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公開日 2024/04/19 06:30
音楽的な魅力をPolk Audioで堪能

“音質も最高”の「グラミー賞2024」受賞曲、人気のPolk Audioスピーカー3機種で聴き倒す!

土方久明

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Polk Audioのスピーカーを使って、グラミー賞の受賞作とノミネート作品を聴いた
2月4日、ロサンゼルスのクリプト・ドットコム・アリーナで、アメリカ(実質的にはワールドワイド)で最も権威ある音楽賞、「グラミー賞2024」の授賞式が開催された。

グラミー賞はロック、ポップス、クラシック、ジャズなどの幅広いジャンルで、主要4部門 (最優秀新人賞/年間最優秀楽曲/年間最優秀アルバム/年間最優秀レコード賞)を筆頭に、アルバムやシングル曲がノミネートされ、2月4日の授賞式で各賞が発表される。なお、ノミネートの候補期間は2022年10月1日から2023年9月15日までに全米でリリースされた作品となる。

現在の音楽シーンでは実質的に歌詞が入らない、いわゆるインストゥルメンタルのダンスミュージックは、いわゆるクラブやフェスによるDJが選んだ曲がトレンドリーダーとなっている、と僕は思っている。対するグラミー賞は、同じく米国のビルボードチャート同様に、特に洋楽のポップスのベンチマークとなるほか、上述した各ジャンルから選ばれた優秀作が発表される。

僕はオーディオショーなどのイベントを中心に、グラミー賞の受賞曲を積極的に再生している。オーディオ的かつ音楽的な魅力のある楽曲が多いのが理由だが、個人的な感覚として、グラミー賞(およびノミネート)は音質が良くないと受賞できず、イベントの来場者からも好評だ。

それでは、受賞作品は具体的にどのような音なのか? ということで本企画では、アメリカ繋がりということもあり、安価でも再生能力が高いPolk Audioのスピーカー3種を使って、グラミー賞受賞作とノミネート作品の音色、音調、サウンドステージなどの傾向を皆さんと共有したい。

今回試聴した楽曲

手が届く価格も魅力の「Polk Audio」で “グラミー賞” を堪能



Polk Audioは、アメリカ東海岸のメリーランド州ボルチモアに本拠を置くスピーカーブランドだ。ラインナップはエントリーから順に「Monitor XT」「Signature Elite」「Reserve」があり、それぞれのシリーズで小型のブックシェルフから比較的大型のフロア型、ビジュアル用途で使用できるセンター等も用意されている。

アンプにはマランツ「MODEL 40n」を使う。出力は70W×2ch(8Ω)、100W×2ch(4Ω)の2チャンネルハイファイプリメインアンプだ。試聴楽曲はHEOSプラットフォームを活用したネットワーク再生機能を使い、定額制動画配信サービスのAmazon Music Unlimitedから再生した。なお、Amazon Music Unlimitedは今回紹介した楽曲を全て試聴可能だ。しかも、その多くをロスレス以上で聴取できる。

「MODEL 40n」286,000円(税込) ※2024年7月1日から385,000円(税込)に改定予定

先に述べた通り、今回はPolk Audioのラインナップのうち、Monitor XTシリーズ、Signature Eliteシリーズ、Reserveシリーズの全てを使用。受賞作品のなかから、それぞれ3作品をピックアップして再生する。

「MXT20」と「MODEL 40n」を組み合わせた様子

まずはエントリーのMonitor XTから試聴

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