PR 公開日 2022/08/04 06:30
SACDマルチ再生ならREAVON「UBR-X200」以外に選択肢なし!その音はユニバーサルプレーヤーの“枠”を超える
「ピュアオーディオ用プレーヤーに匹敵」
映像作品、音楽作品ともにストリーミングサービスで4K・HDR、ハイレゾクオリティで楽しめる時代となり、世界的にはディスクプレーヤーが淘汰されつつある。しかしスタンドアローンな環境で楽しめるディスクコンテンツの安定感、作品を所有しているという満足感は、配信会社次第で急に作品を楽しめなくなる心配もはらむストリーミングサービスでは得られないものだ。
とはいえ、現在映像作品を最良の状態で楽しめるUHD BDプレーヤーにおいて、その選択肢は非常に少なく、ハイエンドモデルは絶滅危惧種ともいえるほど希少な存在となっている。そうした情勢の中、タクトシュトックによって国内に紹介された新たなフランスのブランド、REAVON(リーヴォン)が手掛けるハイエンドUHD BDプレーヤー「UBR-X200」は一筋の救いともいえる光を放つ製品だ。
REAVONの母体はパリの有力なAV機器ショップであるGROUPE ARCHISOFT(アーキソフト・グループ)だ。GROUPE ARCHISOFTでは販売だけでなく、大手ブランドが作れないようなユーザーが望む機材開発にも積極的であるといい、いくつかのブランドを有するAV機器メーカーである。2021年に誕生したREAVONもそのブランドの一つであり、フランスで設計を行い、製造は中国・深センの専用工場で厳格な管理体制の下で生産されているという。
ブランド立ち上げの事由は、ハイエンドマルチディスクプレーヤーの選択肢がなく、そして今後も大手ブランドから高級モデルが登場する望みも薄いという現状で「最高の映像・オーディオ体験を目指したUHD BDプレーヤー開発」という、クラフトマンシップに拠るところが大きい。何かベースとなる製品をモディファイするのではなく、ゼロベースから最高のプレーヤーを作り出すという、新進ブランドながら妥協のないクオリティ追求の姿勢はマニアにとっても非常に心強い存在であるといえる。
登場したラインナップとしては、フラグシップ機であるUBR-X200に加え、DAC回路やSACD再生機能を省き、デジタルトランスポート構成に特化した下位機種「UBR-X100」も用意されており、使用シーンに応じて選べる展開とした点もユーザーライクである。今回は注目度も高いフラグシップ機UBR-X200にフォーカスを絞り、その音質面のクオリティチェックに重きを置き、紹介してみたい。
UBR-X200は4K・HDR映像を楽しめるUHD BDをはじめ、DVD Audio、SACDまで再生できる、ユニバーサルディスクプレーヤーである。Dolby Visionにも対応するほか、フロントパネルに設けたUSB A端子にハイレゾデータを保存したUSBメモリーを挿入すれば、192kHz/24bit・PCMやDSDネイティブ再生も可能だ。しかし、本機は機能性の豊かさより、プレーヤーとして基本的な映像・オーディオ性能の高さに重きを置いた設計であるといい、ディスク再生以外の機能性は “プラスα” として楽しんで欲しいとのこと。
心臓部であるSoCにはMediatek製「MT8581」を搭載。メカドライブは高信頼性・高剛性なソニー製のものを用いている。プレーヤーとしての土台を支えるシャーシは1.6mm厚のベースに加え、3mm厚のスチール製リジッドアンダーベースによる補強を行い、機械的な振動を抑制するとともに低重心化、高安定性を実現。大幅なノイズ低減効果ももたらしている。
下位機種であるUBR-X100ではスイッチング電源を取り入れているのに対し、本機の電源部にはミリタリーグレードの大容量トロイダルコア型トランスによるリニア方式を採用。さらなる高S/Nを実現する高品質なメイン基板への変更に加え、低ジッタークロックやカスタムメイドのオーディオグレード・コンデンサーの採用など、高品質な映像・オーディオ再生を実現させるため、ただ良いパーツを寄せ集めるのではなく、細部に渡って統合性を持たせた設計を取り入れている。
そしてUBR-X200における音質面でのこだわりとしては、マルチチャンネル用DACチップとステレオ用DACチップを分けた仕様としており、前者にはTI製バーブラウン「PCM1690」、後者も同じTI製バーブラウンの「PCM1795」を2基搭載。7.1chマルチチャンネルアナログ・ライン出力やXLRステレオ・バランス出力も装備し、HDMI出力についても音声専用出力も備えたデュアル端子仕様としている。
とはいえ、現在映像作品を最良の状態で楽しめるUHD BDプレーヤーにおいて、その選択肢は非常に少なく、ハイエンドモデルは絶滅危惧種ともいえるほど希少な存在となっている。そうした情勢の中、タクトシュトックによって国内に紹介された新たなフランスのブランド、REAVON(リーヴォン)が手掛けるハイエンドUHD BDプレーヤー「UBR-X200」は一筋の救いともいえる光を放つ製品だ。
「ゼロベースから最高のプレーヤーを」新進ブランドREAVONの挑戦
REAVONの母体はパリの有力なAV機器ショップであるGROUPE ARCHISOFT(アーキソフト・グループ)だ。GROUPE ARCHISOFTでは販売だけでなく、大手ブランドが作れないようなユーザーが望む機材開発にも積極的であるといい、いくつかのブランドを有するAV機器メーカーである。2021年に誕生したREAVONもそのブランドの一つであり、フランスで設計を行い、製造は中国・深センの専用工場で厳格な管理体制の下で生産されているという。
ブランド立ち上げの事由は、ハイエンドマルチディスクプレーヤーの選択肢がなく、そして今後も大手ブランドから高級モデルが登場する望みも薄いという現状で「最高の映像・オーディオ体験を目指したUHD BDプレーヤー開発」という、クラフトマンシップに拠るところが大きい。何かベースとなる製品をモディファイするのではなく、ゼロベースから最高のプレーヤーを作り出すという、新進ブランドながら妥協のないクオリティ追求の姿勢はマニアにとっても非常に心強い存在であるといえる。
登場したラインナップとしては、フラグシップ機であるUBR-X200に加え、DAC回路やSACD再生機能を省き、デジタルトランスポート構成に特化した下位機種「UBR-X100」も用意されており、使用シーンに応じて選べる展開とした点もユーザーライクである。今回は注目度も高いフラグシップ機UBR-X200にフォーカスを絞り、その音質面のクオリティチェックに重きを置き、紹介してみたい。
高品質な映像・オーディオ再生を実現させる設計の数々
UBR-X200は4K・HDR映像を楽しめるUHD BDをはじめ、DVD Audio、SACDまで再生できる、ユニバーサルディスクプレーヤーである。Dolby Visionにも対応するほか、フロントパネルに設けたUSB A端子にハイレゾデータを保存したUSBメモリーを挿入すれば、192kHz/24bit・PCMやDSDネイティブ再生も可能だ。しかし、本機は機能性の豊かさより、プレーヤーとして基本的な映像・オーディオ性能の高さに重きを置いた設計であるといい、ディスク再生以外の機能性は “プラスα” として楽しんで欲しいとのこと。
心臓部であるSoCにはMediatek製「MT8581」を搭載。メカドライブは高信頼性・高剛性なソニー製のものを用いている。プレーヤーとしての土台を支えるシャーシは1.6mm厚のベースに加え、3mm厚のスチール製リジッドアンダーベースによる補強を行い、機械的な振動を抑制するとともに低重心化、高安定性を実現。大幅なノイズ低減効果ももたらしている。
下位機種であるUBR-X100ではスイッチング電源を取り入れているのに対し、本機の電源部にはミリタリーグレードの大容量トロイダルコア型トランスによるリニア方式を採用。さらなる高S/Nを実現する高品質なメイン基板への変更に加え、低ジッタークロックやカスタムメイドのオーディオグレード・コンデンサーの採用など、高品質な映像・オーディオ再生を実現させるため、ただ良いパーツを寄せ集めるのではなく、細部に渡って統合性を持たせた設計を取り入れている。
そしてUBR-X200における音質面でのこだわりとしては、マルチチャンネル用DACチップとステレオ用DACチップを分けた仕様としており、前者にはTI製バーブラウン「PCM1690」、後者も同じTI製バーブラウンの「PCM1795」を2基搭載。7.1chマルチチャンネルアナログ・ライン出力やXLRステレオ・バランス出力も装備し、HDMI出力についても音声専用出力も備えたデュアル端子仕様としている。
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