日本ビクターとハドソン、CD-ROMのコピー防止技術「ROOT」を共同開発
●日本ビクター(株)と(株)ハドソンは、日本ビクターのマスタリング技術とハドソンのソフトウェア開発技術を融合し、CD-ROMの複製を防止する技術“ROOT(ルート)を共同開発した。
今回共同開発したコピープロテクト技術“ROOT"は、CD-ROMのプレス時に特殊な暗証鍵を記録し、これをコピーすると再生時に暗証鍵が読めなくなることで、コピーディスクが使用できない仕組みとなっている。
従来も暗証鍵方式を用いたコピー防止技術がありましたが、通常の再生で暗証鍵の読出しが可能なため、鍵の解読によりコピーができてしまう可能性があった。
新技術の暗証鍵は特殊な方法でしか見えないため、従来の暗証鍵方式より守秘性を高めることができ、これにより違法コピー行為を防ぐ効果が期待できるという。
さらに、暗証鍵が記録される場所やコードはディスクのタイトル毎に変えることが可能なため、解読は更に困難になる。
なお、このROOTは、技術的にはDVD等のメディアにも応用可能とのこと。
両社は今後この技術を利用し、これまでCD-ROMで提供されてきたソフトに暗証鍵を組み込んでプレスするビジネスを、日米のソフトメーカーなどから広く受託していく予定だ。(Phile-web編集部)
今回共同開発したコピープロテクト技術“ROOT"は、CD-ROMのプレス時に特殊な暗証鍵を記録し、これをコピーすると再生時に暗証鍵が読めなくなることで、コピーディスクが使用できない仕組みとなっている。
従来も暗証鍵方式を用いたコピー防止技術がありましたが、通常の再生で暗証鍵の読出しが可能なため、鍵の解読によりコピーができてしまう可能性があった。
新技術の暗証鍵は特殊な方法でしか見えないため、従来の暗証鍵方式より守秘性を高めることができ、これにより違法コピー行為を防ぐ効果が期待できるという。
さらに、暗証鍵が記録される場所やコードはディスクのタイトル毎に変えることが可能なため、解読は更に困難になる。
なお、このROOTは、技術的にはDVD等のメディアにも応用可能とのこと。
両社は今後この技術を利用し、これまでCD-ROMで提供されてきたソフトに暗証鍵を組み込んでプレスするビジネスを、日米のソフトメーカーなどから広く受託していく予定だ。(Phile-web編集部)
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