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公開日 2016/08/09 13:00
【特別企画】アプリの使い勝手もレポート

あのヤマハによる音楽配信サービス『mysound』がついにハイレゾ開始!その全貌と特長を徹底調査

編集部:小野佳希

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ヤマハミュージックメディアが運営する音楽配信サービス『mysound(マイサウンド)』が、8月8日からハイレゾ音源の取り扱いも開始した。ハイエンドオーディオでも名高いヤマハが自ら手掛けるハイレゾサービスは、どんな特徴を持っているのか? その詳細を編集部がスタッフに直撃した!

サービスの詳細をスタッフに訊ねるとともに実際に体験してきた

■あのヤマハによる音楽サービスが満を持してハイレゾ配信スタート

ヤマハと言えば、オーディオ機器、楽器、バイクに船舶、音楽レーベルなど、ありとあらゆる分野で商品やサービスを展開する超メジャーブランド。今回取り上げる『mysound』は、そのヤマハグループの一員であるヤマハミュージックメディアが運営する音楽配信サービスだ。

同社コンテンツ配信部 営業戦略グループ マネジャーの仕入篤氏は「まさにそのヤマハグループの一員であることが我々の強み」だとコメント。「レコード会社として楽曲を作り、それを配信で届ける仕組みがあり、さらに、その音楽を再生する機器も作っている。音楽を生み出すところから出口までを一気通貫で手がけられる」と言葉を続ける。

ヤマハミュージックメディア 仕入氏

mysoundの歴史は意外と古く、前身はあのiモードとほぼ同時に誕生し大ヒットした着メロサービス『メロっちゃ!』まで遡る。着メロ、着うた、そして音楽配信と、サービスや名称を時代の変遷に合わせながら成長を続けている、老舗とも言える存在なのだ。

そんなmysoundが、先日ついに満を持してハイレゾ音源の取り扱いを開始した。ローンチ時点でのハイレゾ楽曲数は約42,000曲。もちろん、ヤマハに所属するアーティストだけでなく、他社レーベルのミュージシャンも、ジャンルや洋楽邦楽問わず幅広くラインナップしている。

その上で、mysoundだけの独占コンテンツも用意。ヤマハ所属アーティストの独占音源配信や、“ヤマハの楽器の魅力をこの上なく堪能できる音源”の配信を予定している。

ハイレゾビギナーに向けた解説コーナーも用意している

その第一弾としてピアニスト酒井有彩によるヤマハピアノ演奏音源を配信。これは、ヤマハ製の最高級ピアノを使った演奏をハイレゾで配信するというもの。有料販売だけでなく、無料のサンプル音源もあるので、ハイレゾ未体験者や、本サービスに初めて触れるユーザーにはうってつけだろう。

■mysoundのサービス体系は?

なお、mysoundは月額制の会員サービス。このサンプル音源はまず会員向けにのみ提供されるが、9月頃を目処にプレーヤーアプリ「mysound」をアップデートし、非会員でもサンプル音源を聴けるようにする予定だという。

最大192kHz/24bitのFLACファイルで展開

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