公開日 2022/09/12 06:30
【連載】ガジェットTIPS
世界中のフリーWi-Fiを安全に使える「OpenRoaming」とは?サクッと解説
海上忍
公衆無線LANとも呼ばれる「フリーWi-Fi」は、誰でも利用できることが売りのWi-Fi接続サービスです。しかし、端末とアクセスポイントの間が暗号化されていないことが多く、なりすましのアクセスポイントも存在するなど、セキュリティ面での懸念が指摘されています。
もうひとつ、Wi-Fiに求められているのが「相互運用性」。自国でユーザ登録を済ませたサービスを外国でも利用できるしくみがあれば、旅行者は移動先で通信手段に困らないはず。安全性だけでなく、どこでも使えることが重要です。
そこで期待されているのが、安全性と相互接続を重視したWi-Fiローミングサービスです。
Wireless Broadband Alliance(WBA)が推進する「OpenRoaming」はそのひとつで、かんたんにいえば「1つのアカウントで世界中どこでも安全にフリーWi-Fiを利用できる仕組み」のこと。スマートフォンを例にすると、PassPointアクセスポイントからの識別信号を受信次第ローミング会社などの確認を行い、IEEE 802.1Xを利用した安全な認証でWi-Fi網に自動接続が可能になります。
ほかにも「eduroam」や「Cityroam」といったセキュアなWi-Fiローミングサービスが登場し、ここ日本でも対応サービスが現れはじめています。すぐに使えて安全なフリーWi-Fiは海外からの観光客に歓迎されるはず、早期の対応が期待されます。
もうひとつ、Wi-Fiに求められているのが「相互運用性」。自国でユーザ登録を済ませたサービスを外国でも利用できるしくみがあれば、旅行者は移動先で通信手段に困らないはず。安全性だけでなく、どこでも使えることが重要です。
そこで期待されているのが、安全性と相互接続を重視したWi-Fiローミングサービスです。
Wireless Broadband Alliance(WBA)が推進する「OpenRoaming」はそのひとつで、かんたんにいえば「1つのアカウントで世界中どこでも安全にフリーWi-Fiを利用できる仕組み」のこと。スマートフォンを例にすると、PassPointアクセスポイントからの識別信号を受信次第ローミング会社などの確認を行い、IEEE 802.1Xを利用した安全な認証でWi-Fi網に自動接続が可能になります。
ほかにも「eduroam」や「Cityroam」といったセキュアなWi-Fiローミングサービスが登場し、ここ日本でも対応サービスが現れはじめています。すぐに使えて安全なフリーWi-Fiは海外からの観光客に歓迎されるはず、早期の対応が期待されます。
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