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公開日 2022/11/22 12:20
従来の表現では表しきれない音
final、“8K SOUND”の完全ワイヤレスイヤホン「ZE8000」を12/16発売。税込36,800円前後
ファイルウェブ編集部
finalは、新フラッグシップ完全ワイヤレスイヤホン「ZE8000」を、12月16日に発売する。オープン価格だが税込36,800円前後での実売が予想される。予約受付も本日11月22日の12時より開始された。
今秋の発売と予告されていたモデルの正式な発売日、および価格が決定した格好。finalブランドの新しいフラグシップモデルとして、ミュンヘンHIGH ENDや「秋のヘッドフォン祭2022」などで注目を集めてきた。
finalの音響研究チームは、業界で長い間リファレンスとされてきた特性とは異なる新しい物理特性を発見したという。この新たな物理特性に基づくサウンドは、従来に比べ、音楽が圧倒的に高精細に聴こえることがわかったと同社は説く。
このサウンドが持つ、楽器や声のどこに注意を向けても、奥行きも含めて全てにフォーカスが合うという初めての体験は、「低域の質感」「高域の伸び」といった表現では表しきれないとして、同社は新たに「8K SOUND」と呼ぶことに決めたとしている。
それは8K映像の高精細さに圧倒された感覚に近いからであり、「その高精細さに身体感覚が順応するまでには少し時間がかかりますが、一度その感覚を受け止めることができた後ではもう引き返せなくなります」と、そのサウンドに自信を見せる。
またサウンドのほか、バッテリーや基板部分を分離し、圧倒的に小さな筐体により実現した快適な装着感、音に悪影響をもたらさず圧迫感のないノイズキャンセリング、楽曲や環境に応じたちょうど良い音量の選択など、完全ワイヤレスイヤホンに求められる重要な機能をカバーした。
同社は本日、メディア向けに製品の発表会を開催。登壇した同社代表の細尾満氏は、本モデルを「finalが長い間をかけて取り組んできた基礎研究が結実した“本当の始まり”とでも言うべき製品」と説明した。
基礎研究は短期間で成果があがるものではなく、一般的に大企業以外が取り組むには困難がともなう分野。しかし同社は50名ほどの規模ながら基礎研究専門の人員を確保し、他の部署もその意義を理解してサポートしてきたという。ZE8000は、まさにそのような会社の文化や思想を体現する製品として仕上がったと、細尾氏は感に堪えない様子で語っていた。
同社においてモデル名に「8000」の数字が与えられる製品は、「今までにない革新的なアイデアを実現した製品」と位置づけられており、ヘッドホン「D8000」は独自開発の平面磁界型ドライバー、有線イヤホン「A8000」は独自の音質評価法と極薄ベリリウム箔振動板をそれぞれ採用していた。
ZE8000の革新性として上げられているのが、基礎研究から発見した「新しい物理特性」。この物理特性に基づいて作り出したサウンドは、音楽のどの帯域やパートに注意を向けても高精細に感じられることから、先述の通り、8K映像になぞらえて「8K SOUND」と命名したという。
細尾氏は、以前にNHKの技術展で8K映像を見た際、画面のどこに目を向けても圧倒的な情報量があり「背景にピントを合わせればどこまでも奥行きが感じられる」体験をしたという。ZE8000のサウンドも、音楽のどこに意識を向けても圧倒的な情報量が感じられ、「聴きはじめてすぐには分かりづらいかもしれないが、徐々に圧倒されていくはず」と自信を見せていた。
今秋の発売と予告されていたモデルの正式な発売日、および価格が決定した格好。finalブランドの新しいフラグシップモデルとして、ミュンヘンHIGH ENDや「秋のヘッドフォン祭2022」などで注目を集めてきた。
finalの音響研究チームは、業界で長い間リファレンスとされてきた特性とは異なる新しい物理特性を発見したという。この新たな物理特性に基づくサウンドは、従来に比べ、音楽が圧倒的に高精細に聴こえることがわかったと同社は説く。
このサウンドが持つ、楽器や声のどこに注意を向けても、奥行きも含めて全てにフォーカスが合うという初めての体験は、「低域の質感」「高域の伸び」といった表現では表しきれないとして、同社は新たに「8K SOUND」と呼ぶことに決めたとしている。
それは8K映像の高精細さに圧倒された感覚に近いからであり、「その高精細さに身体感覚が順応するまでには少し時間がかかりますが、一度その感覚を受け止めることができた後ではもう引き返せなくなります」と、そのサウンドに自信を見せる。
またサウンドのほか、バッテリーや基板部分を分離し、圧倒的に小さな筐体により実現した快適な装着感、音に悪影響をもたらさず圧迫感のないノイズキャンセリング、楽曲や環境に応じたちょうど良い音量の選択など、完全ワイヤレスイヤホンに求められる重要な機能をカバーした。
■「基礎研究が結実した“会社を体現するモデル”」
同社は本日、メディア向けに製品の発表会を開催。登壇した同社代表の細尾満氏は、本モデルを「finalが長い間をかけて取り組んできた基礎研究が結実した“本当の始まり”とでも言うべき製品」と説明した。
基礎研究は短期間で成果があがるものではなく、一般的に大企業以外が取り組むには困難がともなう分野。しかし同社は50名ほどの規模ながら基礎研究専門の人員を確保し、他の部署もその意義を理解してサポートしてきたという。ZE8000は、まさにそのような会社の文化や思想を体現する製品として仕上がったと、細尾氏は感に堪えない様子で語っていた。
同社においてモデル名に「8000」の数字が与えられる製品は、「今までにない革新的なアイデアを実現した製品」と位置づけられており、ヘッドホン「D8000」は独自開発の平面磁界型ドライバー、有線イヤホン「A8000」は独自の音質評価法と極薄ベリリウム箔振動板をそれぞれ採用していた。
ZE8000の革新性として上げられているのが、基礎研究から発見した「新しい物理特性」。この物理特性に基づいて作り出したサウンドは、音楽のどの帯域やパートに注意を向けても高精細に感じられることから、先述の通り、8K映像になぞらえて「8K SOUND」と命名したという。
細尾氏は、以前にNHKの技術展で8K映像を見た際、画面のどこに目を向けても圧倒的な情報量があり「背景にピントを合わせればどこまでも奥行きが感じられる」体験をしたという。ZE8000のサウンドも、音楽のどこに意識を向けても圧倒的な情報量が感じられ、「聴きはじめてすぐには分かりづらいかもしれないが、徐々に圧倒されていくはず」と自信を見せていた。
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