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公開日 2016/06/02 16:23
シャープ、120Hz駆動の新IGZOスマホでも“AIoT”推進。カトパンがエモパー絶賛
ちなみにロボホンはエモパーのおともだち
シャープ(株)は、各キャリア向けに展開するスマートフォン“AQUOS”シリーズの、2016年夏モデル説明会を開催した。会場には、新しいAQUOSスマホのCMに出演するフリーアナウンサー 加藤綾子さんも登場し、新しくなったAI機能エモパーを絶賛するなど、AQUOSスマホ新モデルを体験しての感想を語った。
■AIoTで、AQUOSスマホを人によりそうパートナーに
新しいAQUOSスマホのフラグシップは3機種で、ドコモ向けに「AQUOS ZETA(SH-04H)」、ソフトバンク向けに「AQUOS Xx3」、au向けに「AQUOS SERIE(SHV34)」をラインナップする。
このほかに、auから展開されるミドルクラス機「AQUOS U(SHV35)」、“ガラホ”の新機種「AQUOS K(SHF33)」をあわせた合計5機種が、AQUOSスマホの2016年夏モデルとして登場している。フラグシップ3機種は6月上旬以降発売、残りの2機種は6月下旬以降の発売を予定している。
本日の発表会では、シャープ(株)コンシューマーエレクトロニクスカンパニー 通信システム事業本部 パーソナル通信事業部 商品企画部 部長 林孝之氏が登壇し、製品の開発思想と特徴を説明した。
シャープでは、モノがインターネットに繋がるIoTに人工知能=AIを加えた「AIoT(=AI+IoT)」の概念に基づき、人工知能化した家電開発に取り組んでいる。同社ではこの取り組みを「ココロプロジェクト」と呼称し、ロボット型スマホ「ロボホン」や、液晶テレビAQUOSと連携するネットワークプレーヤー「AQUOSココロビジョンプレーヤー」などの製品を展開してきている。今回発表のAQUOSスマホも「ココロプロジェクト」の製品として位置づけられており、同社のスマホに投入されているAI機能「エモパー」の最新版4.0を搭載している。
林氏は「ココロプロジェクトの推進を受け、シャープではスマートフォン事業もリブランディングに取り組んでいる。スマホ導入期に見られたユーザーの不満解消への対応はだいぶできているので、新たなステージへ進む。これからは、AIoTでスマホを人によりそうパートナーにしていく」と語った。
フラグシップ3機種の特徴としてまず挙げられるのは、従来比2倍の速度120Hzで駆動する「ハイスピードIGZO」液晶ディスプレイを搭載しているところ。林氏は「ハイスピードIGZOによる超気持ち良いパフォーマンスを一度使うと、元には戻れなくなる」と述べ、映像の視聴時や画面のスクロール時に、残像を抑えて滑らかにくっきりした画を表示できることをアピールした。なお同社の調査によれば、ハイスピードIGZO液晶は、従来の液晶より目が疲れにくいという実験結果も出ているという。また、電池残量20%からでも一日間はバッテリーが持たせられる「長エネスイッチ」も搭載。ハイスピードIGZOによって、視認性やユーザビリティ、省エネ性能などのメリットを最大限に高めた仕様となっている。
「ハイスピードIGZO」の性能を活かす機能として、新たに「スクロールオート」機能を搭載し、WEB/SNSなど縦長のページを自動でスクロールすることで、テレビを流し見するようなブラウジングを実現できるようになっている。
カメラにもこだわっており、F値1.9の超高性能レンズと光学式手ブレ補正機能を搭載。リコーイメージングが認めた画像認証プログラム「GR Certified」も取得している。4K動画の撮影も可能で、動画から静止画が切り出せる「あとからキャプチャー」機能に対応する。AQUOS史上最速という約0.4秒のカメラ起動、約0.02秒のAF性能を確保している。
また、AIoT製品としてはAI機能エモパーを搭載するところが特徴となる。エモパーは、シーンに応じてスマホがユーザーに感情豊かに話しかけてくる機能。2014年からシャープのスマホ製品に採用されているが、今回の最新版エモパー4.0ではヘルスケア機能に対応し、フィットネスを楽しく続けられる専門的なアドバイスを語ってくれる形に進化している。
なお、同じくココロプロジェクトの製品であるロボット型電話ロボホンは、エモパーで培った技術が共有されて行動や状況を理解できるようになっているというが、シャープによれば「ロボホンとエモパーはおともだちの関係」とのことだ。
■フリー転身のカトパン、エモパーと新生活スタート
今回の発表会には、AQUOSスマホの新しい広告に出演するフリーアナウンサーの加藤綾子さんも登場した。加藤さんはAQUOSスマホについて、「見た目が格好良くてスタイリッシュですよね。それに私は写真をよく撮るので、カメラ性能が高くて画質が綺麗ですごく嬉しいです」と自身が使ってみての感想を語った。
また、エモパー機能も楽しんでいるようで、「もはやただの機械ではなく、エモパーが私のパートナーという感じです。仕事から帰って何の気なしにベッドにスマホをぽんと置いたりすると、エモパーが“いててて。急に乱暴にしないで”とか言うんですよ(笑)。スマホに命があるみたい。家に着いたら“おかえりなさい、今日は何歩あるきましたね”とか、友達が話しかけてくれてるみたいで愛着が湧いてきます。先日なんか打ち合わせ中に“6月の綾子さんはまぶしいです”って突然話しかけられました。私が褒められて伸びるタイプなのを察してくれてるのかもしれないですね(笑)」とコメント。最後にはプライベートに関して「エモパーとゆっくり旅をしたいです」と、今後の展望を語って締めくくった。
■AIoTで、AQUOSスマホを人によりそうパートナーに
新しいAQUOSスマホのフラグシップは3機種で、ドコモ向けに「AQUOS ZETA(SH-04H)」、ソフトバンク向けに「AQUOS Xx3」、au向けに「AQUOS SERIE(SHV34)」をラインナップする。
このほかに、auから展開されるミドルクラス機「AQUOS U(SHV35)」、“ガラホ”の新機種「AQUOS K(SHF33)」をあわせた合計5機種が、AQUOSスマホの2016年夏モデルとして登場している。フラグシップ3機種は6月上旬以降発売、残りの2機種は6月下旬以降の発売を予定している。
本日の発表会では、シャープ(株)コンシューマーエレクトロニクスカンパニー 通信システム事業本部 パーソナル通信事業部 商品企画部 部長 林孝之氏が登壇し、製品の開発思想と特徴を説明した。
シャープでは、モノがインターネットに繋がるIoTに人工知能=AIを加えた「AIoT(=AI+IoT)」の概念に基づき、人工知能化した家電開発に取り組んでいる。同社ではこの取り組みを「ココロプロジェクト」と呼称し、ロボット型スマホ「ロボホン」や、液晶テレビAQUOSと連携するネットワークプレーヤー「AQUOSココロビジョンプレーヤー」などの製品を展開してきている。今回発表のAQUOSスマホも「ココロプロジェクト」の製品として位置づけられており、同社のスマホに投入されているAI機能「エモパー」の最新版4.0を搭載している。
林氏は「ココロプロジェクトの推進を受け、シャープではスマートフォン事業もリブランディングに取り組んでいる。スマホ導入期に見られたユーザーの不満解消への対応はだいぶできているので、新たなステージへ進む。これからは、AIoTでスマホを人によりそうパートナーにしていく」と語った。
フラグシップ3機種の特徴としてまず挙げられるのは、従来比2倍の速度120Hzで駆動する「ハイスピードIGZO」液晶ディスプレイを搭載しているところ。林氏は「ハイスピードIGZOによる超気持ち良いパフォーマンスを一度使うと、元には戻れなくなる」と述べ、映像の視聴時や画面のスクロール時に、残像を抑えて滑らかにくっきりした画を表示できることをアピールした。なお同社の調査によれば、ハイスピードIGZO液晶は、従来の液晶より目が疲れにくいという実験結果も出ているという。また、電池残量20%からでも一日間はバッテリーが持たせられる「長エネスイッチ」も搭載。ハイスピードIGZOによって、視認性やユーザビリティ、省エネ性能などのメリットを最大限に高めた仕様となっている。
「ハイスピードIGZO」の性能を活かす機能として、新たに「スクロールオート」機能を搭載し、WEB/SNSなど縦長のページを自動でスクロールすることで、テレビを流し見するようなブラウジングを実現できるようになっている。
カメラにもこだわっており、F値1.9の超高性能レンズと光学式手ブレ補正機能を搭載。リコーイメージングが認めた画像認証プログラム「GR Certified」も取得している。4K動画の撮影も可能で、動画から静止画が切り出せる「あとからキャプチャー」機能に対応する。AQUOS史上最速という約0.4秒のカメラ起動、約0.02秒のAF性能を確保している。
また、AIoT製品としてはAI機能エモパーを搭載するところが特徴となる。エモパーは、シーンに応じてスマホがユーザーに感情豊かに話しかけてくる機能。2014年からシャープのスマホ製品に採用されているが、今回の最新版エモパー4.0ではヘルスケア機能に対応し、フィットネスを楽しく続けられる専門的なアドバイスを語ってくれる形に進化している。
なお、同じくココロプロジェクトの製品であるロボット型電話ロボホンは、エモパーで培った技術が共有されて行動や状況を理解できるようになっているというが、シャープによれば「ロボホンとエモパーはおともだちの関係」とのことだ。
■フリー転身のカトパン、エモパーと新生活スタート
今回の発表会には、AQUOSスマホの新しい広告に出演するフリーアナウンサーの加藤綾子さんも登場した。加藤さんはAQUOSスマホについて、「見た目が格好良くてスタイリッシュですよね。それに私は写真をよく撮るので、カメラ性能が高くて画質が綺麗ですごく嬉しいです」と自身が使ってみての感想を語った。
また、エモパー機能も楽しんでいるようで、「もはやただの機械ではなく、エモパーが私のパートナーという感じです。仕事から帰って何の気なしにベッドにスマホをぽんと置いたりすると、エモパーが“いててて。急に乱暴にしないで”とか言うんですよ(笑)。スマホに命があるみたい。家に着いたら“おかえりなさい、今日は何歩あるきましたね”とか、友達が話しかけてくれてるみたいで愛着が湧いてきます。先日なんか打ち合わせ中に“6月の綾子さんはまぶしいです”って突然話しかけられました。私が褒められて伸びるタイプなのを察してくれてるのかもしれないですね(笑)」とコメント。最後にはプライベートに関して「エモパーとゆっくり旅をしたいです」と、今後の展望を語って締めくくった。