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公開日 2023/11/16 11:05
パナソニックホールディングスは、同社系列店パナソニックショップにおいて優秀な販売成績を収めた販売店の功績を称える「2022年度 優秀ご販売店様謝恩会」を、津賀一宏会長、楠見雄規社長をはじめとする幹部列席の下、11月8日に開催した。
「優秀ご販売店様謝恩会」は、昭和38年に「第1回10年連続優秀連盟店様謝恩会」としてスタート。優秀ご販売店様表彰制度の「特別優秀店賞」と「優秀店賞」を10ヵ年以上受賞した販売店を、会長・社長名にて5年ごとの節目にご夫婦で招待し、その努力に感謝し、敬意を表する会として催される。
パナソニックショップにとっては最高の栄誉と晴れ舞台となり、謝恩会の後には会長・社長との記念撮影が一店一店行われる。歴史と伝統の下に受け継がれてきた、同社日本地域コンシューマー部門の最重要行事のひとつとして位置づけられる。
式典では、入賞した販売店が発表され、45ヵ年から10ヵ年の各店には、楠見社長がひとつひとつテーブルを回り、65ヶ年から50ヵ年の各店には、壇上で津賀会長から記念の盾が手渡された。
2022年度は、「65ヵ年優秀店」に京王電業社(東京)、アポロちぇ〜ん(岡山)、「60ヵ年優秀店」にキタノヤ電器(長野)、和光電気商会(島根)、「55ヵ年優秀店」に松本テレビ商会(神奈川)、フナカタ(愛知)、三栄でんき(三重)、「50ヵ年優秀店」にくらしテックグループ(東京)をはじめ、35ヵ年優秀店1店、30ヵ年優秀店4店、25ヵ年優秀店5店、20ヵ年優秀店5店、15ヵ年優秀店1店、10ヵ年優秀店6店の計32店が入賞した。
式の冒頭に挨拶をした楠見社長は「本日は誠におめでとうございます。皆様が常にお客様に寄り添った経営を実践され、優れた成果をお収めいただいていることに敬服すると同時に、弊社を支え続けてくださっていることを実感いたします。本当にありがとうございます」と感謝の意を伝えた。
「今回は、65ヵ年が2店様、60ヵ年が2店様、55ヵ年が3店様、50ヵ年の節目を迎えられたのが1店様。50ヵ年以上というのは通算で67店様おられますが、50年を超えるということは、大半の場合は創業当時の社長様から二代目様、また三代目様に引き継がれて今日がおありになります。代が替わられても着実に素晴らしい成果を上げ続けていらっしゃるということは、皆様が地域のお客様に本当に頼りにされ、その信頼一つひとつに真摯に応えられている結果に他なりません。半世紀以上にわたって積み上げらえて来られた多大なご努力とご苦労に、ただただ深い感謝と尊敬の念を感じるばかりでございます」と言葉を続けた。
楠見社長は続けて、パナソニックグループが目指す使命とその実現へ向けた喫緊の取り組みについて紹介した。
グループが目指す姿は1932年の第1回創業記念式にさかのぼり、「人生の幸福が安定する状態を持続する楽土を築くことが松下電器の真使命。後に『物心一如の繁栄』という言葉で、幸之助創業者が生涯を通じて私どもの目指すところとして示してこられました」と説明した。
「物心一如の繁栄を実現すべく、創業以来、その時代その時代の社会課題の解決のため、また、人々の幸せのために事業を通じたお役立ちを果たして参りました。人々のより豊かな暮らしを実現すべく、本日ご臨席をたまわりました皆様と共に共存共栄の道をたどって参りました」。
「物心一如の繁栄」を250年で実現する250年計画を掲げ、1節25年として10節(10世代)。現在は第4節(2007年〜2031年)にあたり、「使命達成のタスクを次の時代へつながなくてはなりません。暮らしは豊かになりましたが、阻む課題がまだまだあります」と“地球環境問題の解決”を今のグループの目指す1つ目の姿として挙げ、「温暖化と資源の枯渇は一刻でも早く解決しなければなりません」と強調した。さらに、2つ目の姿として示したのが、高齢化社会を迎えるなか、健康寿命を延伸した“一人ひとりの生涯の健康・安全・快適”だ。
喫緊の課題と指摘する地球環境問題では、社会全体のCO2排出を設定された目標以上に早くゼロにしていくことを目指す。グループ長期環境ビジョン「Panasonic GREEN IMPACT」の下、「私たちの事業活動で排出しているCO2を実質ゼロにしていくことはもちろん、お客様や社会が排出しているCO2の削減にも貢献し、世界CO2排出量の1%にあたる3億トン以上の削減貢献を2050年までに実現する」と力を込めた。
戦略のもう一つの軸となる「お客様お一人おひとりの生涯における健康・安全・快適」に向けた取り組みでは、「パナソニックグループはお客様との多様な接点がございます。ご販売店様をはじめとする商品を販売する上での接点、商品やサービスをお使いいただく上での接点、修理・サポートの接点、こういった多様なつながりのなかで、時々刻々とデータが生まれています。それを統合できれば、よりよい商品やサービスのご提案が生み出せるのではないか。ご販売店様にもより大きなお役立ちができると確信しております」と語り、「多様なお客様、お一人おひとりに合った価値をご提案できる『くらしソリューション・プロバイダー』を目指していきます」と訴えた。
そこでの大きな強みとなるとアピールしたのが、販売店のリアルの強みと同社の有するデジタルの強みの融合。「ご販売店様は温かみのある接客、商品価値を伝えていただくアフターサービスで、お客様のニーズをいち早くお知りになり、暮らしにお役立ちする関係を築いていらっしゃいます。ここに弊社の提案するデジタルプラットフォームを掛け合わせることで、環境変化に対応できる新たなご販売店様像をご提案させていただきます。ご期待ください」。
楠見社長は「世界中の皆様の幸せにお役立ちし続けるという誓いを込めて、ブランドスローガンは『幸せの、チカラに。』とさせていただいています。今後もパナソニックグループの良きパートナーとして、末永くご支援、お引き立ていただくことを心からお願い申し上げます」とあいさつを締めくくった。
50ヵ年以上の入賞店は計67店に
パナソニック「2022年度 優秀ご販売店様謝恩会」を開催。32店が栄誉に輝く
PHILE WEB ビジネス編集部・竹内純■65ヵ年優秀店に京王電業社、アポロちぇ〜ん
パナソニックホールディングスは、同社系列店パナソニックショップにおいて優秀な販売成績を収めた販売店の功績を称える「2022年度 優秀ご販売店様謝恩会」を、津賀一宏会長、楠見雄規社長をはじめとする幹部列席の下、11月8日に開催した。
「優秀ご販売店様謝恩会」は、昭和38年に「第1回10年連続優秀連盟店様謝恩会」としてスタート。優秀ご販売店様表彰制度の「特別優秀店賞」と「優秀店賞」を10ヵ年以上受賞した販売店を、会長・社長名にて5年ごとの節目にご夫婦で招待し、その努力に感謝し、敬意を表する会として催される。
パナソニックショップにとっては最高の栄誉と晴れ舞台となり、謝恩会の後には会長・社長との記念撮影が一店一店行われる。歴史と伝統の下に受け継がれてきた、同社日本地域コンシューマー部門の最重要行事のひとつとして位置づけられる。
式典では、入賞した販売店が発表され、45ヵ年から10ヵ年の各店には、楠見社長がひとつひとつテーブルを回り、65ヶ年から50ヵ年の各店には、壇上で津賀会長から記念の盾が手渡された。
2022年度は、「65ヵ年優秀店」に京王電業社(東京)、アポロちぇ〜ん(岡山)、「60ヵ年優秀店」にキタノヤ電器(長野)、和光電気商会(島根)、「55ヵ年優秀店」に松本テレビ商会(神奈川)、フナカタ(愛知)、三栄でんき(三重)、「50ヵ年優秀店」にくらしテックグループ(東京)をはじめ、35ヵ年優秀店1店、30ヵ年優秀店4店、25ヵ年優秀店5店、20ヵ年優秀店5店、15ヵ年優秀店1店、10ヵ年優秀店6店の計32店が入賞した。
■地域のお客様の信頼一つひとつに真摯に応える
式の冒頭に挨拶をした楠見社長は「本日は誠におめでとうございます。皆様が常にお客様に寄り添った経営を実践され、優れた成果をお収めいただいていることに敬服すると同時に、弊社を支え続けてくださっていることを実感いたします。本当にありがとうございます」と感謝の意を伝えた。
「今回は、65ヵ年が2店様、60ヵ年が2店様、55ヵ年が3店様、50ヵ年の節目を迎えられたのが1店様。50ヵ年以上というのは通算で67店様おられますが、50年を超えるということは、大半の場合は創業当時の社長様から二代目様、また三代目様に引き継がれて今日がおありになります。代が替わられても着実に素晴らしい成果を上げ続けていらっしゃるということは、皆様が地域のお客様に本当に頼りにされ、その信頼一つひとつに真摯に応えられている結果に他なりません。半世紀以上にわたって積み上げらえて来られた多大なご努力とご苦労に、ただただ深い感謝と尊敬の念を感じるばかりでございます」と言葉を続けた。
■グループが目指す姿は「物心一如の繁栄」
楠見社長は続けて、パナソニックグループが目指す使命とその実現へ向けた喫緊の取り組みについて紹介した。
グループが目指す姿は1932年の第1回創業記念式にさかのぼり、「人生の幸福が安定する状態を持続する楽土を築くことが松下電器の真使命。後に『物心一如の繁栄』という言葉で、幸之助創業者が生涯を通じて私どもの目指すところとして示してこられました」と説明した。
「物心一如の繁栄を実現すべく、創業以来、その時代その時代の社会課題の解決のため、また、人々の幸せのために事業を通じたお役立ちを果たして参りました。人々のより豊かな暮らしを実現すべく、本日ご臨席をたまわりました皆様と共に共存共栄の道をたどって参りました」。
「物心一如の繁栄」を250年で実現する250年計画を掲げ、1節25年として10節(10世代)。現在は第4節(2007年〜2031年)にあたり、「使命達成のタスクを次の時代へつながなくてはなりません。暮らしは豊かになりましたが、阻む課題がまだまだあります」と“地球環境問題の解決”を今のグループの目指す1つ目の姿として挙げ、「温暖化と資源の枯渇は一刻でも早く解決しなければなりません」と強調した。さらに、2つ目の姿として示したのが、高齢化社会を迎えるなか、健康寿命を延伸した“一人ひとりの生涯の健康・安全・快適”だ。
■“地球環境問題の解決”と“一人ひとりの生涯の健康・安全・快適”
喫緊の課題と指摘する地球環境問題では、社会全体のCO2排出を設定された目標以上に早くゼロにしていくことを目指す。グループ長期環境ビジョン「Panasonic GREEN IMPACT」の下、「私たちの事業活動で排出しているCO2を実質ゼロにしていくことはもちろん、お客様や社会が排出しているCO2の削減にも貢献し、世界CO2排出量の1%にあたる3億トン以上の削減貢献を2050年までに実現する」と力を込めた。
戦略のもう一つの軸となる「お客様お一人おひとりの生涯における健康・安全・快適」に向けた取り組みでは、「パナソニックグループはお客様との多様な接点がございます。ご販売店様をはじめとする商品を販売する上での接点、商品やサービスをお使いいただく上での接点、修理・サポートの接点、こういった多様なつながりのなかで、時々刻々とデータが生まれています。それを統合できれば、よりよい商品やサービスのご提案が生み出せるのではないか。ご販売店様にもより大きなお役立ちができると確信しております」と語り、「多様なお客様、お一人おひとりに合った価値をご提案できる『くらしソリューション・プロバイダー』を目指していきます」と訴えた。
そこでの大きな強みとなるとアピールしたのが、販売店のリアルの強みと同社の有するデジタルの強みの融合。「ご販売店様は温かみのある接客、商品価値を伝えていただくアフターサービスで、お客様のニーズをいち早くお知りになり、暮らしにお役立ちする関係を築いていらっしゃいます。ここに弊社の提案するデジタルプラットフォームを掛け合わせることで、環境変化に対応できる新たなご販売店様像をご提案させていただきます。ご期待ください」。
楠見社長は「世界中の皆様の幸せにお役立ちし続けるという誓いを込めて、ブランドスローガンは『幸せの、チカラに。』とさせていただいています。今後もパナソニックグループの良きパートナーとして、末永くご支援、お引き立ていただくことを心からお願い申し上げます」とあいさつを締めくくった。
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