直熱三極管2A3を採用のパワーアンプ

公開日 2001/07/09 18:47
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●「音楽会の特等席にいるかのような錯覚をおこす感動と臨場感を呼び起こす、たぐい稀な音楽再生」を目指して開発されたのが、老舗管球アンプメーカー、マックトンの新しいパワーアンプMW‐2A3である。

出力管には直熱三極管2A3を採用。出力トランスには、このモデルのために開発されたオリジナルのトランスを搭載している。
出力管をパラレル接続にし2倍の出力を獲得することで、低能率のスピーカーへの対応を図っている。また、出力インピーダンスも半分に下がり、それがダイナミックレンジの余裕につながっている。

直熱三極管は能率の問題で、ドライブ回路の方式が重要となる。このMW‐2A3では、6BQ5の3極管接続で大きなドライブ電力をとりだすことで、ダンピングの良い、中低音の厚みときれの良い低音を取り出している。

入力ボリューム搭載しているので、CDプレーヤーをダイレクトに接続することも可能である。(季刊・オーディオアクセサリー編集部)

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  • ブランドMACTONE
  • 型番MW‐2A3
  • 発売日2001.07
  • 価格\430,000
【SPEC】●形式:管球式OTLモノラルアンプ●実効出力:25W/ch●周波数特性:20Hz〜50kHz(−1dB)●入力感度:0.9V●インピーダンス:100kΩ●高調波歪率:0.1%●残留雑音:1.5mV●電源:AC100V 50/60Hz●消費電力:180W(最大出力時220W)●サイズ:440W×215H×330Dmm●質量:22kg●真空管:2A3×8,6BQ5×4,12AU7×2●プレゼンス(NF量可変):無帰還・3dB・50Hz+3dB