トップページへ戻る

レビュー

HOME > レビュー > コラム記事一覧

公開日 2023/02/20 06:30
【連載】ガジェットTIPS

Amazonでも大人気、話題の「SwitchBot」でできることとは?

海上忍
スマートフォンを利用して家電や住設機器を自動化することは、「スマートホーム」などと呼ばれますが、実は定義がかなり曖昧。AppleやGoogleを中心とした共通規格も存在しますが、通信プロトコルを整備するなどといった手続きなしに、アナログな発想で家庭内をスマート化するガジェットも登場しています。

「SwitchBot ボット」

たとえば、SwitchBotから発売されている「ボット」。スイッチ近くに両面テープで貼り付け、スマートフォンアプリから指示することで突起が伸びてスイッチを押すしくみです。

スイッチは物理タイプであればなんでもOK、照明器具であれば離れた場所から灯りをオン/オフできます。タイマー機能と組み合わせれば、就寝前に粉や水をセットしておいたコーヒーメーカーのスイッチを押して目覚めのコーヒーを全自動で、といった使いかたも可能です。

物理的なボタンを遠隔で押すことができます

IT技術で物理スイッチを押す「指ロボット」というコンセプトですから、用途は家電にとどまりません。たとえば、ITとは縁遠いアナログオーディオ機器も、電源ボタンの形状によっては装着できないことがあるものの、うまくフィットすれば自動化することが可能です。

アナログターンテーブルも、再生開始/停止ボタンを備えたフルオートタイプであれば、リスニングポジションに座ったままスマートフォンから操作できます。暖気が必要な真空管アンプも、外出先から電源オンすれば帰宅後すぐに楽しめます。

もちろんスイッチの物理的な構造次第では動作しませんが、うまくマッチするならしめたもの。使いかたは工夫次第、アナログ機器が変わってみえるかもしれませんよ?

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 ビックカメラ、「ブラックフライデー」セールを11/16より開始。ECサイトでは11/15 22時より先行販売スタート
2 可愛すぎる、でも本格派のCDプレーヤー。Shanling「EC Smart」で始めるデスクトップCDオーディオのススメ
3 USB-Cで何ができる?!iPhoneユーザーなら知っておきたい「できること」総ざらい
4 【ミニレビュー】グランプリ受賞の実力、フルテックの電源ケーブル「Origin Power NCF(G)」
5 実は独自の “平面” 形状!? 新型振動板によるトゥルーサウンド、B&W「Pi8」「Pi6」の魅力に迫る
6 初めてのスクリーンなら シアターハウス「WCBシリーズ」が推し!高コスパで“王道シアター”
7 耳を塞がない “軟骨伝導” の音質が大幅アップ!オーディオテクニカ「ATH-CC500BT2」をシーン別にチェック
8 ビクター、“ブランド史上最軽量”のノイキャン搭載ワイヤレスヘッドホン「HA-S99N」
9 ハイエンド・ブックシェルフスピーカーの新たな息吹。音楽職人が立ち上げた新興英国ブランド・KUDOS
10 ビクター、イヤーカフ型の耳を塞がないイヤホン“nearphones”「HA-NP1T」。独自「フレキシブルアジャスト」機構を採用
11/13 10:44 更新

WEB