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公開日 2022/04/25 19:17
それぞれの特徴をチェック
Amazon VS 楽天、「タイムセール祭り」と「お買い物マラソン」はどっちがお得?
ファイルウェブ編集部
日本で特に利用者の多いAmazonと楽天が、ともに「タイムセール祭り」と「お買い物マラソン」というビッグセールを開催中だ。では、この2大セールはどちらがお得なのだろうか?
Amazonの「タイムセール祭り」は4月24日9時にスタートし、4月26日23:59までの63時間にわたり、家電からファッション、日用品まで数々の商品が特価で販売されるイベントだ。
そして楽天「お買い物マラソン」は4月23日20時に開始され、4月28日1時59分(27日深夜25時59分)で終了を予定。セールとして一部値引きも行われるほか、楽天市場の特徴でもあるポイントアップが大量獲得できることを目玉としたイベントとなっている。
両者の特徴を見てみると、まず「タイムセール祭り」では、やはりAmazonデバイスに注目したい。Amazon EchoやKindleシリーズなど、公式商品がしっかりセール対象になっている。Alexa対応スマートホーム商品のまとめページも用意されたり、自社サービスの強みを存分に発揮している。
また、迅速な発送対応も見逃せないポイントだ。セールで気持ちが盛り上がっても、届くのは2週間後で萎えた、といったことはないだろうか? プライム会員であれば多くが翌日配送に対応し、急遽必要になった品物の買い出しをお得に済ませる、という点ではAmazonが有利だ。
一方の「お買い物マラソン」だが、商品的には黒物家電よりも白物家電、そして日用品やファッションアイテムのラインナップが揃っている印象だ。とはいえ、完全ワイヤレスイヤホンなどAmazonとも被る商品も多数登場している。しかし、出品被りの商品の値引率を見るとAmazonの方が安くなっていることが多い。また、発送は楽天に出店している店舗から行われるため、数営業日が必要になるということもある。
価格差の理由は、楽天の圧倒的なポイント還元率にある。楽天市場に出店しているショップを複数利用する「買いまわり」や、楽天のグループサービスを利用すると倍率がアップする楽天SPU(スーパーポイントアッププログラム)などを組み合わせることで、最大42倍のポイントがゲットできる。ここまで倍率を積み重ねるとAmazonの値引率を超える商品も多く、また42倍とまでは言わずとも2桁の倍率はわりと到達できる。これで値段はある程度Amazonと接戦になる。
ただし、ポイントはあくまで次の買い物に使う “実質的値下げ” であり、また、ポイント付与タイミングも買い物から少しラグがある。いわゆる “楽天生活圏” で、楽天で買い物→ポイントを貯める→楽天の買い物で使う、というループに入っているならいいが、ピンポイントで今回だけ利用する、というのであれば、本当に安くなっているのか考えなければいけない。
また、今回のセールで欲しい商品の数があまりない場合、「タイムセール祭り」が結果的にお得な可能性が高い。「お買い物マラソン」は複数店舗での「買いまわり」でポイント最大10倍が付与されるが、逆に言えばそこまで買うものがなければ、この制度でのポイントは数倍止まりになる。
さらに言えば、Amazonにも楽天ほどではないがポイント制度はある。「タイムセール祭り」ではポイントアップキャンペーンも開催されており、期間中に合計10,000円以上の注文をすることで、最大10%のポイント(付与上限は5,000ポイント)が還元されるのだ。
加えて、現金でチャージすると最大2.5%ポイントがプレゼントされる「Amazonギフト券」の存在がかなり大きい。予めコンビニ、ATM、ネットバンキングで現金チャージをしてから買い物する一手間があるが、それだけのことでポイントがもらえるならありがたい。
こうなると「タイムセール祭り」が優位に感じられるが、たとえば人気商品は売り切れになってしまい、Amazonでもすぐの発送ができないケースがある。じっくり考えて買い物をしたいタイプの方には、焦って買わないといけない「タイムセール祭り」よりも、実施期間も長い「お買い物マラソン」のほうが向いているだろう。
こうした条件を見比べると、「早めに欲しい」「いま安くなっているから買いたい」と考えるならAmazon、「今後も楽天で継続して買い物する」「普段の買い物は抑えめでセールにドカンと買い溜める」といった方なら楽天、という棲み分けがある。
ご自身の買い物スタイルに照らし合わせて、どちらがお得になるかを見定めて、このセールをぜひ有効活用してほしい。
Amazonの「タイムセール祭り」は4月24日9時にスタートし、4月26日23:59までの63時間にわたり、家電からファッション、日用品まで数々の商品が特価で販売されるイベントだ。
そして楽天「お買い物マラソン」は4月23日20時に開始され、4月28日1時59分(27日深夜25時59分)で終了を予定。セールとして一部値引きも行われるほか、楽天市場の特徴でもあるポイントアップが大量獲得できることを目玉としたイベントとなっている。
両者の特徴を見てみると、まず「タイムセール祭り」では、やはりAmazonデバイスに注目したい。Amazon EchoやKindleシリーズなど、公式商品がしっかりセール対象になっている。Alexa対応スマートホーム商品のまとめページも用意されたり、自社サービスの強みを存分に発揮している。
また、迅速な発送対応も見逃せないポイントだ。セールで気持ちが盛り上がっても、届くのは2週間後で萎えた、といったことはないだろうか? プライム会員であれば多くが翌日配送に対応し、急遽必要になった品物の買い出しをお得に済ませる、という点ではAmazonが有利だ。
一方の「お買い物マラソン」だが、商品的には黒物家電よりも白物家電、そして日用品やファッションアイテムのラインナップが揃っている印象だ。とはいえ、完全ワイヤレスイヤホンなどAmazonとも被る商品も多数登場している。しかし、出品被りの商品の値引率を見るとAmazonの方が安くなっていることが多い。また、発送は楽天に出店している店舗から行われるため、数営業日が必要になるということもある。
価格差の理由は、楽天の圧倒的なポイント還元率にある。楽天市場に出店しているショップを複数利用する「買いまわり」や、楽天のグループサービスを利用すると倍率がアップする楽天SPU(スーパーポイントアッププログラム)などを組み合わせることで、最大42倍のポイントがゲットできる。ここまで倍率を積み重ねるとAmazonの値引率を超える商品も多く、また42倍とまでは言わずとも2桁の倍率はわりと到達できる。これで値段はある程度Amazonと接戦になる。
ただし、ポイントはあくまで次の買い物に使う “実質的値下げ” であり、また、ポイント付与タイミングも買い物から少しラグがある。いわゆる “楽天生活圏” で、楽天で買い物→ポイントを貯める→楽天の買い物で使う、というループに入っているならいいが、ピンポイントで今回だけ利用する、というのであれば、本当に安くなっているのか考えなければいけない。
また、今回のセールで欲しい商品の数があまりない場合、「タイムセール祭り」が結果的にお得な可能性が高い。「お買い物マラソン」は複数店舗での「買いまわり」でポイント最大10倍が付与されるが、逆に言えばそこまで買うものがなければ、この制度でのポイントは数倍止まりになる。
さらに言えば、Amazonにも楽天ほどではないがポイント制度はある。「タイムセール祭り」ではポイントアップキャンペーンも開催されており、期間中に合計10,000円以上の注文をすることで、最大10%のポイント(付与上限は5,000ポイント)が還元されるのだ。
加えて、現金でチャージすると最大2.5%ポイントがプレゼントされる「Amazonギフト券」の存在がかなり大きい。予めコンビニ、ATM、ネットバンキングで現金チャージをしてから買い物する一手間があるが、それだけのことでポイントがもらえるならありがたい。
こうなると「タイムセール祭り」が優位に感じられるが、たとえば人気商品は売り切れになってしまい、Amazonでもすぐの発送ができないケースがある。じっくり考えて買い物をしたいタイプの方には、焦って買わないといけない「タイムセール祭り」よりも、実施期間も長い「お買い物マラソン」のほうが向いているだろう。
こうした条件を見比べると、「早めに欲しい」「いま安くなっているから買いたい」と考えるならAmazon、「今後も楽天で継続して買い物する」「普段の買い物は抑えめでセールにドカンと買い溜める」といった方なら楽天、という棲み分けがある。
ご自身の買い物スタイルに照らし合わせて、どちらがお得になるかを見定めて、このセールをぜひ有効活用してほしい。
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