公開日 2014/04/24 12:19
【東京・向井邸】計算しつくされた流麗な空間!17畳の美しいリビングシアター
意匠を凝らした空間に歓声がこだまする!
建築がもつ美しさをそのままに
ホームシアターの機能を付加した
都内の閑静な住宅街にある3階建ての向井邸。壁や天井はもちろん、床まで白色で統ーされ、中庭から降り注ぐ陽光とも相まって、清潔感と共に煌びやかな印象も与えてくれる。リビングのインテリアはナチュラル系でまとめられ、ホームシアターの機器も、その意匠を損ねないように美しくインストールされている。
海外赴任をしていた向井さん。当時の家のリビングは22畳あり、とても広かった。その影響で、今回もできるだけリビングは広くしたかったという。設計段階ではいま階段がある部分にはバルコニーがあり、それもつぶして限界まで広くしたコダワリのリビングシアターだ。
そんな向井邸を手がけたのは、住宅の総合プロデュースを手がけるプ口スタイルデザイン(株)の菅原隆宏氏だ。そしてインストールは、トムテックの浅田友英氏と森文孝氏の両名が担当。実は両社がコラポして完成したホームシアターのある家は数多いのだ。そして今回もまた、プ口同士の競演が実現したのだ。
空間がもつ意匠を大事にするため、まず森氏は機器の存在を感じさせないレイアウトを熟慮。特に、スクリーンはケースが見えにくい位置まで天井を掘り込み納めている。
また、向井さんはサウンドに、サラウンドバックを含む7.1chシステムの導入を検討していた。しかし、森氏は正方形に近い間取りから、リアの繋がりよりも、120インチの大画面に音が負けないようにと、フロントハイトスピーカーの導入を提案。これが正解だった。
プロジェクターは、エプソン「EH-TW8200」をSANUSの金具で天吊りしている。計画当初はソニーのプロジェクターも検討していたそうだが、遮光が完全にできないことなどを考慮して、明るさをより重視。「TW8200なら迷光が多少あっても、コントラストも取れ、色再現性もよいのでお薦めしました」と、森氏は語る。
「森さんの最初のプランがとてもよく、あとはお任せでした」と、向井さん。完成してからは、映画はもちろんサッカー中継もよくご覧になっているという。大きな試合があると、早朝でも起きてご覧になるという本格派だ。そして今年はワールドカップイヤー。今夏の向井邸シアターは、ゲストの歓声に包まれているに違いない。
住宅形態●戸建/新築
家族構成●4名
ホームシアターの広さ●約17畳
画面サイズ●120インチ+50インチ
サラウンド●7.1ch
<AV機器>
●プロジェクター:エプソン EH-TW8200
●スクリーン:キクチ C55E-120HDWA
●AVアンプ:パイオニア VSA-1123
●BDレコーダー:パナソニック DMR-BWT650
●フロントスピーカー:パイオニア S-EU5TB
●センタースピーカー:パイオニア S-EU5CR
●サラウンドスピーカー:KEF Ci160QR
●フロントハイスピーカー:KEF Ci160QR
●サブウーファー:パイオニア S-EW5
ホームシアターのトムテック
インストーラー/浅田友英 氏・森文孝 氏
建築がもつ美しさをそのままに
ホームシアターの機能を付加した
都内の閑静な住宅街にある3階建ての向井邸。壁や天井はもちろん、床まで白色で統ーされ、中庭から降り注ぐ陽光とも相まって、清潔感と共に煌びやかな印象も与えてくれる。リビングのインテリアはナチュラル系でまとめられ、ホームシアターの機器も、その意匠を損ねないように美しくインストールされている。
海外赴任をしていた向井さん。当時の家のリビングは22畳あり、とても広かった。その影響で、今回もできるだけリビングは広くしたかったという。設計段階ではいま階段がある部分にはバルコニーがあり、それもつぶして限界まで広くしたコダワリのリビングシアターだ。
そんな向井邸を手がけたのは、住宅の総合プロデュースを手がけるプ口スタイルデザイン(株)の菅原隆宏氏だ。そしてインストールは、トムテックの浅田友英氏と森文孝氏の両名が担当。実は両社がコラポして完成したホームシアターのある家は数多いのだ。そして今回もまた、プ口同士の競演が実現したのだ。
空間がもつ意匠を大事にするため、まず森氏は機器の存在を感じさせないレイアウトを熟慮。特に、スクリーンはケースが見えにくい位置まで天井を掘り込み納めている。
また、向井さんはサウンドに、サラウンドバックを含む7.1chシステムの導入を検討していた。しかし、森氏は正方形に近い間取りから、リアの繋がりよりも、120インチの大画面に音が負けないようにと、フロントハイトスピーカーの導入を提案。これが正解だった。
プロジェクターは、エプソン「EH-TW8200」をSANUSの金具で天吊りしている。計画当初はソニーのプロジェクターも検討していたそうだが、遮光が完全にできないことなどを考慮して、明るさをより重視。「TW8200なら迷光が多少あっても、コントラストも取れ、色再現性もよいのでお薦めしました」と、森氏は語る。
「森さんの最初のプランがとてもよく、あとはお任せでした」と、向井さん。完成してからは、映画はもちろんサッカー中継もよくご覧になっているという。大きな試合があると、早朝でも起きてご覧になるという本格派だ。そして今年はワールドカップイヤー。今夏の向井邸シアターは、ゲストの歓声に包まれているに違いない。
HOMETHEATER DATA |
住宅形態●戸建/新築
家族構成●4名
ホームシアターの広さ●約17畳
画面サイズ●120インチ+50インチ
サラウンド●7.1ch
EQUIPMENT LIST |
<AV機器>
●プロジェクター:エプソン EH-TW8200
●スクリーン:キクチ C55E-120HDWA
●AVアンプ:パイオニア VSA-1123
●BDレコーダー:パナソニック DMR-BWT650
●フロントスピーカー:パイオニア S-EU5TB
●センタースピーカー:パイオニア S-EU5CR
●サラウンドスピーカー:KEF Ci160QR
●フロントハイスピーカー:KEF Ci160QR
●サブウーファー:パイオニア S-EW5
INSTALL |
ホームシアターのトムテック
インストーラー/浅田友英 氏・森文孝 氏