スマートウォッチなどへの参入も視野に
シャープ、スマホ説明会開催 − 「14年度にAndroid国内No.1目指す」
シャープは、スマートフォンの各キャリア向け最新モデルについての説明会を開催。同社通信システム事業統轄 兼 通信システム事業本部長の常務執行役員の長谷川祥典氏らが出席し、IGZO液晶など各技術の特徴紹介や、今後の取り組みについて説明した。
同社では、2013年-2014年冬春モデルとしてドコモ、au、ソフトバンクそれぞれに合計7機種のスマートフォンを投入(ドコモ向けのドラゴンクエストコラボレーションモデル、およびキッズ向け「スマートフォンforジュニア2」含む)。そのうち、ドコモ向けのAQUOS PHONE ZETA SH-01F/SH-01F DRAGON QUEST、AQUOS PHONE EX SH-02F、ソフトバンク向けのAQUOS PHONE Xx mini 303SH、au向けのAQUOS PHONE SERIE SHL23がIGZO液晶を搭載している。
このIGZO液晶については、パネル透過率向上や新開発の省電力IGZO駆動IC、液晶アイドリングストップ技術の向上などによって、SH-01Fがドコモスマートフォン史上最高クラスの実使用時間98.9時間というバッテリー性能を実現したことや、SH-02Fが487ppiという高画質化を実現したことが2013年度下期の重点取り組みだと説明する。
なお、ロングバッテリーライフに関連して、同社端末では電池を大型化することなく、薄型化、軽量化と同時に長時間化を実現させていると説明。5インチモデルでも質量139gという軽量化を実現させたことなどを紹介しながら、「車で言うところの低燃費性能にこだわっていきたい」と語った。
そして、IGZOによるバッテリーライフの長時間化と高画質化に加え、狭額縁化にも重点的に取り組んだと説明。フレームを限りなく細くしていくことが未来型のスタイルだとする「EDGEST(エッジスト)」デザインについても言及し、「究極のEDGESTを目指す」とした。
また、カメラ性能にもこだわりを投入。新開発の画像処理機能「NightCatch」とF値1.9の明るいレンズ「BrightEye」によって、暗所撮影に強い高感度カメラを実現させたとし、「普段の生活のシーンで一番使えるカメラを搭載した」と述べた。
そして「調査のなかでも長時間化はユーザーが一番望んでいる機能だった」と、IGZOを核にした長時間の実現、EDGESTという新スタイル、カメラ機能というこれら3点を他社製品との差別化ポイントだと紹介。
さらに、亀山第2工場でスマートフォン用IGZOパネルの製造を開始し、今後は各端末メーカーに提供していくことにも触れ、「今回の長時間はIGZOだけで実現したものではなく、チップとの組み合わせなどで可能になっている」とコメント。他社にIGZOパネルを供給したとしても、それ以上の優位点を同社端末が持つことになるだろうとした。
そのほか、端末を手に持つだけで画面が起動したり着信音量を抑えたりすることが可能な「グリップマジック」によるインターフェースの進化、各キャリアの高速通信サービスへの対応、さらに、同社製端末についてのウェブサイト「SH SHOW」リニューアルによるユーザーサポートの充実にも取り組んできたことを紹介。
こうした重点取り組みを柱に「2014年度に国内市場においてAndroid端末ナンバーワンメーカーを目指す」と宣言。メーカーシェア、および顧客満足度においてナンバーワンの地位を目指すとした。
また、今後の事業取り組みについては、「ウォッチ型、メガネ型など新しいスマートデバイスの動きが活発になっている」と、周辺機器への取り組みも視野に入れていると説明。「事業領域をスマートデバイスとスマートサービスに拡大する」とし、「単なる周辺機器としてのデバイスだけでなく、スマートプロダクトを加えて新しいサービスと連動し、お客様の生活と密着できるボーダレスなスマートライフの実現を目指す」とコメント。「スマートプロダクツは現在、大変厳しい競争下にある。しかし我々は未来に向けて着実に進化を遂げられるよう取り組んでいる」とした。
同社では、2013年-2014年冬春モデルとしてドコモ、au、ソフトバンクそれぞれに合計7機種のスマートフォンを投入(ドコモ向けのドラゴンクエストコラボレーションモデル、およびキッズ向け「スマートフォンforジュニア2」含む)。そのうち、ドコモ向けのAQUOS PHONE ZETA SH-01F/SH-01F DRAGON QUEST、AQUOS PHONE EX SH-02F、ソフトバンク向けのAQUOS PHONE Xx mini 303SH、au向けのAQUOS PHONE SERIE SHL23がIGZO液晶を搭載している。
このIGZO液晶については、パネル透過率向上や新開発の省電力IGZO駆動IC、液晶アイドリングストップ技術の向上などによって、SH-01Fがドコモスマートフォン史上最高クラスの実使用時間98.9時間というバッテリー性能を実現したことや、SH-02Fが487ppiという高画質化を実現したことが2013年度下期の重点取り組みだと説明する。
なお、ロングバッテリーライフに関連して、同社端末では電池を大型化することなく、薄型化、軽量化と同時に長時間化を実現させていると説明。5インチモデルでも質量139gという軽量化を実現させたことなどを紹介しながら、「車で言うところの低燃費性能にこだわっていきたい」と語った。
そして、IGZOによるバッテリーライフの長時間化と高画質化に加え、狭額縁化にも重点的に取り組んだと説明。フレームを限りなく細くしていくことが未来型のスタイルだとする「EDGEST(エッジスト)」デザインについても言及し、「究極のEDGESTを目指す」とした。
また、カメラ性能にもこだわりを投入。新開発の画像処理機能「NightCatch」とF値1.9の明るいレンズ「BrightEye」によって、暗所撮影に強い高感度カメラを実現させたとし、「普段の生活のシーンで一番使えるカメラを搭載した」と述べた。
そして「調査のなかでも長時間化はユーザーが一番望んでいる機能だった」と、IGZOを核にした長時間の実現、EDGESTという新スタイル、カメラ機能というこれら3点を他社製品との差別化ポイントだと紹介。
さらに、亀山第2工場でスマートフォン用IGZOパネルの製造を開始し、今後は各端末メーカーに提供していくことにも触れ、「今回の長時間はIGZOだけで実現したものではなく、チップとの組み合わせなどで可能になっている」とコメント。他社にIGZOパネルを供給したとしても、それ以上の優位点を同社端末が持つことになるだろうとした。
そのほか、端末を手に持つだけで画面が起動したり着信音量を抑えたりすることが可能な「グリップマジック」によるインターフェースの進化、各キャリアの高速通信サービスへの対応、さらに、同社製端末についてのウェブサイト「SH SHOW」リニューアルによるユーザーサポートの充実にも取り組んできたことを紹介。
こうした重点取り組みを柱に「2014年度に国内市場においてAndroid端末ナンバーワンメーカーを目指す」と宣言。メーカーシェア、および顧客満足度においてナンバーワンの地位を目指すとした。
また、今後の事業取り組みについては、「ウォッチ型、メガネ型など新しいスマートデバイスの動きが活発になっている」と、周辺機器への取り組みも視野に入れていると説明。「事業領域をスマートデバイスとスマートサービスに拡大する」とし、「単なる周辺機器としてのデバイスだけでなく、スマートプロダクトを加えて新しいサービスと連動し、お客様の生活と密着できるボーダレスなスマートライフの実現を目指す」とコメント。「スマートプロダクツは現在、大変厳しい競争下にある。しかし我々は未来に向けて着実に進化を遂げられるよう取り組んでいる」とした。