公開日 2019/12/09 06:15
USB Type-Cでも“急速充電できない”ケーブルに要注意!
【連載】ガジェットTIPS
「A」に「B」、「micro-B」に「C」...とくれば何のことかピンときますよね? そう、USBの端子。それぞれの規格でオス/メスの端子形状が定義され、USB機器間をつなぎます。Lightningのように独自規格の端子が用いられたケーブルもありますが、USBインプリメンターズ・フォーラム(USB-IF)が規定する冒頭に挙げた4種が現在の定番です。
そのうちC端子は「Type-C」または「USB-C」と呼ばれ、急速に採用事例が増えています。USB規格スタート当初からある「A」がパソコンなど多くの機器に採用されていることもあり、片方がA端子でもう片方がC端子のケーブルが広く利用されています。片方がmicro-Bのケーブルも、スマートフォンとモバイルバッテリーを接続するときに利用されています。
しかし、それらの「片方が “C以外” のUSBケーブル」は万能ではありません。急速充電規格「USB PD(Power Delivery)」は原則C端子でしかサポートされないため、本来の性能を発揮できないことがあるのです。そのようなC端子以外のUSBケーブルでも充電は可能ですが、9Vや15VといったUSB PD規格の電圧では動作せず、結果として急速充電は行われません。
その例外が、AppleがiPhone/iPad向けに販売している「USB-C - Lightningケーブル」です。片方がCで片方がLightningというこのケーブルを使えば、iPhone 8以降の端末をUSB PDにより急速充電できます。
そのうちC端子は「Type-C」または「USB-C」と呼ばれ、急速に採用事例が増えています。USB規格スタート当初からある「A」がパソコンなど多くの機器に採用されていることもあり、片方がA端子でもう片方がC端子のケーブルが広く利用されています。片方がmicro-Bのケーブルも、スマートフォンとモバイルバッテリーを接続するときに利用されています。
しかし、それらの「片方が “C以外” のUSBケーブル」は万能ではありません。急速充電規格「USB PD(Power Delivery)」は原則C端子でしかサポートされないため、本来の性能を発揮できないことがあるのです。そのようなC端子以外のUSBケーブルでも充電は可能ですが、9Vや15VといったUSB PD規格の電圧では動作せず、結果として急速充電は行われません。
その例外が、AppleがiPhone/iPad向けに販売している「USB-C - Lightningケーブル」です。片方がCで片方がLightningというこのケーブルを使えば、iPhone 8以降の端末をUSB PDにより急速充電できます。