直熱三極管2A3を採用のパワーアンプ
出力管には直熱三極管2A3を採用。出力トランスには、このモデルのために開発されたオリジナルのトランスを搭載している。
出力管をパラレル接続にし2倍の出力を獲得することで、低能率のスピーカーへの対応を図っている。また、出力インピーダンスも半分に下がり、それがダイナミックレンジの余裕につながっている。
直熱三極管は能率の問題で、ドライブ回路の方式が重要となる。このMW‐2A3では、6BQ5の3極管接続で大きなドライブ電力をとりだすことで、ダンピングの良い、中低音の厚みときれの良い低音を取り出している。
入力ボリューム搭載しているので、CDプレーヤーをダイレクトに接続することも可能である。(季刊・オーディオアクセサリー編集部)
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