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ユーザーの率直な声とは?

エプソンの4K対応PJ「EH-LS10000」が“予想以上に売れてる”理由をアバックに聞いた

公開日 2015/09/28 11:37 記事構成:ファイル・ウェブ編集部
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■画素ずらし方式による4Kクオリティはどう評価されている?

-- ちなみに、EH-LS10000の4K表示は時分割による画素ずらし方式によるもので、いわゆる「ネイティブ4K」ではないですよね。

桜庭さん: はい。まさに「ネイティブ4Kではないけど、どの程度の画質なのか?」というところが気になって、店舗に視聴しに来る方もいらっしゃいますよ。

EH-LS10000の4K表示は時分割による画素ずらし方式

-- ずばり聞きますが、ネイティブ4K表示に対応する他社製品もある中で、EH-LS10000の4K映像に対する店頭での評価はどうなんでしょう?

桜庭さん: 店頭に視聴しに来た方が、ネイティブ4Kと比較した上で、「画素ずらし方式でもここまで4Kクオリティを達成しているならOKだな」と実感されて購入されているという感じですね。そういう部分は実際に観ないと判断できないことですから。最終的な購入ポイントは、4K画質に加えて、先ほど申し上げた色味やコントラスト比の高さも要素として大きいと思います。それに100万円を切る価格も大きいでしょうね。そういった仕様をトータルで見て、「これは買いだ」と購入を決める方が多いです。

■レーザー光源によるメリット満載/テレビ代わりに使用するユーザーも

-- ちなみに画質はもちろんですが、そのほかに使い勝手の面などで、売り場スタッフさん目線によるEH-LS10000推奨ポイントなどはありますか?

桜庭さん: やはり光源がレーザーであることのメリットは大きいと思います。まず、色の再現性が長時間劣化しません。ここはかなり魅力だと思いますね。プロジェクターを使っているうちに色再現性が劣化すること自体は仕方ないですから、私たちは店舗でプロジェクターを設置するとき、色再現性の劣化にあわせて画質をチューニングするんです。しかしEH-LS10000の場合、アバック秋葉原店では4月から展示して四六時中つけっぱなしにしているのですが、現時点で特に画質チューニングを行っていません。

レーザー光源のメリットは大きい

光源寿命は3万時間と非常に長く、色再現性の劣化も長期間抑えられる

-- ハイエンド機で長く使いたい製品であることを考えると、確かにそれは大きなメリットですね。

桜庭さん: ユーザーさんからしたら、使いながらいちいち画質調整するのも大変でしょうし、その手間を少なくできるのはポイントだと思います。あと、レーザー光源のおかげで起動が早いのも特徴ですね。実は、リビングに導入してテレビ代わりに使っている方もいるくらいなんですよ。

EH-LS10000は、21秒というクイックスタートを実現する

-- そうなんですか。プロジェクターを普段観るテレビ代わりに使おうとすると「テレビと比べて起動が遅く、いまいち使いづらい」という面がありましたが、EH-LS10000は実際にテレビ代わりにできるほどなのですね。

桜庭さん: はい。そのユーザーさんは、リビングに80インチスクリーンを導入して、そこに投写されているようです。確かにホームシアター向けのハイエンド機ではあるんですが、「実際シアターだけでなく、リビングでテレビ代わりに使ってもアリ」というのはポテンシャルの1つといえると思います。あとは、静音性が高いこともメリットですね。

静音性を高めていることもポイント

-- 確かに、いまもEH-LS10000で映像を投写させながら桜庭さんのお話を伺ってきましたが、すごく静かでしたね。こうやってユーザーさんからの声を伺ってみると、EH-LS10000はまさに「コストパフォーマンスの高さを感じられる、最新仕様のハイエンドプロジェクター」であることを改めて実感できました。

アバック秋葉原本店のスピーカー&AVアンプ売り場の様子



というわけで、今回はホームシアター製品の“売りの現場”を直撃し、ユーザーおよび販売現場からのEH-LS10000に対する評価に迫ってみた。販売のプロが「コストパフォーマンスが高い」と語る4K対応プロジェクター EH-LS10000の魅力を、ぜひ多くの方に店頭やイベント等で体験して頂きたい。



取材協力:アバック秋葉原本店様
記事構成:ファイル・ウェブ編集部

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