのテレビならではの高画質・高音質なポイントとして、最新のAIプロセッサーの搭載や業界最高レベルの輝度表現、バーチャル11.1.2chサウンド、Dolby Visionなどの最新世代の映像・音声フォーマットをカバーする点などをアピールした。
また、わずか1.1cmの極細ベゼルや薄型設計による壁掛け設置を可能としているため、インテリア性にも富んでいる面や、42V型から超大画面の97V型まで国内随一の有機ELテレビ・ラインナップを備えているなど、同社ならではの魅力を語った。
■スマート機能搭載からゲーミングまで多彩なPCモニターを揃える
続いて、同社が取り扱うPCモニターから、「LG UltraWide Monitor」「LG UltraGear Gaming Monitor」「LG MyView Smart Monitor」の各シリーズの特性を解説した。
「LG UltraWide Monitor」は、21:9を超えるアスペクト比を採用しているPCモニターであり、一般的な16:9よりも33%長い画面であることによって、映画コンテンツの視聴ではシネマスコープサイズとほぼ同等のアスペクト比で高い没入感を得られることをはじめ、複数のウィンドウを並列に表示できることで作業効率を高められる点、また動画・音楽編集ソフトの表示スペースを広く確保できる点など、表示情報量の多さが叶える魅力を説明する。
「LG UltraGear Gaming Monitor」では、自発光の有機ELデバイスを採用したゲーミングモニターならではのメリットをアピール。0.03ms(GTG)という圧倒的な高速応答性によって残像感のないくっきりとした映像表現、240Hzリフレッシュレート対応によって速い動きでも滑らかに表示できるため高い視認性を成し得ているとした。そして有機ELならではの高画質でゲームプレイできることも特長だ。
PCモニターに同社のテレビでも採用されている独自OS「webOS」内蔵させることで、スマート機能が利用できるようになった「LG MyView Smart Monitor」。PCモニターとして使用できるだけでなく、チューナレステレビのように、豊富なVODサービスを楽しめるなど、ビジネスとエンターテイメント要素を1台でカバーできるアイテムであると説明した。
最後は、レーザー光源を搭載したコンパクトな手のひらサイズの4Kプロジェクター「CineBeam Q」を紹介。最大120型の映像投写が可能で高精細な4K映像を表示できるモデルながら、360度回転するハンドルを備えることで手軽に持ち運ぶことができ、加えて角度調整に対応するため壁投写だけでなく天井投写も可能とするモデルを提示した。
■リラックスしたスタイルで映像への没入感をさらに高める
試聴コーナーでは、「リビングシアター」と「ホームオフィス」をイメージした、オーディオ・ビジュアルアイテムとインテリアを組み合わせたシステムを設置。
「リビングシアター」では、LGエレクトロニクスの65V型・4K有機ELテレビ「OLED65G3PJA」を設置し、エコーネスの“ホームシアター・一体型ソファ”であり、センターテーブル付きの「ストレスレス アリオン19 ハイバック」(SC 11)とロッキング機能付きのスターベースを採用した「ストレスレス トーキョー」の組み合わせを体感できる場を設けていた。
極薄ベゼルで画面いっぱいに映像がひろがるOLED65G3PJAは、映像に集中でき、より高い没入感を得られるモデルとして紹介されており、奥行きにおいても非常に薄型の仕上げになっているため、インテリア性を損なわないセッティングができることが注目されていた。
おなじく「リビングシアター」をコンセプトにした、もうひとつのシステムでは、4K有機ELテレビのOLED65G3PJAに、“ロッキング機能付 ユニット式ソファ”である「ストレスレス ステラ」とシグニチャーベース採用の「ストレスレス マジック」を組み合わせ、よりリラックスした空間で映像コンテンツを楽しめる空間を演出していた。
■PCモニターと「ストレスレス」が融合したホームオフィス
「ホームオフィス」では、プレゼンテーションでも紹介したLGエレクトロニクスがラインナップする3タイプのPCモニターをセットした。「LG UltraWide Monitor」からアスペクト比21:9の34型・曲面型を導入した液晶モニター「34WQ75C-B」を木目調のデスクに設置したシステムには、エコーネスの「ストレスレス コンサル オフィス」を組み合わせていた。
「LG MyView Smart Monitor」にラインナップするwebOS搭載の31.5型・4K液晶モニター「32SR83U-W」は、ボディカラーの印象にあったホワイトを基調するデスクにセッティング。こちらにはエコーネスのハイグレードモデル「ストレスレス パリ オフィス」を組み合わせており、「LG MyView Smart Monitor」のコンセプトに寄り添う、ビジネスシーンとエンターテイメントをリラックスした状態で楽しめるシーンを紹介する。
「LG UltraGear Gaming Monitor」からは、31.5インチの4K有機ELゲーミングモニター「32GS95UV-B」と、ダークブランドのデスクにエコーネスのダイニングホームオフィスにラインナップするアーム付ハイバックの「ストレスレス ミント」を合わせることで、コンパクトな空間でも導入しやすいシステムであること提示していた。
また、4Kプロジェクター「CineBeam Q(HU710PB)」も設置しており、そこにエコーネスのクラシックベース採用のフットレスト一体型電動リクライニングチェアである「ストレスレス レノ パワー レッグ&バック」を組み合わせることで、書斎などのパーソナルな空間においてリラックスした状態でプロジェクターの映像を楽しめるシーンを提案する。そこには、LGエレクトロニクスのワイヤレススピーカー「LG XBOOM(XO2TBK)」を一緒にセッティングし、同時に没入感の高いサウンド、も楽しめることをアピールした。
■LGエレクトロニクスのショールームツアーも実施
最後に、普段はクローズドであるLGエレクトロニクス・ジャパンの京橋ショールームへのツアーも実施。同社の有機EL/液晶テレビのラインナップが見られるだけでなく、国内最大サイズの4K有機ELテレビの97V型「OLED97M3PJA」なども展示しており、接続端子部を外部のセットトップボックスに集約し、そこから4K映像や音声をワイヤレスでディスプレイ部に伝送することで、配線フリーのセッティングを可能にする点など、人気を集めていた。
加えて、2024年度のハイエンドモデルである83V型・4K有機ELテレビ「OLED83G4PJA」とサウンドバー「LG Soundbar SG10TY」のセットも紹介。壁との隙間がゼロの状態で壁掛け設置ができる「One Wall Design」によって、インテリア性に富んだスタイリッシュなセッティングを提案した。
■設置への課題から今後への期待までコメント
「映画館のある家フェア 2024AUTUMN」に参加されたインテリアコーディネーターの方々からは、以下のコメントが寄せられた。
「オーディオ・ビジュアルの基礎知識に関連するセミナーでは、4K/8KやHDなど解像度による違いが改めて認識でき、また壁掛けテレビの設置高さの基準なども参考になったし、アクセスポイント内蔵のマルチメディアコンセントの導入についても計画していきたいと感じた」
「印象に残ったアイテムについて、ワイドモニターは非常に高い利便性を感じられた。ノートPCを1台繋げるだけで作業面も効率化でき、インテリア的にもスッキリするのがポイントだ。併せて紹介していたポータブルスピーカーの音質が良かった点も驚きで、手が出しやすい価格だったことも好印象だった」
「エコーネスのアイテムでは、『ストレスレス ベルリンクロス』の印象が強く、電動でないほうが角度調整などスムーズだった。デスクチェアは、寝室の一角に書斎コーナーを作る方もいるため、オフィス的な要素とリラックスした時間を過ごすことを考慮した、バランスが取れたデザイン性になると、さらに導入しやすくなるだろう」
「LGエレクトロニクスのワイドモニターは、図面を書いたり、多くのファイルを同時に開いて作業を進める場合などで、利便性が高いが感じた」
「有機ELテレビについて、液晶テレビよりも暗部の表現に優れてコントラストが高い点や、想像以上に薄型な部分に感心した。併せて、40型台から90型台まで幅広いサイズを揃えているところや、ゲーミングモニターにも有機ELが搭載されていることを知り、提案しやすいモデル群だと感じた」
「エコーネスのストレスレスチェアは、とても座り心地が良かった。そのため、もう少しモダンなデザインがあると、より良い印象だ。近年は、リビングの一角を書斎コーナーにして、オンライン会議をできるようにしたいという要望があったりするので、よりリビングのインテリアをマッチしたデザインのものがほしいと感じた」
オーディオ・ビジュアルアイテムとインテリアの特徴に対しての感想をはじめ、実機に触れた上での今後の課題、今後への期待を明かした。