PR 公開日 2024/07/11 10:00
シンプル&コンパクトで圧巻のサウンド!オーディオテクニカの「AT-SP3X」でレコードを楽しみ尽くす
アナログレコード再生時の出音を追求
「良い音で音楽を聴きたい、シンプルで場所を取らないオーディオ製品が欲しい」。2024年となる今、オーディオ機器界隈ではいくつか新しい潮流が生まれている。その1つがスピーカー内にアンプを内蔵した、いわゆるアクティブスピーカーを使ったアプローチだ。ラインナップが徐々に増えてきて注目の存在になってきた。
そのような中、国産メーカーのオーディオテクニカから新型モデル「AT-SP3X」が登場した。その大きな特徴はアナログレコード再生時の出音を追求しているということ。本稿では、数多くの商品がひしめくアクティブスピーカーというジャンルにおいて、アナログレコードにフォーカスを当てた本モデルを紹介していきたい。
2024年になっても巷のアナログブームは活況で、多くのアーティストがレコードで新譜を発売しており、中古レコードショップも日々にぎわいを見せている。
オーディオテクニカは1962年の創業よりアナログ再生に力を入れており、レコードプレーヤーからVMとMCカートリッジ、アクセサリーに至るまでの幅広いプロダクトを現在でも積極的に展開している。そんなアナログオーディオに強みを持つメーカーが、アナログレコード再生を追求したアクティブスピーカーを出すというのだから期待も高まる。
AT-SP3Xは、合計30Wのアンプを搭載した2ウェイ・ブックシェルフタイプのアクティブスピーカーで、有線/ワイヤレス接続の両方対応し、あらゆる機器との接続を想定しているのも嬉しいポイントだ。
開発に至ったきっかけを同社の企画担当に伺ったところ、「自社のアナログ製品でレコードからピックアップした音を、我々が推奨する音質で聴いて欲しかった」からだという。
新しくなった音元出版の試聴室で実機に触れ、まず良いなと思ったのは、写真で見る印象よりもキャビネットがコンパクトだったことだ。125W×200H×136Dmm(横幅、高さ、奥行き)で、質量は約1.5kg(L側)、約1.6kg(R側)となっている。
まさに、デスクトップや棚の上においてくれと言わんばかりのサイズ。もちろんしっかりとしたオーディオライクなスタンドに置いても良い。デザインはブラック基調の先鋭的な面持ちで、天板部と側面部の角がラウンドしており、安価なモデルながら視覚的なチープさはない。右チャンネルのスピーカーがアンプを内蔵する親機で、背面部に入力端子、右側面にボリュームノブとLED、電源ボタンがある。
エンクロージャーに、高い堅牢性と適度な内部損失を持ちハイファイスピーカーで標準的に使われるMDF材を採用している。
高音域を担当するトゥイーターは1.1インチ(φ27mm)口径、中音域から低音域を担当するウーファーは3インチ(φ76mm)口径。
トゥイーターにはグリルが組み合わされ、指向性の強い高音域を適度に広げて音のサービスエリアを拡大、部屋全体で良質なサウンドを届ける。またスピーカー背面側にはバスレフダクトが搭載され、コンパクトでも迫力のある低音表現を可能としている。これらの施策により、再生周波数特性はキャビネットのコンパクトさとは裏腹に55Hz - 20kHzと広いレンジを獲得している。特に低音域方向の特性は注目したい点だ。
内蔵アンプはコンパクトでも出力を稼げるDクラスで、DSP(デジタルシグナルプロセッサー)を併用し、音質をチューニングしている。
機能的な部分はどうだろうか? 入力はアナログ(RCA端子)だけでなく、上記したようにBluetoothによるワイヤレス受信機能を加えることで、有線/ワイヤレスの接続に対応している。Bluetoothバージョンは5.3、対応コーデックはSBC、2台の機器が同時接続できる「マルチポイント接続」もサポートするので、例えばスマホとレコードプレーヤーなどBluetooth機器を複数使用した場合でも、都度ペアリング切り替えを行わなくて良い。
これらの点を踏まえ、AT-SP3Xと相性の良いアナログプレーヤーの条件を洗い出すと、Bluetooth送信機能を持つプレーヤー、有線接続をしたい場合はフォノイコライザーを内蔵しているモデルがおすすめだ。
そのような中、国産メーカーのオーディオテクニカから新型モデル「AT-SP3X」が登場した。その大きな特徴はアナログレコード再生時の出音を追求しているということ。本稿では、数多くの商品がひしめくアクティブスピーカーというジャンルにおいて、アナログレコードにフォーカスを当てた本モデルを紹介していきたい。
■有線・無線に両対応。アナログ再生をコンセプトとしながら現代的な構成
2024年になっても巷のアナログブームは活況で、多くのアーティストがレコードで新譜を発売しており、中古レコードショップも日々にぎわいを見せている。
オーディオテクニカは1962年の創業よりアナログ再生に力を入れており、レコードプレーヤーからVMとMCカートリッジ、アクセサリーに至るまでの幅広いプロダクトを現在でも積極的に展開している。そんなアナログオーディオに強みを持つメーカーが、アナログレコード再生を追求したアクティブスピーカーを出すというのだから期待も高まる。
AT-SP3Xは、合計30Wのアンプを搭載した2ウェイ・ブックシェルフタイプのアクティブスピーカーで、有線/ワイヤレス接続の両方対応し、あらゆる機器との接続を想定しているのも嬉しいポイントだ。
開発に至ったきっかけを同社の企画担当に伺ったところ、「自社のアナログ製品でレコードからピックアップした音を、我々が推奨する音質で聴いて欲しかった」からだという。
新しくなった音元出版の試聴室で実機に触れ、まず良いなと思ったのは、写真で見る印象よりもキャビネットがコンパクトだったことだ。125W×200H×136Dmm(横幅、高さ、奥行き)で、質量は約1.5kg(L側)、約1.6kg(R側)となっている。
まさに、デスクトップや棚の上においてくれと言わんばかりのサイズ。もちろんしっかりとしたオーディオライクなスタンドに置いても良い。デザインはブラック基調の先鋭的な面持ちで、天板部と側面部の角がラウンドしており、安価なモデルながら視覚的なチープさはない。右チャンネルのスピーカーがアンプを内蔵する親機で、背面部に入力端子、右側面にボリュームノブとLED、電源ボタンがある。
エンクロージャーに、高い堅牢性と適度な内部損失を持ちハイファイスピーカーで標準的に使われるMDF材を採用している。
高音域を担当するトゥイーターは1.1インチ(φ27mm)口径、中音域から低音域を担当するウーファーは3インチ(φ76mm)口径。
トゥイーターにはグリルが組み合わされ、指向性の強い高音域を適度に広げて音のサービスエリアを拡大、部屋全体で良質なサウンドを届ける。またスピーカー背面側にはバスレフダクトが搭載され、コンパクトでも迫力のある低音表現を可能としている。これらの施策により、再生周波数特性はキャビネットのコンパクトさとは裏腹に55Hz - 20kHzと広いレンジを獲得している。特に低音域方向の特性は注目したい点だ。
内蔵アンプはコンパクトでも出力を稼げるDクラスで、DSP(デジタルシグナルプロセッサー)を併用し、音質をチューニングしている。
機能的な部分はどうだろうか? 入力はアナログ(RCA端子)だけでなく、上記したようにBluetoothによるワイヤレス受信機能を加えることで、有線/ワイヤレスの接続に対応している。Bluetoothバージョンは5.3、対応コーデックはSBC、2台の機器が同時接続できる「マルチポイント接続」もサポートするので、例えばスマホとレコードプレーヤーなどBluetooth機器を複数使用した場合でも、都度ペアリング切り替えを行わなくて良い。
これらの点を踏まえ、AT-SP3Xと相性の良いアナログプレーヤーの条件を洗い出すと、Bluetooth送信機能を持つプレーヤー、有線接続をしたい場合はフォノイコライザーを内蔵しているモデルがおすすめだ。