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『ガールズ&パンツァー』で耳を幸せに! 渕上舞・佐咲紗花がガルパンコラボIEMを聴き&語り尽くす
■『ガルパン』は生活の一部で、みほを演じていることが当たり前
ーーさて、3月26日には『ガールズ&パンツァー 最終章 第3話』がいよいよ公開されます。TV版の放送から8年と付き合いの長い作品かと思いますが、渕上さんにとって『ガルパン』ってどんな存在ですか?
渕上:なんでしょうね…。やっぱり『ガルパン』は自分の活動の中の大きなターニングポイントになった作品ですし、それこそ西住みほと出会えたおかげで今があるんだな、と感慨深くなる瞬間もあったのですが、最近は生活の一部になっていると言いますか…。
例えばお母さんって、家に居てご飯を作ってくれるのが当たり前だと思ってしまう時期があるじゃないですか。同じように『ガルパン』も生活の一部に溶け込んでいて、みほの声をやることが当たり前になっているような感覚なんです。もちろん当たり前を当たり前と思っていてはいけないことも重々承知していますけど、このような作品ってそうそう出会えるものではないので、その不思議な感覚を味わっています。
ーー確かに8年もの間コンスタントに動き続ける作品というのはなかなかありませんね。それも最終章に突入していますが、もう3話目といえばいいか、まだ3話分あるといえばいいか…。
渕上:最終章が全て終わったときにはどう思うんでしょうね。当たり前が無くなってしまうから悲しいんだろうな、でも達成感もあるだろうし、終わったからって『ガルパン』が無くなるわけではないしな…なんてぼんやり考えてますけど、まずは第3話が皆さんにお届けできるというところで、すごくワクワクしています。
ーーまた、渕上さん自身も1月27日でアーティスト活動3周年を迎え、2ndアルバム「星空」と6thシングル「操り人形クーデター」をリリースされます。それぞれどんな作品なのでしょうか。
渕上:「星空」は、渕上舞のアーティストとしての旅の続きといいますか…。1stアルバムの「Fly High Myway!」、ミニアルバムの「Journey & My music」と、なんとなく物語が続いているんですよ。なので今回の「星空」は“アーティスト渕上舞 第3章”というわけです。
ーー「操り人形クーデター」は渕上さんも出演されている『魔術士オーフェンはぐれ旅 キムラック編』のED主題歌ですが、作詞も渕上さんがされているんですよね。
渕上:私が演じるキャラクターはどちらかというとコミカルなんですが、今回のキムラック編はダークファンタジー寄りな雰囲気になってますので、自分のキャラクターは一旦置いといて、全体的な世界観やストーリーの流れ的なものを、渕上的な好みも入れつつ表現させていただきました。
ーーなるほど。ちなみにですが、渕上さんが作られたイヤモニで今回の新譜を聴くとしたら、特におすすめしたい楽曲やポイントなどあったりしますか?
渕上:そうですね…。もちろんどの曲もおすすめなんですけど、特に挙げるなら「星空」の4曲目に収録されているバラードの「Meteor(ミーディア)」でしょうか。入りがアカペラなので普通に聴いてもドキっとするんですが、IE-J3 GuPのような高性能なイヤホンなら、よりドキドキ感が増して聴こえると思います。かなりこだわってレコーディングしましたので、ちょっと恥ずかしいですけど是非ダイレクトに私の声を感じて欲しいですね。
ーーこれは是非とも聴いてみないとですね! では最後に、この記事を読んでいる皆さんにメッセージをお願いします!
渕上:はい。元々は音だったりオーディオ機器だったりに疎すぎるくらい疎かった私ではありますけど、こうやってちゃんと聴き比べたりすると、同じ楽曲であっても色々な表情が見えてくるんだなっていうことを、今回の『ガルパン』イヤモニを作っていただくにあたって改めて感じることができました。それは大変貴重な体験だと思いますので、是非是非皆さんにも同じ体験をしていただきたいなと思います。
もちろん私の楽曲もそうやって楽しんでいただけますと嬉しいですし、『ガルパン』イヤモニで音楽の世界を広めていってもらえれば、より楽しいことが増えるんじゃないでしょうか。
ーーありがとうございました!