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公開日 2010/04/09 11:38

ソニー、南アW杯で3D化する全25試合を発表 - 日本対オランダ戦も対象に

5会場に3D対応機器を設置して3D撮影
ファイル・ウェブ編集部
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ソニーとFIFA(国際サッカー連盟)は、ワールドカップ南アフリカ大会で3D映像化する試合の詳細を発表。開幕戦となる6月11日の南アフリカ対メキシコなど計25試合を3D映像化することを明らかにした。

3D映像化されるのは、予選リーグ15試合、決勝トーナメント10試合の計25試合。日本代表の試合は、6月19日の日本時間20時30分からキックオフとなるオランダ戦が対象に含まれている。

ソニーでは、ワールドカップを3D映像化する契約を2009年12月にFIFAと締結。ソニー製機材を使用し3D映像化し、パブリックビューイングや各種イベントでの上映、BDソフト化することなどを発表していた(関連ニュース)。今回はその詳細が明らかにされた格好だ。

3D映像化にあたっては、ヨハネスブルグのサッカーシティとエリスパーク、ダーバン、ケープタウン、ポートエリザベスの計5会場にソニー製3D対応の放送業務用機器を導入。各試合の3D撮影には、マルチフォーマットポータブルカメラ「HDC-1500」14台/7セットを使用する。

また、映像制作において、3D映像を2台のカメラで撮影する際に生じるカメラ間の色味や光軸などの映像のズレを高速に解析して、簡単に補正することができるソニー製マルチイメージプロセッサー「MPE-200」(関連ニュース)も活用。3D中継車も導入するという。

撮影した3D映像はソニー・ピクチャーズ エンタテインメントが25試合のダイジェスト映像を収めたBDソフトとして2010年内に発売するほか、同BDソフトの予告編を世界各地のソニーのショールームなど合計約4,000ヶ所で“BRAVIA”の3D対応モデルなどを用いて上映する。なお、日本では約500ヶ所の店舗で上映を予定しているという。

そのほか、米国ESPN、スペインSogecableなどの放送局が25試合の3D放送を予定。さらに、2010 FIFA ワールドカップの3Dパブリックビューイングに関する独占契約をFIFAと締結したスイスのAruna Media(アルーナメディア)社が、世界26ヶ国のデジタルシネマなどを含めた会場でパブリックビューイングを実施し、ソニーとFIFAが共同制作する25試合のうち8試合を3Dで上映する。

3D映像化される全25試合は下記の通り(※時間は現地時間。日本との時差はプラス7時間)。

6/11 南アフリカ vs. メキシコ (16:00)
6/12 アルゼンチン vs. ナイジェリア (16:00)
6/13 ドイツ vs. オーストラリア (20:30)
6/14 オランダ vs. デンマーク (13:30)
6/15 ブラジルvs. 北朝鮮 (20:30)
6/16 スペイン vs. スイス (16:00)
6/17 アルゼンチン vs. 韓国 (13:30)
6/18 スロベニア vs. 米国 (16:00)
6/19 オランダ vs. 日本 (13:30)
6/20 ブラジル vs. コートジボアール (20:30)
6/21 スペイン vs. ホンジュラス (20:30)
6/22 ナイジェリア vs. 韓国 (20:30)
6/23 ガーナ vs. ドイツ (20:30)
6/24 スロバキア vs. イタリア (16:00)
6/25 ポルトガル vs. ブラジル(16:00)

【決勝トーナメント】
6/27 B組1位 vs. A組2位 (20:30)
6/28 E組1位 vs. F組2位 (16:00)
6/28 G組1位 vs. H組2位 (20:30)
7/2  準々決勝 (20:30)
7/3  準々決勝 (16:00)
7/3  準々決勝 (20:30)
7/6  準決勝 (20:30)
7/7  準決勝 (20:30)
7/10 3位決定戦 (20:30)
7/11 決勝戦 (20:30)

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