公開日 2024/11/07 06:45
【連載】ガジェットTIPS
ワイヤレス充電の大敵「発熱」。ちょっとしたコツで抑えられます
海上 忍
いまや「ワイヤレス充電」はメジャーな充電方法、スマートフォンやモバイルバッテリー、完全ワイヤレスイヤホンの充電ケースといったデジタルガジェットで活用されています。コンソールボックス付近にワイヤレス充電器を備える自動車が増加するなど、これからも広がっていくことでしょう。
そのワイヤレス充電の大敵が「熱」。充電中スマートフォンに触れると、結構な温度になっていることがわかるはず。「高音注意」とメッセージが現れ強制停止させられる場合があるほか、高温状態が続くと内蔵バッテリーの寿命に悪影響がおよびますから、油断できません。
現在主流のワイヤレス充電方式「Qi(チー)」は、充電器のコイルに電気を流すと発する磁界がスマートフォンなど受電側のコイルに電流を生み出すことで充電を行いますが(電磁誘導方式)、そのときコイル間にズレがあると電力変換がうまくいかず、余分な電力は熱となって放出されます。つまり、コイル間のズレを最小化することが、ワイヤレス充電で熱を抑えるコツなのです。
コイル間のズレを少なくするには、iPhoneであれば磁力を用い正確な位置調整を行う「MagSafe」対応充電器の使用がベストですが、そうでない場合は受電側のガジェットを置くときとにかく慎重に位置合わせすること。コイルを最適な位置に自動調整する充電器も販売されていますから、この機会に探してみては?
そのワイヤレス充電の大敵が「熱」。充電中スマートフォンに触れると、結構な温度になっていることがわかるはず。「高音注意」とメッセージが現れ強制停止させられる場合があるほか、高温状態が続くと内蔵バッテリーの寿命に悪影響がおよびますから、油断できません。
現在主流のワイヤレス充電方式「Qi(チー)」は、充電器のコイルに電気を流すと発する磁界がスマートフォンなど受電側のコイルに電流を生み出すことで充電を行いますが(電磁誘導方式)、そのときコイル間にズレがあると電力変換がうまくいかず、余分な電力は熱となって放出されます。つまり、コイル間のズレを最小化することが、ワイヤレス充電で熱を抑えるコツなのです。
コイル間のズレを少なくするには、iPhoneであれば磁力を用い正確な位置調整を行う「MagSafe」対応充電器の使用がベストですが、そうでない場合は受電側のガジェットを置くときとにかく慎重に位置合わせすること。コイルを最適な位置に自動調整する充電器も販売されていますから、この機会に探してみては?
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