茅野さんのなずな共感ポイントとは?
まさに“女子の好きなもの欲張りセット”。『花ふるコロニーロット』茅野愛衣さんが魅力を語る
(株)viviONは、WEBサービス「DLsite comipo」および電子書籍&音声アプリ「comipo」にて、ボイスコミック『花ふるコロニーロット 〜26歳OL、ガーデニング男子に弟子入りする〜』をリリースした。ボイス付きの漫画というものはかねてより様々なサービスで展開されているが、同社のボイスコミックは、自分のペースでページをめくることができ、追いかけるようにページ内の音声が再生されるという、これまでにないスタイルのものだ。
今回ファイルウェブでは、本作のキャスト陣にインタビューを実施。ここでは本作のヒロイン・蕃茄なずなを演じた茅野愛衣さんに、ボイスコミックの魅力や作品についてなど、様々なことを伺った。
■声優さんには「音声コンテンツだと身内の顔がチラつく」職業病がある?
ーー本日はよろしくお願いします! 我々はオーディオやAVを中心としたメディアなのですが、茅野さんはイヤホンなどにご興味だったり、こだわりはおありでしょうか?
茅野愛衣さん(以下:茅野):フックが付いていて耳にかけられるようなタイプとカナル型の密閉感が強いタイプを仕事用、完全ワイヤレスイヤホンを普段用として使い分けてます。ただ私自身のこだわりというより、コロナ禍でイヤホン/ヘッドホンの貸し出しが減ったので、声優業界で仕事用のイヤホンを持ち歩くことが普通になったんですよ。
ーーなるほど、感染対策の意味でMyイヤホンが必要となったわけですね。仕事用にはイヤーフック型とカナル型の二つを用意されてるとのことですが、どのように使い分けているのですか?
茅野:マイクなどの環境にもよりますけど、例えば他の方と一緒に掛け合いをするような収録の時は、密閉感が弱めで周りの音も拾いやすいイヤーフック型を使います。ただ、おそらくカナル型を使う方がほとんどだと思いますね。
ーーまさかそんなかたちでも影響が出ていたとは知りませんでした。さて、今回の『花ふるコロニーロット 〜26歳OL、ガーデニング男子に弟子入りする〜』はボイスコミックコンテンツですが、昨今はこういった音声コンテンツがどんどん増えてきています。茅野さんご自身も普段から音声コンテンツを楽しまれたりはされますか?
茅野:自分で演じさせていただいた作品は聴いていますけど、この仕事を始めてからは、逆に以前よりも触れなくなったかもしれません。皆さん知っている方の声なので、どちらかというと「仕事仲間の〇〇ちゃんが喋ってる」みたいに感じちゃうんですよね。甘いセリフとかもご本人の顔がチラついたり。
もちろん人によるとは思いますけど、マネージャーさんとかでも同じように感じられる方がいるみたいです。なので私は『花コロ』みたいに視覚的な情報も一緒にあった方が作品にのめりこめますね。
ーーそんな職業病があったとは……。ボイスコミックというと比較的動画形式のものが多いかと思いますが、『花コロ』は電子書籍のように自分でページをめくって読み進めると、ページごとに音声が再生される珍しいスタイルです。実際に読んでみてどのように感じられましたか?
茅野:漫画を読む時って「どんな声なんだろう」「ここはどんな言い方をするんだろう」と想像されると思うんですけど、それが実際に読みながら聴こえてくるので、なんて贅沢なって思いました。一粒で二度美味しいと言いますか、新しい漫画の楽しみ方ですよね。
今回ファイルウェブでは、本作のキャスト陣にインタビューを実施。ここでは本作のヒロイン・蕃茄なずなを演じた茅野愛衣さんに、ボイスコミックの魅力や作品についてなど、様々なことを伺った。
■声優さんには「音声コンテンツだと身内の顔がチラつく」職業病がある?
ーー本日はよろしくお願いします! 我々はオーディオやAVを中心としたメディアなのですが、茅野さんはイヤホンなどにご興味だったり、こだわりはおありでしょうか?
茅野愛衣さん(以下:茅野):フックが付いていて耳にかけられるようなタイプとカナル型の密閉感が強いタイプを仕事用、完全ワイヤレスイヤホンを普段用として使い分けてます。ただ私自身のこだわりというより、コロナ禍でイヤホン/ヘッドホンの貸し出しが減ったので、声優業界で仕事用のイヤホンを持ち歩くことが普通になったんですよ。
ーーなるほど、感染対策の意味でMyイヤホンが必要となったわけですね。仕事用にはイヤーフック型とカナル型の二つを用意されてるとのことですが、どのように使い分けているのですか?
茅野:マイクなどの環境にもよりますけど、例えば他の方と一緒に掛け合いをするような収録の時は、密閉感が弱めで周りの音も拾いやすいイヤーフック型を使います。ただ、おそらくカナル型を使う方がほとんどだと思いますね。
ーーまさかそんなかたちでも影響が出ていたとは知りませんでした。さて、今回の『花ふるコロニーロット 〜26歳OL、ガーデニング男子に弟子入りする〜』はボイスコミックコンテンツですが、昨今はこういった音声コンテンツがどんどん増えてきています。茅野さんご自身も普段から音声コンテンツを楽しまれたりはされますか?
茅野:自分で演じさせていただいた作品は聴いていますけど、この仕事を始めてからは、逆に以前よりも触れなくなったかもしれません。皆さん知っている方の声なので、どちらかというと「仕事仲間の〇〇ちゃんが喋ってる」みたいに感じちゃうんですよね。甘いセリフとかもご本人の顔がチラついたり。
もちろん人によるとは思いますけど、マネージャーさんとかでも同じように感じられる方がいるみたいです。なので私は『花コロ』みたいに視覚的な情報も一緒にあった方が作品にのめりこめますね。
ーーそんな職業病があったとは……。ボイスコミックというと比較的動画形式のものが多いかと思いますが、『花コロ』は電子書籍のように自分でページをめくって読み進めると、ページごとに音声が再生される珍しいスタイルです。実際に読んでみてどのように感じられましたか?
茅野:漫画を読む時って「どんな声なんだろう」「ここはどんな言い方をするんだろう」と想像されると思うんですけど、それが実際に読みながら聴こえてくるので、なんて贅沢なって思いました。一粒で二度美味しいと言いますか、新しい漫画の楽しみ方ですよね。
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