PR 公開日 2022/07/27 06:30
圧倒的コスパ!Tribit「StormBox Micro 2」はタフ/小型/音質の3拍子揃ったBluetoothスピーカーだ
VGPコスパ大賞受賞の注目モデル
いま注目のブランドTribitから登場した新Bluetoothスピーカー
夏のレクリエーションといえば、海と山。どちらへ繰り出すにしても、どの交通手段を選ぶにしても、連れ出すべきは音楽だ。道すがら聴く音楽は気分を盛り上げてくれるし、景色や会話の内容など旅の記憶とともに残る。偶然テレビやラジオで流れた曲で “あの日” を思い出した、という経験は誰しもあるはずだが、その下地作りのためにもサウンドガジェットは欠かせない。
ここに紹介するTribit(トリビット)の「StormBox Micro 2」は、タフさと小ささ、そして音質という3拍子揃ったポータブルBluetoothスピーカー。IP67準拠という高いレベルの防塵防水性能を備えるほか、幅10cm×奥行き10cm×高さ4cm/456gと手のひらサイズながら約12時間という驚異の連続再生を実現、それでいてしっかり低音&キレのあるサウンド、という濃縮感は強いインパクトがある。
Tribitは、特にワイヤレススピーカーの分野で注目を集めているブランドだ。VGP2021 SUMMERでは、3インチサブウーファー搭載・2.1ch構成の「StormBox Pro」がパーソナルオーディオ大賞と部門金賞を受賞。1年後のVGP2022 SUMMERでは、StormBox Micro 2がコスパ大賞と部門金賞を受賞している。審査員の間で毎回音作りの巧みさが話題になるほど、“外さない” ブランドとして認知されつつある。
バッテリー強化で使いやすさ向上、どこにでも持ち運べる
StormBox Micro 2は名前のとおり2代目で、前モデル「StormBox Micro」の基本コンセプトを継ぐが、着実に進化を遂げている。
ひとつはモバイルバッテリー機能が追加され、スマートフォンなどを充電できること。バッテリー容量は4,700mAh、満充電状態ならiPhone 13を約1.4回チャージできる計算だ。手のひらサイズ/1万円以下のワイヤレススピーカーで同機能を備えるのは珍しく、アウドドア志向のデバイスなだけに大きなアドバンテージといえるだろう。
もうひとつはアプリ対応。iOS/Android OS対応の無料アプリ「Tribit」を利用すれば、10バンドのイコライザーを利用して音質をカスタマイズできるようになったのだ。もう少しベースを強調したい、ハイハットの刻みを穏やかにしたい、といったときこの機能があるとないではかなり違う。ほかにも、人間の声の帯域を強調するオーディオブックモードを選択できるほか、自動シャットダウン機能が動作するまでの時間を調整する機能も利用できるのは嬉しい。
そしてなによりメリットの大きい進化点は「バッテリー」。内蔵のリチウムイオン電池は前代StormBox Microの2,600mAhから4,700mAhへと大幅に増量され、連続再生時間は最大8時間から12時間へと延びた。それでいてフル充電までの時間は3.5時間から2.5時間へと短縮されたというのだから、長足の進歩を遂げたといっていいはずだ。
サイズ感を上回る音圧で屋内外を問わず大活躍
最初の試聴には、リビングのダイニングテーブルを利用した。StormBox Micro 2のスピーカーは上方向に、隣に配置されたパッシブラジエーターは上方向と下方向(底面のスリット)に音が出る構造だから、まずは平らで硬い場所を使い、素性を確認しようというわけだ。
iPhoneの音楽アプリ(Amazon Music)でbonobosの「Cruisin' Cruisin'」を再生すると、ベースラインがしっかり響く。48mm径のドライバーとは思えない量感で、ボワつきのない、硬質で引き締まった印象だ。ボーカルやギター、フルートなどの楽器もバランスよくひとつの音場に収まり、それがほどよく部屋の空気を震わせる。最大10Wという出力だけに、サイズ感を上回る音圧も特筆ものだ。
IP67の防水性能を備えることから、バスルームでの試聴も実施した。送り出し側のスマートフォンをバスルームの外へ置き、StormBox Micro 2だけ持ち込む形だ。さすがに入浴剤入りのバスタブに浸すことはしなかったが、飛沫を浴びてもシャワーをかけても再生し続ける(水が入り込むと一瞬聞こえにくくなるが、USB端子が下になるよう傾けて排水すればすぐに復活する)ことは嬉しい。
バスルームだけに音がこもった印象となるものの、アプリのイコライザー機能で調整すると納得できるレベルに。音量調整以外に曲のスキップ/戻しもボタン操作できるから、ストリーミングを聴きながら(苦手な曲はスキップしつつ)ゆっくり湯船に浸かるという楽しみ方もアリだろう。
その勢いで、渓流釣り&キャンプという趣味の場にも持ち出した。水辺に置いても心配なし、うっかり水中に落としたところで水を排出すればいいだけ。川の流水に晒したあと岩場に立て掛け、しばらく音楽をかけ放しにしたところすっかり元通りになった。
屋外でのサウンドクオリティも期待に沿うもので、小音量でも低域から中高域までバランスを崩さず鳴らしてくれるから、焚き火を囲む夕べのチルタイムでも大活躍。アウトドア全般での有能さを見せつけてくれた。