初めて作ったカスタムIEMの感想は?
独占取材! 声優ユニット「イヤホンズ」にイヤホンについてストレートに聞いてみた
●イヤホンズ、ハイレゾを学ぶ
―― うまいこと“ハイレゾ"というワードが出てきましたので、今度はハイレゾについてお伺いさせてください。ずばり、ハイレゾってどんなものかご存じでしたか?
(イヤホンズのメンバー、こそこそ話の後…)
言葉だけは……。
私は、初耳でした……。
2人が知ってるものかと思っていました……。
―― 「知ってた?」っていう言葉が漏れ聞こえてきましたので、察しました。
ハイ、レゾですもんね。何かがハイなんだな、というイメージはあります(笑) あの、な、何なんでしょう?
―― ざっくり言うと、情報量を多く収められるフォーマットのことです。普通のCDよりも細かい音まで収録できて、音楽の階調が細かくなったり、表現の情報量が増すわけです。結果として音の立体感などが掴みやすくなったり、音が聴き分けやすくなって、声の良さが伝わりやすくなったりします。
なるほどー!
すごいんだろうな、ということは分かります!
―― 『現象のブレイド』のハイレゾ音源は、もう聴きました?
まだ聴いてないんです、私。すごい楽しみ!
私もまだです。聴いた?
うーん、ハイレゾって知らずに、もう聴いたのかもしれない(笑) あれってハイレゾだったのかな?
―― ただいま関係者の方から、「あれ、ハイレゾです」というお知らせがありました。
ハイレゾでした(笑)
えー、いいなー!
ずるいよー!
―― ということで、目の前にアピールの機会を狙っているオンキヨーの方がいますので、同社のポータブルプレーヤーを使って聴いていただきましょう。……どうでした?
さっきは黙っていましたが、実は、私は元々ハイレゾって知っていたんですよ。ずっと聴いてみたかったんですけれど、なかなか機会がなくって。聴いてみたら、音の位置の感じがはっきり伝わりますね! それに、たくさんの音が聴こえてきます。ひとつひとつの音が全部きれい。『現象のブレイド』は音の数も多くて、あっちこっちから音が聴こえてくるような曲なんです。だからハイレゾだとそれが分かりやすくて楽しいし、相性が良いかもしれません。耳の中が3D!
―― 「耳の中が3D」、いただきました! イヤホンズさんのこれまでの楽曲で、ハイレゾになると良さそう、といったタイトルはどれでしょう?
ここぞとばかりに言っちゃおうよ!
『勇者へのミサ・ブレイヴィス』!
あー!
本当にミサをしているみたいに、神聖な音の中に私たち1人1人のコーラスが入るんですよ。今までハモリ担当がりえりーみたいなところがあったので、これはそれぞれの声が良く聴こえる曲なんじゃないかなって思って。
3人それぞれがちゃんと別のパートを歌ってるもんね。確かに聴いてみたい!
あと『Magic of love』も! まりんかが主旋律で2人がハモリなんですけれど、幻想的な曲なので、そういった曲をハイレゾで聴くとどうなるのかなって気になります。
結構、ミドルテンポとかスローテンポの曲を選ぶんだね。ゆったりした曲だと雰囲気を味わえそう!
―― では、偉い人がまわりにいる中で、ひと言どうぞ。
ハイレゾ、お願いします!(笑)
―― ありがとうございます。では取材も佳境ということで、『現象のブレイド』の聴きどころをお教えください。
サードマン現象ということで、私たち3人はコーラスで入っているんですけれど、この声がサードマンっていう設定なんです。
サードマンが囁いているわけです。
ですので、ただのコーラスとして聴き流さず、この人たちが天使だったり、脳が認識させる架空の存在だったりといった、不思議な現象なんだ、ということを踏まえた上で聴いていただけると、深みのある曲になるのかなと思います!
これからどんな方がサードマン現象についての曲を作ったとしても、私たちほどサードマン現象をしっかり表わしていることはないんじゃないでしょうか(笑)
宇宙初で、宇宙一のサードマン現象の曲ですよ(笑)
“しかも女子だよ"ってね(笑)
そうそう、サードマン現象の私たち自らが“女子だよ"って言う歌詞なんですよ! サードマン現象がどういうものかも、3人が代わる代わる解説しながら歌っています(笑)
―― 宇宙初で宇宙一とか、ドラゴンボールくらいでしか耳にしたことのないフレーズですね。記念すべきタイトル、ぜひダウンロードして聴いてみたいと思います。では最後に、6月18日(土)に予定されているライブについてお聞かせください。
私たちの初めてのワンマンライブが原宿だったんですね。そして次のライブは、デビュー1周年というタイミングで、また原宿に戻ってこれました。しかもキャパ数も増えた、久しぶりのライブになるんです。またイヤホンズと皆さんで作り上げる空間を感じることができるのが、楽しみすぎるというか、ワクワクというか、早くこないかなって思っています!
前のワンマンライブでは一杯一杯で、とにかく“がむしゃらに頑張ろう"って必死感がすごく強かったんです。次のライブでは、もっと周りを見て、2人の声を聴いたり、お客さんの顔を見たり、心から皆さんと楽しむライブにしたいなって思います。
なんかもう全部言われてる気がしていますが(笑) そうだなぁ、曲が増えたので、尺を守る(笑)! 前のワンマンライブは40分オーバーしちゃったんですよ。トークが長くって(笑)
そうだ、途中でファッションショーとかしたりして(笑)
椅子の上に乗ったり、楽しくなっちゃったんだよね(笑)
私たちのためだけに来てくださるお客さんを前にライブ、というのが初めてだったので、ちょっと計画が(笑) だから1周年ということで、新たな門出ではないですけれど、1年分成長した私たちを楽しみにしていただけたら、と思います!
『現象のブレイド』は作詞:大槻ケンヂ、作曲/編曲:NARASAKI、歌うのは声優ユニットという、某絶望少女を思い出させる布陣。これだけで勝った感があるが、それがハイレゾでも配信される。
大槻ケンヂ氏が「BLADEは正統派な“剣と魔法の物語"ですよね。その中で頑張るプレイヤーをサポートする“サードマン"という存在を強く意識して歌詞を書きました」と語るこの楽曲、まさに期待通りと言うべき納得の仕上がりだ。ゲームと同時に楽曲配信も始まっているので、ぜひ聴いてみて欲しい。
ちなみに大槻氏もカスタムIEMに興味を持ったそう。「カスタムを使うと演奏環境がガラッと変わるもんね。僕は閉所恐怖症なので、耳型を取るとき耳のなかに長い時間モノを入れておくのが嫌だったんだけど、最近のはすぐ作れるみたいだね」と語っていた。次は大槻ケンヂコラボのカスタムIEMが出る、かも?!
<楽曲情報>
『現象のブレイド』
作詞:大槻ケンヂ
作曲・編曲:NARASAKI
歌唱:大槻ケンヂとイヤホンズ
配信日:2016年4月20日(水)
配信サービス:e-onkyo music ・iTunes Store・レコチョク・mora 他
※e-onkyo music ・mora ではハイレゾ音源も配信
ジャケットイラスト:押切蓮介
配信先
e-onkyo music
iTunes Store
レコチョク
mora
<カスタムIEMイヤホンズモデル詳細>
●予約受付期間:2016年5月18日(水)〜7月30日(土)
●耳型採取受付期間:2016年6月21日(火)〜8月31日(水)
●ご予約方法:オンキヨー&パイオニアイノベーションズ株式会社 受付窓口に電話予約
●耳型採取・購入場所: Gibson Brands Showroom TOKYO(東京・八重洲)、オンキヨーカスタムIEMポップアップストア(大阪・北浜)、OTOKURA(鳥取・倉吉)
●イヤホンズモデル価格(税別):IE-C1 ¥69,800、IE-C2 ¥89,800、IE-C3 ¥129,800
詳細はホームページにて: http://onkyodirect.jp/custom_in_ear_monitor.html
※イヤホンズモデルに関する詳細は5月18日に発表予定
その他:先着限定4名様で6月18日(土)一周年記念LIVE「東京 声優朝焼物語」会場にて耳型取が可能
その他の方は6月21日(火)以降、上記場所にて(要予約)
<Live Information>
イヤホンズ一周年記念LIVE『東京声優朝焼物語』
日程:2016年6月18日(土)
会場:ラフォーレミュージアム原宿
開場 12:00 / 開演 12:30
チケット料金:スタンディング(整理番号付き) ¥5,400(税込)
チケット販売:◆ファミリーマート先行
受付期間:4月19日(火)12時00分〜4月25日(火)23時59分まで
受付URL:http://cncn.jp/earphones_fm/
◆Yahoo!チケット抽選先行
受付期間:4月29日(金・祝)12:00〜5月9日(月)23:59
受付URL:http://r.y-tickets.jp/earphones1601
※3歳以上よりチケット必要 3歳未満は入場不可