6月30日のトーク&ミニライブイベントもレポート
岡本真夜特別インタビュー:“20年越しの念願叶った”新アルバム「Love Story」は「おひとりさま」向け?!
7月6日に、4年ぶりのオリジナルミニアルバム「Love Story」をリリースする岡本真夜さん。本作は切なく温かいラブストーリーを描いた8つの曲を収めており、6月30日 21時からe-onkyo musicにて48kHz/24bit WAV/FLACで独占先行ハイレゾ配信も行われている。
デビュー20周年を迎えた昨年は、ピアニスト・mayoとしてもデビュー。インストのみのアルバム「always love you」をリリースするなど音楽の幅を広げている岡本さん。今回特別にお話しをうかがうことができた。
―― 今回の新作「Love Story」のコンセプトを教えていただけますか?
岡本さん:皆さん「Tomorrow」の、頑張る人を応援する歌のイメージが強いと思うんですが、実は私、もともとラブソングでデビューしたかったんです。なのでデビュー20周年を迎えてようやくそれをかたちにできた、念願の作品という感じですね。
―― 選曲はどんな風に行ったのでしょう?
岡本さん:ラブソング集を作るなら、自分のなかでいちばん思い入れがある「Alone」は入れたいな、というのがまずありました。それと「always love you〜恋しくて〜」という曲。これは元々ピアノ曲として作った曲なんですが、できあがったあとに自然と言葉が浮かんできて“歌”になったんですね。今回のアルバム制作のきっかけのひとつになった曲です。
「未送信の恋」「願いはひとつ」「初恋」は、平原綾香ちゃんはじめ他のアーティストさんに提供した曲です。まだセルフカバーしてなくて、今回のアルバムのコンセプトにあうものを選びました。
最後の「エール」は、切ない曲が多いなか最後にちょっと救いの手を…という感じですね。メロディは5年前くらいにできてたんですけど、今回やっと歌詞を書けました。強い意志を持って歩いていきたいという思いを込めてます。
―― 8曲それぞれ切なかったり苦しかったり穏やかだったり……人を大切に思う気持ちを、色んなかたちで描いている感じを受けました。
岡本さん:意外と友達の恋バナを勝手に書いたりしてるんです(笑)自分だけでそんなに色んな経験はできないですから(笑)ご飯を食べたりしてるときにポロッと聞いたことが、自分が経験したことがないシーンだったり言葉だったりすると、すごく刺激になって。それが自然なながれで後日曲になって出てきたりするんですよね。構えると絶対曲ができないので、昔から自然に浮かぶのを待つ感じなんです。
―― それと、どの曲も歌声の表情がとても豊かだなと感じました。こういった声の表現にも、今回気を遣われたんでしょうか?
岡本さん:そうですねえ、長くやっているので、デビュー当時は意識しないとできなかった、曲によって自然に声質を変えたりファルセットにしたりというのができるようになったなと。なので「今の岡本真夜が歌ったらこうなった」という感じですね。
―― そういう意味では、ヒット曲「Alone」は昔のイメージとはまた違った曲として楽しめそうですね!
岡本さん:そうですね、「Alone」をリリースした当時は、楽曲自体に自分の意志が負けてたというか……本当に色んなできごとがあって生まれた楽曲だったんです。当時は今より精神面も弱くて、歌いながら泣きそうになったりとかしましたね。レコーディングのときも泣いて大変だったんです、実は(笑)。でも20年経って、今回新たにレコーディングした時は、大人な自分の「Alone」が歌えたかな、と思います。
―― 20年前の自分を俯瞰する、包み込むみたいな感じもあったかも知れないですね。
岡本さん:そうですね。
―― テンポも前よりゆったりと、より情感豊かに歌い上げる感じになっているように感じました。
岡本さん:そうですね、それは意識したというよりは、自然な流れというか、毎年ライブで歌ったりしてきて、今の自分に合うテンポがそのかたちだったんです。
デビュー20周年を迎えた昨年は、ピアニスト・mayoとしてもデビュー。インストのみのアルバム「always love you」をリリースするなど音楽の幅を広げている岡本さん。今回特別にお話しをうかがうことができた。
―― 今回の新作「Love Story」のコンセプトを教えていただけますか?
岡本さん:皆さん「Tomorrow」の、頑張る人を応援する歌のイメージが強いと思うんですが、実は私、もともとラブソングでデビューしたかったんです。なのでデビュー20周年を迎えてようやくそれをかたちにできた、念願の作品という感じですね。
―― 選曲はどんな風に行ったのでしょう?
岡本さん:ラブソング集を作るなら、自分のなかでいちばん思い入れがある「Alone」は入れたいな、というのがまずありました。それと「always love you〜恋しくて〜」という曲。これは元々ピアノ曲として作った曲なんですが、できあがったあとに自然と言葉が浮かんできて“歌”になったんですね。今回のアルバム制作のきっかけのひとつになった曲です。
「未送信の恋」「願いはひとつ」「初恋」は、平原綾香ちゃんはじめ他のアーティストさんに提供した曲です。まだセルフカバーしてなくて、今回のアルバムのコンセプトにあうものを選びました。
最後の「エール」は、切ない曲が多いなか最後にちょっと救いの手を…という感じですね。メロディは5年前くらいにできてたんですけど、今回やっと歌詞を書けました。強い意志を持って歩いていきたいという思いを込めてます。
―― 8曲それぞれ切なかったり苦しかったり穏やかだったり……人を大切に思う気持ちを、色んなかたちで描いている感じを受けました。
岡本さん:意外と友達の恋バナを勝手に書いたりしてるんです(笑)自分だけでそんなに色んな経験はできないですから(笑)ご飯を食べたりしてるときにポロッと聞いたことが、自分が経験したことがないシーンだったり言葉だったりすると、すごく刺激になって。それが自然なながれで後日曲になって出てきたりするんですよね。構えると絶対曲ができないので、昔から自然に浮かぶのを待つ感じなんです。
―― それと、どの曲も歌声の表情がとても豊かだなと感じました。こういった声の表現にも、今回気を遣われたんでしょうか?
岡本さん:そうですねえ、長くやっているので、デビュー当時は意識しないとできなかった、曲によって自然に声質を変えたりファルセットにしたりというのができるようになったなと。なので「今の岡本真夜が歌ったらこうなった」という感じですね。
―― そういう意味では、ヒット曲「Alone」は昔のイメージとはまた違った曲として楽しめそうですね!
岡本さん:そうですね、「Alone」をリリースした当時は、楽曲自体に自分の意志が負けてたというか……本当に色んなできごとがあって生まれた楽曲だったんです。当時は今より精神面も弱くて、歌いながら泣きそうになったりとかしましたね。レコーディングのときも泣いて大変だったんです、実は(笑)。でも20年経って、今回新たにレコーディングした時は、大人な自分の「Alone」が歌えたかな、と思います。
―― 20年前の自分を俯瞰する、包み込むみたいな感じもあったかも知れないですね。
岡本さん:そうですね。
―― テンポも前よりゆったりと、より情感豊かに歌い上げる感じになっているように感じました。
岡本さん:そうですね、それは意識したというよりは、自然な流れというか、毎年ライブで歌ったりしてきて、今の自分に合うテンポがそのかたちだったんです。
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