公開日 2018/06/16 16:36
スペック/シーエスフィールド/スフォルツァートは合同試聴会を開催
<OTOTEN>ヤマハ、AI活用サラウンドシステム搭載のAVアンプデモ/Olasonicの“最高音質”目指したBTスピーカーも出展
編集部:成藤正宣
本日16日に開幕、明日17日まで開催される「 OTOTEN 2018」(事前来場者登録は こちら)。ヤマハ、スペック、シーエスフィールド、スフォルツァート、インターアクション(オラソニック)、クボテック、エムズシステムブースの模様をお伝えする。
■ヤマハ
ヤマハは、5階 G505において今週発表されたばかりの新型AVアンプ「RX-A3080」を使ったデモンストレーションを実施(関連ニュース)。RX-A3080から初搭載される、AIを駆使したサラウンドシステム「SURROUND:AI」の効果を、ドルビーアトモス/DTS:Xはじめ様々なソースで体感できた。
SURROUND:AIはソースの音源をAIが分析し、結果に合わせて音場効果を自動的に切り替えながら適用する新型DSPプログラム。ユーザーがDSP選びに頭を悩ませることなく、映画のシーン毎に最適な音場感を得られるという。
デモンストレーションは50分刻みに行われており、各回とも入場にはブースで配布される整理券が必要。12時の段階で、13:30開始の第4回までが満席となっており、来場者からの関心の高さが伺い知れた。
■スペック/シーエスフィールド/スフォルツァート
スペック、シーエスフィールド、スフォルツァートの3社は、6階 G607において合同ブースを出展。各社取り扱い製品を組み合わせ、試聴会を開催した。
スペックはパワーアンプ「RPA-W1ST」を始めとする同社“リアルサウンドアンプ”シリーズやターンテーブル「C-MAJOR」を始めとするEAT(European Audio Team)ブランド製品、シーエスフィールドはスロベニア・KUZUMAのアナログプレーヤー「STABIS COMPLETE SYSTEM II」やスウェーデン・JORMA DESIGNのオーディオケーブル、スフォルツァートは同社ネットワークプレーヤー「DPS-Pavo」「DSP-Vela」、マスタークロックジェネレーター「PMC-01」などをシステムに組み込んだ。
またスピーカーには、キソアコースティックの「HB-X1」、シーエスフィールドが取り扱うPENAUDIO「SERENADE SIGNATURE」を使用。音源もCDリッピングからDSDまで幅広いソースを取り揃え、来場者を楽しませた。
■インターアクション
インターアクションは、5階 G509において、昨年東和電子から譲渡を受けたOlasonicブランドの製品を出展。先日発表した“最高音質を目指したBluetoothスピーカー”「IA-BT7」を中心にデモを行った。
IA-BT7は、音質重視で新開発されたLDAC/aptX HD対応無線モジュールの搭載や、スタジオエンジニアに最終チューニングを依頼するなど、高音質を追求して開発されたACアダプタ駆動のBluetoothスピーカー(関連ニュース)。デモが行われたブースでは、音量/音質ともに2チャンネルスピーカーに劣らない実力を披露していた。
またブース後方には、参考出展となる試作製品が出展。IA-BT7の外装を漆塗りにした特別モデルや、オーディオシステム“NANOCOMPO”シリーズの新セットモデルなどが予定されている。
IA-BT7で新規設計された高音質Bluetoothモジュールを搭載する、既存コンポ向けのBluetoothレシーバーも出展された。RCAアナログ出力や光/同軸デジタル出力を搭載しており、Bluetooth非対応のコンポに対して接続し、LDACやaptX HDといった高音質コーデックで受信した音声を送り出すことができる。価格はIA-BT7よりも安価となり、秋頃の発売を目指しているとのこと。
■クボテック
クボテックは6階 G601にて、同社HANIWA Audioの製品を出展。試聴会を開催している。
インパルス応答と空間表現に着目したフルレンジスピーカー「HSP01」と信号補正機能内蔵のプリメインアンプ「HDSA01」のオーディオシステムに加え、新製品としてフォノイコライザー「HEQA03」と専用MCカートリッジ「HCTR01 mk-II」を出展。HEQA03はMCカートリッジの回路内で生じる信号変形を補正する回路「波形修復サーキット」を内蔵。HCTR01 mk-IIはHEQA03専用に開発された超低インピーダンスカートリッジとなっている。
HEQA03とHCTR01 mk-II合わせて2,000,000円(税抜)だが、フォノイコライザーと専用カートリッジという組み合わせで販売されている海外製品に比べ価格を抑えることに成功しているとのこと。出荷は夏頃を見込んでいるという。
■エムズシステム
エムズシステムは、6階 G606において、音の広がりを重視する同社“波動スピーカー”を出展。G606は部屋中央にテーブルが備え付けられており、通常のスピーカーではリスニングポイントを確保しづらい間取りとなっているが、同社はその特性を逆手に取り、無指向性の波動スピーカーの利点をアピールしている。
既存モデルの「MS1001」、影絵が浮かび上がるようデザインされたアクティブスピーカー「Kagee」に加え、大型の新モデル「PA127」、ショーケースのような「SKELTON」を出展している。
「PA127」は大ホールのような環境でも鳴らしきれるという大型モデル。同社スタッフによれば、「従来モデルの『MS1001』でも400人収容できるホールで十分な音量が出せたが、PA127はそれを上回る」といい、PAシステムへの採用も想定しているという。価格は200,000円(税抜)。
「SKELTON」は購入者が指定する品をショーケースのように内部に収められる、インテリアのような製品。アンプ内蔵式で、大型モデルは300,000円(税抜)から特注で生産される。
OTOTEN 2018の事前来場者登録は こちら。開催中も事前の入場登録が可能だ。
■ヤマハ
ヤマハは、5階 G505において今週発表されたばかりの新型AVアンプ「RX-A3080」を使ったデモンストレーションを実施(関連ニュース)。RX-A3080から初搭載される、AIを駆使したサラウンドシステム「SURROUND:AI」の効果を、ドルビーアトモス/DTS:Xはじめ様々なソースで体感できた。
SURROUND:AIはソースの音源をAIが分析し、結果に合わせて音場効果を自動的に切り替えながら適用する新型DSPプログラム。ユーザーがDSP選びに頭を悩ませることなく、映画のシーン毎に最適な音場感を得られるという。
デモンストレーションは50分刻みに行われており、各回とも入場にはブースで配布される整理券が必要。12時の段階で、13:30開始の第4回までが満席となっており、来場者からの関心の高さが伺い知れた。
■スペック/シーエスフィールド/スフォルツァート
スペック、シーエスフィールド、スフォルツァートの3社は、6階 G607において合同ブースを出展。各社取り扱い製品を組み合わせ、試聴会を開催した。
スペックはパワーアンプ「RPA-W1ST」を始めとする同社“リアルサウンドアンプ”シリーズやターンテーブル「C-MAJOR」を始めとするEAT(European Audio Team)ブランド製品、シーエスフィールドはスロベニア・KUZUMAのアナログプレーヤー「STABIS COMPLETE SYSTEM II」やスウェーデン・JORMA DESIGNのオーディオケーブル、スフォルツァートは同社ネットワークプレーヤー「DPS-Pavo」「DSP-Vela」、マスタークロックジェネレーター「PMC-01」などをシステムに組み込んだ。
またスピーカーには、キソアコースティックの「HB-X1」、シーエスフィールドが取り扱うPENAUDIO「SERENADE SIGNATURE」を使用。音源もCDリッピングからDSDまで幅広いソースを取り揃え、来場者を楽しませた。
■インターアクション
インターアクションは、5階 G509において、昨年東和電子から譲渡を受けたOlasonicブランドの製品を出展。先日発表した“最高音質を目指したBluetoothスピーカー”「IA-BT7」を中心にデモを行った。
IA-BT7は、音質重視で新開発されたLDAC/aptX HD対応無線モジュールの搭載や、スタジオエンジニアに最終チューニングを依頼するなど、高音質を追求して開発されたACアダプタ駆動のBluetoothスピーカー(関連ニュース)。デモが行われたブースでは、音量/音質ともに2チャンネルスピーカーに劣らない実力を披露していた。
またブース後方には、参考出展となる試作製品が出展。IA-BT7の外装を漆塗りにした特別モデルや、オーディオシステム“NANOCOMPO”シリーズの新セットモデルなどが予定されている。
IA-BT7で新規設計された高音質Bluetoothモジュールを搭載する、既存コンポ向けのBluetoothレシーバーも出展された。RCAアナログ出力や光/同軸デジタル出力を搭載しており、Bluetooth非対応のコンポに対して接続し、LDACやaptX HDといった高音質コーデックで受信した音声を送り出すことができる。価格はIA-BT7よりも安価となり、秋頃の発売を目指しているとのこと。
■クボテック
クボテックは6階 G601にて、同社HANIWA Audioの製品を出展。試聴会を開催している。
インパルス応答と空間表現に着目したフルレンジスピーカー「HSP01」と信号補正機能内蔵のプリメインアンプ「HDSA01」のオーディオシステムに加え、新製品としてフォノイコライザー「HEQA03」と専用MCカートリッジ「HCTR01 mk-II」を出展。HEQA03はMCカートリッジの回路内で生じる信号変形を補正する回路「波形修復サーキット」を内蔵。HCTR01 mk-IIはHEQA03専用に開発された超低インピーダンスカートリッジとなっている。
HEQA03とHCTR01 mk-II合わせて2,000,000円(税抜)だが、フォノイコライザーと専用カートリッジという組み合わせで販売されている海外製品に比べ価格を抑えることに成功しているとのこと。出荷は夏頃を見込んでいるという。
■エムズシステム
エムズシステムは、6階 G606において、音の広がりを重視する同社“波動スピーカー”を出展。G606は部屋中央にテーブルが備え付けられており、通常のスピーカーではリスニングポイントを確保しづらい間取りとなっているが、同社はその特性を逆手に取り、無指向性の波動スピーカーの利点をアピールしている。
既存モデルの「MS1001」、影絵が浮かび上がるようデザインされたアクティブスピーカー「Kagee」に加え、大型の新モデル「PA127」、ショーケースのような「SKELTON」を出展している。
「PA127」は大ホールのような環境でも鳴らしきれるという大型モデル。同社スタッフによれば、「従来モデルの『MS1001』でも400人収容できるホールで十分な音量が出せたが、PA127はそれを上回る」といい、PAシステムへの採用も想定しているという。価格は200,000円(税抜)。
「SKELTON」は購入者が指定する品をショーケースのように内部に収められる、インテリアのような製品。アンプ内蔵式で、大型モデルは300,000円(税抜)から特注で生産される。
OTOTEN 2018の事前来場者登録は