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公開日 2017/04/30 13:26
クラリオンのガルパン音響監督チューニングモデル展示
<ヘッドホン祭>ARから4.4mm端子搭載・aptX HD対応DAP/クラリオン特別チューンの「ZH700FF」
編集部:川田菜月
4月29日・30日の両日、東京・中野サンプラザにて開催されている、フジヤエービック主催「春のヘッドホン祭り2017」。本記事では、Acoustic Research/Klipsch、クラリオン、フォステクス、ゲート、PRYMA、マス工房の出展内容をレポートする。
■Acoustic Research/Klipsch
Acoustic Researchは、今秋発売予定の新製品を参考出展。一つは、3.5mmアンバランス/4.4mm 5極バランス端子を搭載するハイレゾ対応ポータブルプレーヤー「AR-M200」。価格は4万円台の予定で、従来シリーズと比較してコンパクトな筐体でエントリーモデルの位置づけとのこと。
DACにはAKM AK4490EQを搭載し、クラスA ヘッドホンアンプを内臓する。OSは従来のAndroidベースから変更し、独自OSを採用している。DSD/FLAC/ALAC/WAV/AIFFなどハイレゾ音源をサポート。Bluetoothの送受信機能も装備、コーデックはaptX HDに対応する。
ヘッドホンとイヤホンも新製品を出展。「AR-H1」は86mmドライバー搭載の平面駆動型ヘッドホン。価格は6万後半〜7万前半になる予定。リケーブル対応で、ヘッドバンドには本革を使用しているとのこと。周波数特性は10Hz〜60kHz、インピーダンスは33Ω、感度は99dB。
「AR-E10」は、独自のBAドライバーとベリリウム振動板採用のφ8mmダイナミックドライバーを各1基搭載するハイブリッド型イヤホン。価格は2万円台前半を予定。周波数特性は20Hz〜40kHz、インピーダンスは25Ω、感度は95dB/mV at 1kHz。ケーブルには2pinタイプのリケーブルを採用。また別売となるが4.4mmバランスケーブルも用意される予定とのこと。
Klipschは、イベント用にデコレーションが施されたネックバンド型BluetoothイヤホンやReferenceシリーズのヘッドホンなど、すでに人気のモデルを一斉に展示している。
■クラリオン
クラリオンは、平面振動板を採用したフルデジタルヘッドホン「ZH700FF」を展示。デジタル信号処理技術にTrigence Semiconductor社の「Dnote」を採用し、「音源を劣化させることなくドライバーをダイレクトに駆動することで、高音質かつ原音に忠実な再生を可能にする」としている。
また、ヘッドホン祭にあわせたイベントとして、内蔵イコライザーにより好みの音質にチューニングしたZH700FFも登場。「ガールズ&パンツァー」音響監督・岩浪美和氏、音楽プロデューサー・佐藤純之介氏、ライター・野村ケンジ氏によるスペシャルチューニングモデル3タイプを試聴展開(関連ニュース)。
同スペースではチューニングの書き換えツールを用意しており、ZH700FFを持参もしくは購入したユーザーは、試聴して気に入った音質があれば変更が可能。この音質調整は、現状イベント会場などのクラリオンブースにて書き換えられるが、将来的にはユーザー自身でも調整できるようにしていきたいとのことだ。
■フォステクスカンパニー
フォステクスは、樹脂製イヤモニタイプのハウジングを採用したイヤホン「TE04」やモニターヘッドホンのロングセラーモデル「TH7」などを出展。
TE04はこの1月に正式発表されたモデルで、金属筐体の従来機種「TE05」の弟分的な位置づけ。独自設計のイヤモニタイプの筐体を採用し、装着感の向上を図っている。音質も低〜高域までしっかりと表現するとしており、1万円以下で購入できる製品として好評という。
TH7は発売から20年以上経つロングセラーモデルで、昨年末から密閉型にリファインして発売。カラバリも増え、音質もトレンドに合わせたチューニングを新たに施している。その他、同社が扱うヘッドホンアンプ「HP-A8MK2」などの製品も合わせて展示している。
また、カスタムヘッドホンブランド“KOTORI”の製品も同ブースにて出展。タツノコプロの55周年を記念したコラボモデルを制作中とのことで、様々なキャラクターがデザインされたイヤホンを参考出展している。
■ゲート
ゲートでは、i.Tech社のハイレゾ対応USB-DAC兼Bluetoothレシーバー「MusicClip9100」や、MUIXの独自ドライバー搭載イヤホン「IX5000」など、同社取り扱いブランドの新製品を数多く出展している。
FICHER AUDIOのプレミアムブランド“KENNERTON”からは、ヘッドホン祭初日の4月29日から発売開始となった、ロシアの未公開軍事技術を採用したという平面駆動開放型ヘッドホン「ODIN - Sapele」、開放型ヘッドホン「VALI - Natural Wood」をメインに展示(関連ニュース)。
また、FICHER AUDIOからは参考出展としてBluetoothイヤホン「Omega Infinity」を展示。φ8mmダイナミックドライバーを搭載したモデルで、2.5時間の充電で最大9時間の連続再生が可能とのこと。再生周波数帯域は20Hz〜20kHz。価格は10,800円前後を予定。
■PRYMA
PRYMAはSonus faber社製造・監修による密閉型ヘッドホン。PRYMAブランド単体でのイベント出展は今回が初とのこと。製品はイタリアの工房で職人により手作業で製作されており、ヘッドバンド部にはハイブランドのバッグなどでも使用される本革素材を使用するなど、高級感あふれる仕様になっている。
ドライバーユニットは、ダイナミック型・40mm超軽量マイラ・ダイヤフラムを採用し、ネオジムマグネットで駆動する。Basicモデル5種類とCarbonモデル2種類を用意し、中でもBasicモデルのCoffee&Creamカラーが人気とのこと。交換用ヘッドバンドで様々な組み合わせを楽しむこともできる。
参考出展としてBluetoothリケーブル製品「PRYMA Air Cable」を出展。なお、価格や発売時期などは未定とのこと。
■マス工房
マス工房ではヘッドホンアンプの歴代製品を出展し、聴き比べができるようになっている。最新モデルはヘッドホン祭前日まで開発を進めていたとのこと。
■Acoustic Research/Klipsch
Acoustic Researchは、今秋発売予定の新製品を参考出展。一つは、3.5mmアンバランス/4.4mm 5極バランス端子を搭載するハイレゾ対応ポータブルプレーヤー「AR-M200」。価格は4万円台の予定で、従来シリーズと比較してコンパクトな筐体でエントリーモデルの位置づけとのこと。
DACにはAKM AK4490EQを搭載し、クラスA ヘッドホンアンプを内臓する。OSは従来のAndroidベースから変更し、独自OSを採用している。DSD/FLAC/ALAC/WAV/AIFFなどハイレゾ音源をサポート。Bluetoothの送受信機能も装備、コーデックはaptX HDに対応する。
ヘッドホンとイヤホンも新製品を出展。「AR-H1」は86mmドライバー搭載の平面駆動型ヘッドホン。価格は6万後半〜7万前半になる予定。リケーブル対応で、ヘッドバンドには本革を使用しているとのこと。周波数特性は10Hz〜60kHz、インピーダンスは33Ω、感度は99dB。
「AR-E10」は、独自のBAドライバーとベリリウム振動板採用のφ8mmダイナミックドライバーを各1基搭載するハイブリッド型イヤホン。価格は2万円台前半を予定。周波数特性は20Hz〜40kHz、インピーダンスは25Ω、感度は95dB/mV at 1kHz。ケーブルには2pinタイプのリケーブルを採用。また別売となるが4.4mmバランスケーブルも用意される予定とのこと。
Klipschは、イベント用にデコレーションが施されたネックバンド型BluetoothイヤホンやReferenceシリーズのヘッドホンなど、すでに人気のモデルを一斉に展示している。
■クラリオン
クラリオンは、平面振動板を採用したフルデジタルヘッドホン「ZH700FF」を展示。デジタル信号処理技術にTrigence Semiconductor社の「Dnote」を採用し、「音源を劣化させることなくドライバーをダイレクトに駆動することで、高音質かつ原音に忠実な再生を可能にする」としている。
また、ヘッドホン祭にあわせたイベントとして、内蔵イコライザーにより好みの音質にチューニングしたZH700FFも登場。「ガールズ&パンツァー」音響監督・岩浪美和氏、音楽プロデューサー・佐藤純之介氏、ライター・野村ケンジ氏によるスペシャルチューニングモデル3タイプを試聴展開(関連ニュース)。
同スペースではチューニングの書き換えツールを用意しており、ZH700FFを持参もしくは購入したユーザーは、試聴して気に入った音質があれば変更が可能。この音質調整は、現状イベント会場などのクラリオンブースにて書き換えられるが、将来的にはユーザー自身でも調整できるようにしていきたいとのことだ。
■フォステクスカンパニー
フォステクスは、樹脂製イヤモニタイプのハウジングを採用したイヤホン「TE04」やモニターヘッドホンのロングセラーモデル「TH7」などを出展。
TE04はこの1月に正式発表されたモデルで、金属筐体の従来機種「TE05」の弟分的な位置づけ。独自設計のイヤモニタイプの筐体を採用し、装着感の向上を図っている。音質も低〜高域までしっかりと表現するとしており、1万円以下で購入できる製品として好評という。
TH7は発売から20年以上経つロングセラーモデルで、昨年末から密閉型にリファインして発売。カラバリも増え、音質もトレンドに合わせたチューニングを新たに施している。その他、同社が扱うヘッドホンアンプ「HP-A8MK2」などの製品も合わせて展示している。
また、カスタムヘッドホンブランド“KOTORI”の製品も同ブースにて出展。タツノコプロの55周年を記念したコラボモデルを制作中とのことで、様々なキャラクターがデザインされたイヤホンを参考出展している。
■ゲート
ゲートでは、i.Tech社のハイレゾ対応USB-DAC兼Bluetoothレシーバー「MusicClip9100」や、MUIXの独自ドライバー搭載イヤホン「IX5000」など、同社取り扱いブランドの新製品を数多く出展している。
FICHER AUDIOのプレミアムブランド“KENNERTON”からは、ヘッドホン祭初日の4月29日から発売開始となった、ロシアの未公開軍事技術を採用したという平面駆動開放型ヘッドホン「ODIN - Sapele」、開放型ヘッドホン「VALI - Natural Wood」をメインに展示(関連ニュース)。
また、FICHER AUDIOからは参考出展としてBluetoothイヤホン「Omega Infinity」を展示。φ8mmダイナミックドライバーを搭載したモデルで、2.5時間の充電で最大9時間の連続再生が可能とのこと。再生周波数帯域は20Hz〜20kHz。価格は10,800円前後を予定。
■PRYMA
PRYMAはSonus faber社製造・監修による密閉型ヘッドホン。PRYMAブランド単体でのイベント出展は今回が初とのこと。製品はイタリアの工房で職人により手作業で製作されており、ヘッドバンド部にはハイブランドのバッグなどでも使用される本革素材を使用するなど、高級感あふれる仕様になっている。
ドライバーユニットは、ダイナミック型・40mm超軽量マイラ・ダイヤフラムを採用し、ネオジムマグネットで駆動する。Basicモデル5種類とCarbonモデル2種類を用意し、中でもBasicモデルのCoffee&Creamカラーが人気とのこと。交換用ヘッドバンドで様々な組み合わせを楽しむこともできる。
参考出展としてBluetoothリケーブル製品「PRYMA Air Cable」を出展。なお、価格や発売時期などは未定とのこと。
■マス工房
マス工房ではヘッドホンアンプの歴代製品を出展し、聴き比べができるようになっている。最新モデルはヘッドホン祭前日まで開発を進めていたとのこと。
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