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公開日 2012/03/15 18:13
世界の環境映像を紹介する「第20回地球環境映像祭」が3月16日より開催
地球環境の現在と未来を考える
アジア・オセアニアをはじめ、世界の優れた環境映像を紹介する映画祭、第20回「アースビジョン 地球環境映像祭」が、3月16日(金)より東京新宿区四谷区民ホールで開催される。
この映像祭は、表現ジャンルを区切らず、ドキュメンタリー、アニメーション等の複数ジャンルを含んだ多彩な視点から、世界第一線の映像と環境の現状について知ることができる点が特色だ。コンペ審査員の丁寧なコメントや、映像制作者の生の声も聞く事ができる。第20回目を迎えた本年は、過去の作品のレトロスペクティブ上映や、連日のシンポジウムも開催される。
3月17日土曜日には、「つながりを取り戻す − 3.11から1年。新たな道しるべをもとめて」として、東北震災と原発事故に関連する映画上映とシンポジウムを開催。興行映画と違い「地味」な印象からか、例年観客動員数は今一歩だが、世界と環境について目からうろこの映像が続出で、これだけの映像がこの入場料で見られることはなかなか無いであろう。お得で、おすすめな映画祭だ。
本年の上映作品からいくつかの上映スケジュールを下記にご紹介する。
(以下、映画作品写真は C.第20回地球環境映像祭)
17:20 『シード・ハンター』
(オーストラリア/2008/監督:サリー・イングルトン/53分/英語・日本語字幕)
気候変動が進む中、危惧される食料危機。多様な遺伝子を保存し、環境変化に耐える農作物の原種を求めて中央アジア・タジキスタンの険しい山々へ足を踏み入れる科学者たちの姿を追う。
第17回最優秀賞。
10:00 【特別上映】『100,000年後の安全』
(デンマーク、フィンランド、スウェーデン、イタリア/2009/監督:マイケル・マドセ
ン/79分/英語・日本語字幕)
原子力発電所から出される高レベル放射性廃棄物の永久地層処分場の建設が決定したフィンランドのオルキルオト。はたして人類は10万年後の安全を保証することは出来るのか。コメディのようでホラーな現実を暴くドキュメンタリー。
11:35 『チェルノブイリ・フォーエバー』
(ベルギー/2011/監督:アラン・ド・アルー/56分/ロシア語、ウクライナ語・英語・日本語字幕)
チェルノブイリ事故から25年。私たちは原子力の危険を忘れていなかっただろうか。放射能の影響は長く、人の記憶は短い。ウクライナの子どもたちが誘うチェルノブイリの現在。
第20回子どもアース・ビジョン賞。
14:50 『自然の楯―Tsunamiからいのちを守ったもの』
(インド、インドネシア、スリランカ、タイ/2006/監督:モージ・リーバ、マノリ・ヴィジェセーケラ、ヨハン・アベーナイケ/27分/英語・日本語字幕)
甚大な被害をもたらした2004年12月のインド洋津波。被害を検証する中で明らかになったのは、マングローブ林と砂丘、サンゴ礁が被害を最小におさえた事実だった。
第16回アース・ビジョン賞。
15:20 『海と森と里と―つながりの中に生きる』
(日本/2010/監督:鈴木 敏明/36分/日本語)
生産性と効率を追い求める開発が、いかに自然の巧みな循環を断ち切り、海や森、川を変えてきたか。自然と共に生きる人々の声に耳を傾けながら考える。
「アース・ビジョン in 東北」上映作品。
10:00 『沈黙の春を生きて』
(日本/2011/監督:坂田 雅子/87分/日本語・英語字幕)
ベトナム戦争で米軍が使った枯葉剤は、
400万人ものベトナムの人々と米軍兵士の上に降り注がれた。被害は彼らに止まらず、子どもや孫の世代にも及んでいる。
第20回子どもアース・ビジョン賞。
★上映後ゲストトーク★
15:10 『レオニッドの物語』
(ドイツ・ウクライナ/2011/監督:ライナー・ルートヴィヒ/19分/ロシア語・英語・日
本語字幕)
しあわせな暮らしを夢みていた、あるソビエトの家族に起こった悲劇。1986年チェルノブイリ事故の記憶を素描と写真、記録映像で紡いだアニメーション。
第20回子どもアース・ビジョン賞。
★上映後ゲストトーク★
15:55 【第20回子どもアース・ビジョン大賞】『思いを運ぶ手紙』
(ブータン/2004/監督:ウゲン・ワンディ/68分/ゾンカ語・日本語字幕)
標高3500mを超えるヒマラヤの村リンシは、首都ティンプーから険しい山道を歩いて5日の位置にある。26年にわたって、リンシへの郵便配達を務める一人の郵便局員の日常とヒマラヤの大自然を描く。
★上映後ゲストトーク★
<イベントの詳細>
アース・ビジョン 第20回地球環境映像祭
3月16日(金)14:00 〜 20:00 くらしを変える 未来が変わる
3月17日(土)10:00 〜 18:30 つながりを取り戻す − 3.11から1年
3月18日(日)10:00 〜 20:30 思いをつなぐ
◆会場◆
四谷区民ホール(東京都新宿区内藤町87番地 四谷区民センター9階)
http://shinjuku-kuminhall.com/pc/pdf/yotsuya_map.pdf
◆交通のご案内◆
東京メトロ・丸ノ内線「新宿御苑前駅」大木戸門方向(2番)出口
新宿通りを四谷方向へ徒歩約5分
参加:協力費1日1,000円 高校生以下無料・事前予約不要
3日間通し協力費(カタログ付き)一般2,000円 学生1,500円
◆問い合わせ◆
アース・ビジョン組織委員会 TEL : 03-5802-0525 http://www.earth-vision.jp
プログラム等、さらに詳細な内容は以下まで。
アース・ビジョン 第20回地球環境映像祭
http://www.earth-vision.jp/14-03mainfestival-j.htm
twitter @EARTH_VISION
facebook http://www.facebook.com/EARTHVISION1992
告知映像 http://www.youtube.com/EARTHVISION1992
この映像祭は、表現ジャンルを区切らず、ドキュメンタリー、アニメーション等の複数ジャンルを含んだ多彩な視点から、世界第一線の映像と環境の現状について知ることができる点が特色だ。コンペ審査員の丁寧なコメントや、映像制作者の生の声も聞く事ができる。第20回目を迎えた本年は、過去の作品のレトロスペクティブ上映や、連日のシンポジウムも開催される。
3月17日土曜日には、「つながりを取り戻す − 3.11から1年。新たな道しるべをもとめて」として、東北震災と原発事故に関連する映画上映とシンポジウムを開催。興行映画と違い「地味」な印象からか、例年観客動員数は今一歩だが、世界と環境について目からうろこの映像が続出で、これだけの映像がこの入場料で見られることはなかなか無いであろう。お得で、おすすめな映画祭だ。
本年の上映作品からいくつかの上映スケジュールを下記にご紹介する。
(以下、映画作品写真は C.第20回地球環境映像祭)
17:20 『シード・ハンター』
(オーストラリア/2008/監督:サリー・イングルトン/53分/英語・日本語字幕)
気候変動が進む中、危惧される食料危機。多様な遺伝子を保存し、環境変化に耐える農作物の原種を求めて中央アジア・タジキスタンの険しい山々へ足を踏み入れる科学者たちの姿を追う。
第17回最優秀賞。
10:00 【特別上映】『100,000年後の安全』
(デンマーク、フィンランド、スウェーデン、イタリア/2009/監督:マイケル・マドセ
ン/79分/英語・日本語字幕)
原子力発電所から出される高レベル放射性廃棄物の永久地層処分場の建設が決定したフィンランドのオルキルオト。はたして人類は10万年後の安全を保証することは出来るのか。コメディのようでホラーな現実を暴くドキュメンタリー。
11:35 『チェルノブイリ・フォーエバー』
(ベルギー/2011/監督:アラン・ド・アルー/56分/ロシア語、ウクライナ語・英語・日本語字幕)
チェルノブイリ事故から25年。私たちは原子力の危険を忘れていなかっただろうか。放射能の影響は長く、人の記憶は短い。ウクライナの子どもたちが誘うチェルノブイリの現在。
第20回子どもアース・ビジョン賞。
14:50 『自然の楯―Tsunamiからいのちを守ったもの』
(インド、インドネシア、スリランカ、タイ/2006/監督:モージ・リーバ、マノリ・ヴィジェセーケラ、ヨハン・アベーナイケ/27分/英語・日本語字幕)
甚大な被害をもたらした2004年12月のインド洋津波。被害を検証する中で明らかになったのは、マングローブ林と砂丘、サンゴ礁が被害を最小におさえた事実だった。
第16回アース・ビジョン賞。
15:20 『海と森と里と―つながりの中に生きる』
(日本/2010/監督:鈴木 敏明/36分/日本語)
生産性と効率を追い求める開発が、いかに自然の巧みな循環を断ち切り、海や森、川を変えてきたか。自然と共に生きる人々の声に耳を傾けながら考える。
「アース・ビジョン in 東北」上映作品。
10:00 『沈黙の春を生きて』
(日本/2011/監督:坂田 雅子/87分/日本語・英語字幕)
ベトナム戦争で米軍が使った枯葉剤は、
400万人ものベトナムの人々と米軍兵士の上に降り注がれた。被害は彼らに止まらず、子どもや孫の世代にも及んでいる。
第20回子どもアース・ビジョン賞。
★上映後ゲストトーク★
15:10 『レオニッドの物語』
(ドイツ・ウクライナ/2011/監督:ライナー・ルートヴィヒ/19分/ロシア語・英語・日
本語字幕)
しあわせな暮らしを夢みていた、あるソビエトの家族に起こった悲劇。1986年チェルノブイリ事故の記憶を素描と写真、記録映像で紡いだアニメーション。
第20回子どもアース・ビジョン賞。
★上映後ゲストトーク★
15:55 【第20回子どもアース・ビジョン大賞】『思いを運ぶ手紙』
(ブータン/2004/監督:ウゲン・ワンディ/68分/ゾンカ語・日本語字幕)
標高3500mを超えるヒマラヤの村リンシは、首都ティンプーから険しい山道を歩いて5日の位置にある。26年にわたって、リンシへの郵便配達を務める一人の郵便局員の日常とヒマラヤの大自然を描く。
★上映後ゲストトーク★
<イベントの詳細>
アース・ビジョン 第20回地球環境映像祭
3月16日(金)14:00 〜 20:00 くらしを変える 未来が変わる
3月17日(土)10:00 〜 18:30 つながりを取り戻す − 3.11から1年
3月18日(日)10:00 〜 20:30 思いをつなぐ
◆会場◆
四谷区民ホール(東京都新宿区内藤町87番地 四谷区民センター9階)
http://shinjuku-kuminhall.com/pc/pdf/yotsuya_map.pdf
◆交通のご案内◆
東京メトロ・丸ノ内線「新宿御苑前駅」大木戸門方向(2番)出口
新宿通りを四谷方向へ徒歩約5分
参加:協力費1日1,000円 高校生以下無料・事前予約不要
3日間通し協力費(カタログ付き)一般2,000円 学生1,500円
◆問い合わせ◆
アース・ビジョン組織委員会 TEL : 03-5802-0525 http://www.earth-vision.jp
プログラム等、さらに詳細な内容は以下まで。
アース・ビジョン 第20回地球環境映像祭
http://www.earth-vision.jp/14-03mainfestival-j.htm
twitter @EARTH_VISION
facebook http://www.facebook.com/EARTHVISION1992
告知映像 http://www.youtube.com/EARTHVISION1992