公開日 2018/11/19 09:50
“新4K衛星放送”録画対応レコーダー、新ディーガ「DMR-SUZ2060」誕生! VGP2019総合金賞受賞機の魅力をチェック
[ PR ] 1台で2K放送と4K放送どちらにも対応。UHD BD再生も
いよいよ、新4K衛星放送がまもなく始まる。それを受け止めるチューナー/録画機能を内蔵しながら、Ultra HDブルーレイまで高画質で再生できる、最先端のおうちクラウドディーガ「DMR-SUZ2060」が、VGP2019総合金賞に輝いた。その受賞の背景に、海上忍氏が迫る。
■4K放送の録画にも対応。さらに進化したディーガ
BS・110度CSを利用した「新4K衛星放送」が、ついに12月からスタートする。地デジ以来15年ぶりとなる、放送波の大変革。地デジ同様に無償放送を前提とするため、誰でも気軽に楽しめる、次世代高画質放送の到来である。
4K/HDR対応テレビがあれば、この新放送の高画質を享受できるが、そこにはひとつ関門がある。BS・110度CS4K放送を受信するための「4Kチューナー」だ。放送波の規格が固まる前に4Kテレビが普及し始めた経緯から、2018年夏までは、4Kチューナー内蔵テレビが存在しなかった。既存の4Kテレビで新4K衛星放送を視るには、ほとんどの場合、4Kチューナーを追加しなければならない。
しかし、4Kチューナー購入を即決するのは気がはやい。ビデオレコーダーという選択肢があるからだ。ディーガの最新モデル「DMR-SUZ2060」はまさにそこを狙った製品で、1台で2K放送と4K放送どちらにも対応できる。
もちろん、4K放送の録画もOK。保存先は2TBの内蔵HDDか外付けUSB3.0 HDDを選べるため、2K放送に比べデータサイズが大きい4K放送も余裕で対応できる。3番組同時録画も可能で、その場合「4K+2K+2K」または「2K+2K+2K」のいずれかとなる。
さらに本機には、録画用ブルーレイディスクにダビングするという武器もある。50GB/片面2層ディスクは約3時間の4K映像を放送品質(4K・DRモード)のまま保存できるから、スポーツの試合などのライブラリ化にも大いに使えそうだ。
■高画質エンジンの好影響は4K映像全般に及ぶ
画質という点でも、本機には多くのアドバンテージがある。ひとつは、強化された「自動映像フォーマット切り換え機能」。
新4K衛星放送はHDR情報をHLG(Hybrid Log Gamma)で送信するが、初期の4Kテレビではこの方式に対応しないものも多く存在する。しかし、本機であればHLG非対応の4K/HDR対応テレビにはHDR10、HDR非対応の4KテレビにはSDRにそれぞれ自動変換のうえ出力してくれる。その色調は自然で、指摘されなければ機能に気付かないほどだ。
HLGをHDR10やSDRに変換するときの明確なルールは存在しないため、実はメーカーの画質に関する知見が生かされる機能だが、存在感をことさらにアピールせずさらりと見せてくれるところが心憎い。
そのほか、Ultra HDブルーレイの再生に対応。4K/60p/36bit出力に対応、HDR映像の「ダイナミックレンジ調整」など、プレーヤー機能も充実している。
白眉は「4Kリアルクロマプロセッサ」。色情報を高精度に補完するこの描画エンジンは、建物など直線/斜線が多いオブジェクトの輪郭を鋭利に描き、ジャギーを感じさせない。結果として得られる映像のリアルさと自然な立体感・奥行き感は、他では得がたいもの。新4K衛星放送はもちろん、NETFLIXなどの動画サービスにも適用されるため、4K映像全般のクオリティ向上にも貢献してくれる。
そして、写真や動画、音楽を貯めて・大画面テレビやスマホで見て・家族と共有する「おうちクラウド」と呼ばれる一連の機能も、重要なアイデンティティだ。
貯めたコンテンツは家庭内はもちろん外出先から「どこでもディーガ」アプリを使い再生できるので、デジタルカメラで撮影した写真を閲覧したり、CDから取り込んだ曲を聴いたり(ハイレゾ相当にアップスケールできる)、録画した番組をリモート視聴したりが自由自在。新たにGoogle Homeなどのスマートスピーカー(別売)からのボイス操作をサポート、声で番組録画や音楽再生、写真再生、視聴中の番組録画などを指示することも可能になった。
それから定番SNSアプリ「LINE」と連携した機能も秀逸だ。CLUB Panasonic公式アカウントを友だちに追加すると、トーク画面にキーワードを入力するだけで番組検索&予約が可能になる(「新4K衛星放送」の番組は対象外)。たとえば好きなタレントの名前を入力すると、彼・彼女の出演番組(地上波)を調べて教えてくれる。
テレビと並ぶリビングの必需品となったビデオレコーダー。新4K衛星放送を見れば残したくなるはず、そうなれば買い換えは必須だ。高画質なうえにスマホ連携も実現できるDMR-SUZ2060は、AVファンにとって有力な選択肢となることだろう。
(提供:パナソニック株式会社)