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公開日 2022/10/13 12:08
日本市場での展開はアナウンスなし
米ソニー、ブランド初のOTC補聴器を発表。専門医の調整なしで購入後すぐ使用可能
編集部:杉山康介
米ソニーは、ブランド初のOTC補聴器「CRE-C10」「CRE-E10」を10月12日9時(現地時間)に発表。米国市場にてCRE-C10を今月、CRE-E10を今冬より発売する。
米国市場において補聴器は医療機器の扱いだったため、従来専門技師を有する販売事業者を通じた販路にて販売が行われてきた。しかし8月16日付の米FDA(食品医薬局)による規制変更に伴い、今年10月以降からはコンシューマー販路(OTC:Over the Counter)でも販売が可能になっている。
ソニーは本年9月、デンマーク/シンガポールに本社を置く補聴器メーカー「WSオーディオロジー」と、OTC補聴器事業分野での商品やサービスの共同開発・供給を目的とする協業契約の締結を発表。今回の2製品はこの協業に基づいて開発された第一弾製品の、コンシューマー販路向け補聴器となる。
大きなポイントと言えるのが、ユーザー自身の手で調整ができること。専用アプリ「Hearing Control App」には数千もの聴力図に基づいて作られた聴覚プロファイルが用意されており、ユーザーの聴覚に最も適切な設定になるようセルフフィッティングを実施。
従来の補聴器は専門医や聴覚訓練士のもとで調節をする必要があるが、本製品はアプリのガイドに沿って設定を進めれば“購入後ほんの数分”で使えるようになり、例えうるさい部屋の中にいても、穏やかな自然の中にいても、ナチュラルな音を届けるとしている。
CRE-C10は“OTC補聴器市場でも最小”だとするモデルで、装着しても目立たないサイズ・デザインながら、高いサウンドクオリティと連続再生70時間以上のロングライフ性能を持つというモデル。先述の通り今月から発売予定で、価格は999.99ドル。
CRE-E10は完全ワイヤレスのようなデザイン性を備えた、ワイヤレス充電に対応するモデル。最大26時間の連続再生が可能なことに加え、Bluetoothに対応するため音楽再生もできるという(iOSのみ)。今冬発売予定で、価格は1,299.99ドル。
販売はAmazonをはじめとした米コンシューマー向け販路にて実施。なお、日本での発売予定については現時点でアナウンスされていない。
米国市場において補聴器は医療機器の扱いだったため、従来専門技師を有する販売事業者を通じた販路にて販売が行われてきた。しかし8月16日付の米FDA(食品医薬局)による規制変更に伴い、今年10月以降からはコンシューマー販路(OTC:Over the Counter)でも販売が可能になっている。
ソニーは本年9月、デンマーク/シンガポールに本社を置く補聴器メーカー「WSオーディオロジー」と、OTC補聴器事業分野での商品やサービスの共同開発・供給を目的とする協業契約の締結を発表。今回の2製品はこの協業に基づいて開発された第一弾製品の、コンシューマー販路向け補聴器となる。
大きなポイントと言えるのが、ユーザー自身の手で調整ができること。専用アプリ「Hearing Control App」には数千もの聴力図に基づいて作られた聴覚プロファイルが用意されており、ユーザーの聴覚に最も適切な設定になるようセルフフィッティングを実施。
従来の補聴器は専門医や聴覚訓練士のもとで調節をする必要があるが、本製品はアプリのガイドに沿って設定を進めれば“購入後ほんの数分”で使えるようになり、例えうるさい部屋の中にいても、穏やかな自然の中にいても、ナチュラルな音を届けるとしている。
CRE-C10は“OTC補聴器市場でも最小”だとするモデルで、装着しても目立たないサイズ・デザインながら、高いサウンドクオリティと連続再生70時間以上のロングライフ性能を持つというモデル。先述の通り今月から発売予定で、価格は999.99ドル。
CRE-E10は完全ワイヤレスのようなデザイン性を備えた、ワイヤレス充電に対応するモデル。最大26時間の連続再生が可能なことに加え、Bluetoothに対応するため音楽再生もできるという(iOSのみ)。今冬発売予定で、価格は1,299.99ドル。
販売はAmazonをはじめとした米コンシューマー向け販路にて実施。なお、日本での発売予定については現時点でアナウンスされていない。
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