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公開日 2016/07/14 12:02
サムスン、4K対応の360度球形カメラ「Galaxy Gear 360」。7月15日発売
3840×1920/30fps動画撮影対応
サムスン電子は、4K解像度の360度動画が撮影できる全天球カメラ「Galaxy Gear 360」を7月15日に日本で正式発売する。価格はオープンだが、4万円台後半での実売が予想される。
外形寸法約60.1W×56.3H×66.7Dmm、質量は約152g(バッテリー含む)の球形デザインが特徴的な360度カメラ。今年2月にバルセロナで開催された「Mobile World Congress」にて発表され、第2四半期に複数の国々で発売されることがアナウンスされていた(関連ニュース)。今回、日本での発売が正式決定した格好だ。MWCでの発表時は「Sumsung Gear 360」の名称だったが、日本ではGalaxyブランドの一製品として展開する。
■約1,500万画素CMOS/F値2.0レンズの二眼式カメラ
カメラは、本体球形ボディの前後それぞれに約1,500万画素CMOSのカメラを1基ずつ搭載する二眼式。4K相当3,840×1,920/30fpsの動画や、30メガピクセルの高精細静止画を撮影可能だ。F値2.0の明るいレンズを備えており、ノイズを抑えた明るい360度動画/静止画撮影をサポートする。
記録メディアとしては、最大200GBまでのmicroSD/SDHC/SDXCカードに対応。記録フォーマットは、動画がMP4(H.265)、静止画がJPEG。ライムラプス動画やループ動画などの撮影も行える。ホワイトバランスや露出などの調整も可能。
手のひらサイズの特徴的な球形形状は、空気力学を考えたデザインとのこと。本体には着脱式のバッテリーを搭載する。そのほか、IPX3相当の防滴性能、IPX5相当の防塵性能も備えている。
Wi-Fi機能も備えており、IEEE802.11a/b/g/n/ac規格に準拠。同社のスマートフォンGalaxyシリーズと連携させれば、撮影時にスマホ側でのライブビューイングも行える。また、Galaxyシリーズ専用アプリ「Gear 360 Manager」を使用すれば、撮影した動画/写真をWi-Fi経由でスマホに転送可能。転送した動画/写真をアプリから閲覧・編集したり、SNSでシェアしたりすることができる。
もちろん、同社のヘッドマウントディスプレイ「Gear VR」で楽しむことも可能。Gear 360で撮影した360度動画を、Galaxyスマホに転送し、それをGear VRに装着して没入感のあるVR映像で視聴するという楽しみ方ができる。
■Gear 360で、思い出を「空間ごと」残す
サムスンでは、IoT時代に向けてウェアラブル端末「Gear S」などをラインナップし、さらにスマートフォンGalaxyシリーズ、ヘッドマウントディスプレイGear VRなどVRの楽しさを体験できる製品・サービスの開発に取り組んできている。今回のGear 360に関して、サムスン電子ジャパン(株)代表取締役最高経営責任者 堤浩幸氏は、「ただ既存のVRコンテンツを観るだけの提案ではなく、VR動画自体を作る楽しみも享受できる製品として、Gear 360を提供する。Galaxyで実現する新しい世界を体験してほしい」と述べた。
Gear 360の製品テーマは「思い出の残し方を変える」。これまで写真など平面でしか残せなかった思い出のワンシーンを、360度の「空間ごと」残せるようにするものだと同社はアピールする。
同社 プロダクト担当 糸櫻幹推氏は「Gear 360で思い出を切り取り、その空間ごとみんなにシェアできる世界が実現する」と表現。「空間を残せる楽しさ・面白さを多くの人に体感してもらって、また空間ごとたくさんシェアしてほしい」と語った。
外形寸法約60.1W×56.3H×66.7Dmm、質量は約152g(バッテリー含む)の球形デザインが特徴的な360度カメラ。今年2月にバルセロナで開催された「Mobile World Congress」にて発表され、第2四半期に複数の国々で発売されることがアナウンスされていた(関連ニュース)。今回、日本での発売が正式決定した格好だ。MWCでの発表時は「Sumsung Gear 360」の名称だったが、日本ではGalaxyブランドの一製品として展開する。
■約1,500万画素CMOS/F値2.0レンズの二眼式カメラ
カメラは、本体球形ボディの前後それぞれに約1,500万画素CMOSのカメラを1基ずつ搭載する二眼式。4K相当3,840×1,920/30fpsの動画や、30メガピクセルの高精細静止画を撮影可能だ。F値2.0の明るいレンズを備えており、ノイズを抑えた明るい360度動画/静止画撮影をサポートする。
記録メディアとしては、最大200GBまでのmicroSD/SDHC/SDXCカードに対応。記録フォーマットは、動画がMP4(H.265)、静止画がJPEG。ライムラプス動画やループ動画などの撮影も行える。ホワイトバランスや露出などの調整も可能。
手のひらサイズの特徴的な球形形状は、空気力学を考えたデザインとのこと。本体には着脱式のバッテリーを搭載する。そのほか、IPX3相当の防滴性能、IPX5相当の防塵性能も備えている。
Wi-Fi機能も備えており、IEEE802.11a/b/g/n/ac規格に準拠。同社のスマートフォンGalaxyシリーズと連携させれば、撮影時にスマホ側でのライブビューイングも行える。また、Galaxyシリーズ専用アプリ「Gear 360 Manager」を使用すれば、撮影した動画/写真をWi-Fi経由でスマホに転送可能。転送した動画/写真をアプリから閲覧・編集したり、SNSでシェアしたりすることができる。
もちろん、同社のヘッドマウントディスプレイ「Gear VR」で楽しむことも可能。Gear 360で撮影した360度動画を、Galaxyスマホに転送し、それをGear VRに装着して没入感のあるVR映像で視聴するという楽しみ方ができる。
■Gear 360で、思い出を「空間ごと」残す
サムスンでは、IoT時代に向けてウェアラブル端末「Gear S」などをラインナップし、さらにスマートフォンGalaxyシリーズ、ヘッドマウントディスプレイGear VRなどVRの楽しさを体験できる製品・サービスの開発に取り組んできている。今回のGear 360に関して、サムスン電子ジャパン(株)代表取締役最高経営責任者 堤浩幸氏は、「ただ既存のVRコンテンツを観るだけの提案ではなく、VR動画自体を作る楽しみも享受できる製品として、Gear 360を提供する。Galaxyで実現する新しい世界を体験してほしい」と述べた。
Gear 360の製品テーマは「思い出の残し方を変える」。これまで写真など平面でしか残せなかった思い出のワンシーンを、360度の「空間ごと」残せるようにするものだと同社はアピールする。
同社 プロダクト担当 糸櫻幹推氏は「Gear 360で思い出を切り取り、その空間ごとみんなにシェアできる世界が実現する」と表現。「空間を残せる楽しさ・面白さを多くの人に体感してもらって、また空間ごとたくさんシェアしてほしい」と語った。