公開日 2023/09/13 10:10
LUMIX、像面位相差AFに対応したマイクロフォーサーズのフラグシップモデル「G9PROII」
AFCで60fpsの連写に対応
パナソニックは、ミラーレス一眼カメラ「LUMIX G9PROII」を10月27日に発売する。ボディ単体および標準ズームレンズキット(ボディ+H-ES12060)が用意。価格はオープンだが、ボディは税込23万700円前後、レンズキットは税込30万3900円前後の実売が予想される。
同社がマイクロフォーサーズのフォーマットで展開する “Gシリーズ” のフラグシップモデル。進化したセンサーと最新の画像処理エンジンにより、決定的瞬間を切り取ることができるモデルだとしている。
新開発となる25.2MPのCMOSイメージセンサーを採用。またエンジンには、新世代のヴィーナスエンジンを搭載する。センサーはGシリーズ初となる像面位相差AFに対応し、像面位相差AFエリアは、ほぼ全域をカバーする779点。ISO感度の使用範囲(従来のISO200から100に)、およびローシャドウ部の階調も広げている。また、GH6にも搭載するダイナミックレンジブーストを備える。
像面位相差AFに対応することで、リアルタイム認識AFも進化。新たに認識する被写体が増えており、動物の瞳認識、車やバイクといったモータースポーツの認識にも対応。人物と動物の認識モードを分けることで、動物自体の認識性能も高まっている。また人物の認識精度も向上し、上半身のみでも検出できるようになった。
そのほか認識AFでは、アルゴリズム改善などにより、被写体がカメラに向かってくるようなシーンにおける追従性や、複数の被写体が存在するようなシーンでの精度を向上。逆行、低照度、点光源があるシーンや、商品レビューにおける精度も高めているとする。
連続撮影はLUMIX初となる、AFCで60fps、AFSで75fpsに対応(電子シャッター時)。バッファメモリを増量したことで3秒以上の連写が継続でき、またブラックアウトフリー連写にも対応する。プリ連写機能を備えており、シャッター全押し前の写真を0.5秒/1秒/1.5秒から選んで記録できる。メカシャッターでの連写は秒間10コマ。
8段分のボディ内手ぶれ補正(B.I.S.)を内蔵。また、レンズ内手ぶれ補正(O.I.S.)と連動して制御するDual I.S.2では、7.5段分の補正効果に対応する。動画時に利用できる手ぶれ補正機能「アクティブ I.S.」では、動画周辺歪み補正を新たに追加しており、遠近法により直線が歪んで見える現象も補正できるようになった。手ぶれ補正機能を活用し、約100MPの手持ちハイレゾモードも新たに搭載している。
ちなみにG9PROIIと同社フルサイズモデル「S5II」は共同プロジェクトであり、同じ筐体を使って開発しているとのこと。そのため、本体にはマグネシウム合金を採用しており、防塵防滴に対応。WB/ISO/露出の3連ボタン、8軸対応のジョイスティックなど、操作系も共通している。一方で差分として、G9PROIIでは-10度の耐低温に対応する。
なお、S5IIはペンタ部に空冷ファンを搭載しているが、本モデルではここにジャイロを搭載しており、これによって上記の手ぶれ補正効果を実現できたという。またジャイロは取り付け校正も行っており、これ以上の補正効果を実現しようとすると、地球の自転を考慮する必要のある段階まで来ているとのことだ。
電子ビューファインダーはOLEDを採用し、368万ドット/倍率0.8倍(35mm判換算)/アイポイント21mm。また背面モニターは、3.0型/184万ドットの高輝度・広色域フリーアングルLCDモニターとなる。
別売でバッテリーグリップ「DMW-GB1」も本体と同時に発売予定。こちらも価格はオープンだが、税込3万8300円前後の実売が予想される。本体と同じ8方向ジョイスティックを備えるほか、同様に防塵防滴・耐低温を実現。上記の通りボディが共通のため、S5IIおよびS5IIXでも使用できるという。
新たなフォトスタイルとして、「LEICA モノクローム」を搭載。これは、L2テクノロジーによる協業により実現したモード。既存のL.モノクロームDよりもハイライトが明るく、より硬調でダイナミックな印象のモノクロ表現であり、深い黒と白のコントラストが特長だとしている。またフォトスタイルでは、リアルタイムLUTが本機種にも搭載される。
また、動画性能では4K/120p 4:2:0 10bitの撮影が行える。4:2:2 10bitの場合は最大4K/60pに対応する。5.7Kでの撮影や、13+ストップでのV-Log撮影が可能。USB-SSDに対応しており、ProRes記録もサポートする。
そのほか、G9PROIIの発売に合わせてキャッシュバックキャンペーンを実施。10月27日から2024年1月14日にかけて実施され、ボディ単体で20,000円、レンズキットで25,000円のキャッシュバックが受けられる。また、発売前の9月15日から10月26日の期間に予約することで、予備バッテリー「DMW-BLK22」がプレゼントされる。
キャッシュバックはレンズも対象となっており、「H-RSA100400」が20,000円、「H-ES35100」が15,000円、「H-ES12035」が10,000円。これら対象レンズを本体と同時購入すると増額となり、レンズ1本の場合は5,000円、レンズ2本で10,000円がさらにキャッシュバックされる。
同社がマイクロフォーサーズのフォーマットで展開する “Gシリーズ” のフラグシップモデル。進化したセンサーと最新の画像処理エンジンにより、決定的瞬間を切り取ることができるモデルだとしている。
新開発となる25.2MPのCMOSイメージセンサーを採用。またエンジンには、新世代のヴィーナスエンジンを搭載する。センサーはGシリーズ初となる像面位相差AFに対応し、像面位相差AFエリアは、ほぼ全域をカバーする779点。ISO感度の使用範囲(従来のISO200から100に)、およびローシャドウ部の階調も広げている。また、GH6にも搭載するダイナミックレンジブーストを備える。
像面位相差AFに対応することで、リアルタイム認識AFも進化。新たに認識する被写体が増えており、動物の瞳認識、車やバイクといったモータースポーツの認識にも対応。人物と動物の認識モードを分けることで、動物自体の認識性能も高まっている。また人物の認識精度も向上し、上半身のみでも検出できるようになった。
そのほか認識AFでは、アルゴリズム改善などにより、被写体がカメラに向かってくるようなシーンにおける追従性や、複数の被写体が存在するようなシーンでの精度を向上。逆行、低照度、点光源があるシーンや、商品レビューにおける精度も高めているとする。
連続撮影はLUMIX初となる、AFCで60fps、AFSで75fpsに対応(電子シャッター時)。バッファメモリを増量したことで3秒以上の連写が継続でき、またブラックアウトフリー連写にも対応する。プリ連写機能を備えており、シャッター全押し前の写真を0.5秒/1秒/1.5秒から選んで記録できる。メカシャッターでの連写は秒間10コマ。
8段分のボディ内手ぶれ補正(B.I.S.)を内蔵。また、レンズ内手ぶれ補正(O.I.S.)と連動して制御するDual I.S.2では、7.5段分の補正効果に対応する。動画時に利用できる手ぶれ補正機能「アクティブ I.S.」では、動画周辺歪み補正を新たに追加しており、遠近法により直線が歪んで見える現象も補正できるようになった。手ぶれ補正機能を活用し、約100MPの手持ちハイレゾモードも新たに搭載している。
ちなみにG9PROIIと同社フルサイズモデル「S5II」は共同プロジェクトであり、同じ筐体を使って開発しているとのこと。そのため、本体にはマグネシウム合金を採用しており、防塵防滴に対応。WB/ISO/露出の3連ボタン、8軸対応のジョイスティックなど、操作系も共通している。一方で差分として、G9PROIIでは-10度の耐低温に対応する。
なお、S5IIはペンタ部に空冷ファンを搭載しているが、本モデルではここにジャイロを搭載しており、これによって上記の手ぶれ補正効果を実現できたという。またジャイロは取り付け校正も行っており、これ以上の補正効果を実現しようとすると、地球の自転を考慮する必要のある段階まで来ているとのことだ。
電子ビューファインダーはOLEDを採用し、368万ドット/倍率0.8倍(35mm判換算)/アイポイント21mm。また背面モニターは、3.0型/184万ドットの高輝度・広色域フリーアングルLCDモニターとなる。
別売でバッテリーグリップ「DMW-GB1」も本体と同時に発売予定。こちらも価格はオープンだが、税込3万8300円前後の実売が予想される。本体と同じ8方向ジョイスティックを備えるほか、同様に防塵防滴・耐低温を実現。上記の通りボディが共通のため、S5IIおよびS5IIXでも使用できるという。
新たなフォトスタイルとして、「LEICA モノクローム」を搭載。これは、L2テクノロジーによる協業により実現したモード。既存のL.モノクロームDよりもハイライトが明るく、より硬調でダイナミックな印象のモノクロ表現であり、深い黒と白のコントラストが特長だとしている。またフォトスタイルでは、リアルタイムLUTが本機種にも搭載される。
また、動画性能では4K/120p 4:2:0 10bitの撮影が行える。4:2:2 10bitの場合は最大4K/60pに対応する。5.7Kでの撮影や、13+ストップでのV-Log撮影が可能。USB-SSDに対応しており、ProRes記録もサポートする。
そのほか、G9PROIIの発売に合わせてキャッシュバックキャンペーンを実施。10月27日から2024年1月14日にかけて実施され、ボディ単体で20,000円、レンズキットで25,000円のキャッシュバックが受けられる。また、発売前の9月15日から10月26日の期間に予約することで、予備バッテリー「DMW-BLK22」がプレゼントされる。
キャッシュバックはレンズも対象となっており、「H-RSA100400」が20,000円、「H-ES35100」が15,000円、「H-ES12035」が10,000円。これら対象レンズを本体と同時購入すると増額となり、レンズ1本の場合は5,000円、レンズ2本で10,000円がさらにキャッシュバックされる。