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公開日 2020/02/19 09:00
製品発表会ではtofubeatsら登壇のトークショーも
Bang & Olufsen、完全ワイヤレスイヤホン「E8」第3世代機は低域再生を強化。ケースもリデザインし一新
編集部:川田菜月
Bang & Olufsen(以下、B&O)は、完全ワイヤレスイヤホンの新モデル「Beoplay E8」“第3世代モデル” の製品発表会を開催した。
本機は、同社の完全ワイヤレスイヤホン「E8」のさらなるブラッシュアップを図った第3世代モデルとして、左右のイヤーピースの体積を17%小型化、さらに片側5.8gと軽量化を実現。ヤコブ・ワグナー氏による本体デザインも改良し、フィット感や遮音性、音響性能向上も図っている。
ブラックモデルはすでに、B&O専門店にて2月14日から先行発売を開始しており、2月27日から家電量販店でも販売される予定。もう一色のグレーは3月上旬発売予定で、いずれも価格は38,000円(税込)となる。
バッテリー性能は前モデルより119%向上し、イヤホン本体は最大7時間の連続再生に対応、充電ケースと併用で最大35時間の使用が可能だ。ケースデザインもアップデートし、ヒンジ部の形状や開閉時の質感などにこだわって再設計。様々なブランドのジュエリーボックスを集めてヒントを得て、「高級感やワクワク感を演出した」という。
内蔵マイクは片側2基ずつ、左右合計で4基を搭載。マイクの指向性を高め、集音性能を向上させるビームフォーミング技術に対応し、周囲の環境音を抑えたクリアな音声通話や、Transparency Mode(外部音透過モード)の精度向上にも寄与するとのこと。Bluetoothのバージョンは5.1。コーデックはAACとaptXに対応する。
東京・渋谷区「STUDIO TANTA」にて開催された発表会では、PRマーケティング担当の小峰氏が登壇し、E8第3世代モデルの特徴について説明。また、ミュージシャンのtofubeats氏、青葉市子氏、サウンドエンジニア兼プロデューサーのZAK氏をゲストに招いたトークショーも行われた。
E8は2017年に初代モデルが発売され、Bluetooth接続の安定性と本格的なサウンドの両立を図り、デザイン性にも優れる完全ワイヤレスイヤホンとして人気となった。
その後、ケースがワイヤレス充電に対応するなど細かなブラッシュアップが図られ、今回改めて「シグネチャーサウンドに近づけること」を念頭に第3世代モデルを開発。本機では低域再生力の向上が特徴としており、「低域の解像度を上げることで立体的になり、全体バランスもさらに向上した」とのこと。
そのサウンドについて、ZAK氏は「音の質量が増えている。ひとつひとつ音の重さがしっかり感じられて、リアルなサウンドに近づいている」とし、tofubeats氏は「従来から小型化しながらも低域再生力が向上し、より見通し良くなっているのは驚いた」とコメント。
音質チューニングは、B&Oのハイエンドスピーカー「Beolab 90」も含めたすべての製品の音質を監修する、デンマーク本社のサウンドエンジニアが行っている。その中核であるジェフ・マーティン氏は、最新の楽曲から古典音楽まで幅広い楽曲を用いてテストを重ね、アーティストの意図するサウンドを自然に再現する「原音忠実」な音楽再生を追求しているという。
これまでもB&Oの製品を使用しているというtofubeats氏は、「製品ごとに少しずつ異なっているものの、ブランドの考えるテーマや、聴かせたいサウンドは一貫していると感じる。良い意味で、気になる点がない。他とは一線を画すバランス、音楽自体に意識がいくように調整されていると思う」と語った。
なお、昨今多くの完全ワイヤレスイヤホンが搭載するアクティブノイズキャンセリング機能は、E8第3世代モデルでは非搭載となる。これについては「特に今回、これまで以上に原音忠実なB&Oのシグネチャーサウンドの実現に注力したこともあり、音質への影響が避けられないノイズキャンセリング機能の非搭載を決定した」とし、非搭載の理由として音質への影響が大きいこと、バッテリーへの負荷がかかること、また質量や筐体サイズの増加につながることが挙げられた。
ノイズキャンセリング機能は非搭載となるが、本体を3Dモデリングによりあらゆる形状の耳にフィットするよう設計することで、小型軽量化を実現するとともに、耳栓のような形に近づき、高い遮音性も確保できたとのこと。
一方、マイク数を増やして機能向上を図ることで、高い遮音性とクリアな外音取り込み性能も両立できているとアピールする。青葉氏はその遮音性の高さを実感し、「ノイズキャンセリングと同様の効果を体感できた」とコメントした。
本機は、同社の完全ワイヤレスイヤホン「E8」のさらなるブラッシュアップを図った第3世代モデルとして、左右のイヤーピースの体積を17%小型化、さらに片側5.8gと軽量化を実現。ヤコブ・ワグナー氏による本体デザインも改良し、フィット感や遮音性、音響性能向上も図っている。
ブラックモデルはすでに、B&O専門店にて2月14日から先行発売を開始しており、2月27日から家電量販店でも販売される予定。もう一色のグレーは3月上旬発売予定で、いずれも価格は38,000円(税込)となる。
バッテリー性能は前モデルより119%向上し、イヤホン本体は最大7時間の連続再生に対応、充電ケースと併用で最大35時間の使用が可能だ。ケースデザインもアップデートし、ヒンジ部の形状や開閉時の質感などにこだわって再設計。様々なブランドのジュエリーボックスを集めてヒントを得て、「高級感やワクワク感を演出した」という。
内蔵マイクは片側2基ずつ、左右合計で4基を搭載。マイクの指向性を高め、集音性能を向上させるビームフォーミング技術に対応し、周囲の環境音を抑えたクリアな音声通話や、Transparency Mode(外部音透過モード)の精度向上にも寄与するとのこと。Bluetoothのバージョンは5.1。コーデックはAACとaptXに対応する。
東京・渋谷区「STUDIO TANTA」にて開催された発表会では、PRマーケティング担当の小峰氏が登壇し、E8第3世代モデルの特徴について説明。また、ミュージシャンのtofubeats氏、青葉市子氏、サウンドエンジニア兼プロデューサーのZAK氏をゲストに招いたトークショーも行われた。
E8は2017年に初代モデルが発売され、Bluetooth接続の安定性と本格的なサウンドの両立を図り、デザイン性にも優れる完全ワイヤレスイヤホンとして人気となった。
その後、ケースがワイヤレス充電に対応するなど細かなブラッシュアップが図られ、今回改めて「シグネチャーサウンドに近づけること」を念頭に第3世代モデルを開発。本機では低域再生力の向上が特徴としており、「低域の解像度を上げることで立体的になり、全体バランスもさらに向上した」とのこと。
そのサウンドについて、ZAK氏は「音の質量が増えている。ひとつひとつ音の重さがしっかり感じられて、リアルなサウンドに近づいている」とし、tofubeats氏は「従来から小型化しながらも低域再生力が向上し、より見通し良くなっているのは驚いた」とコメント。
音質チューニングは、B&Oのハイエンドスピーカー「Beolab 90」も含めたすべての製品の音質を監修する、デンマーク本社のサウンドエンジニアが行っている。その中核であるジェフ・マーティン氏は、最新の楽曲から古典音楽まで幅広い楽曲を用いてテストを重ね、アーティストの意図するサウンドを自然に再現する「原音忠実」な音楽再生を追求しているという。
これまでもB&Oの製品を使用しているというtofubeats氏は、「製品ごとに少しずつ異なっているものの、ブランドの考えるテーマや、聴かせたいサウンドは一貫していると感じる。良い意味で、気になる点がない。他とは一線を画すバランス、音楽自体に意識がいくように調整されていると思う」と語った。
なお、昨今多くの完全ワイヤレスイヤホンが搭載するアクティブノイズキャンセリング機能は、E8第3世代モデルでは非搭載となる。これについては「特に今回、これまで以上に原音忠実なB&Oのシグネチャーサウンドの実現に注力したこともあり、音質への影響が避けられないノイズキャンセリング機能の非搭載を決定した」とし、非搭載の理由として音質への影響が大きいこと、バッテリーへの負荷がかかること、また質量や筐体サイズの増加につながることが挙げられた。
ノイズキャンセリング機能は非搭載となるが、本体を3Dモデリングによりあらゆる形状の耳にフィットするよう設計することで、小型軽量化を実現するとともに、耳栓のような形に近づき、高い遮音性も確保できたとのこと。
一方、マイク数を増やして機能向上を図ることで、高い遮音性とクリアな外音取り込み性能も両立できているとアピールする。青葉氏はその遮音性の高さを実感し、「ノイズキャンセリングと同様の効果を体感できた」とコメントした。
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