日本マランツ、marantz/B&Wの新製品を発表(3)〜marantz オーディオ系製品〜

公開日 2002/09/04 21:16
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<左>SA-17S1  <右>PM-14SA ver.2
●日本マランツ(株)は、marantzとB&Wからこの秋冬に発売される新製品の発表会を、同社の恵比寿ショールームで開催した。

marantzブランドで販売される新製品はマイナーチェンジ版や限定生産製品を含めて9モデルだが、ここではそのうちハイファイオーディオ系の製品5モデルをご紹介しよう。

5モデルの内訳は以下の通り。
・SACDマルチチャンネルプレーヤー「SA-17S1」¥180,000 11月中旬発売
・SACDプレーヤー「SA-14 ver.2」¥270,000 11月中旬発売
・ステレオプリメインアンプ「PM-14SA ver.2」¥230,000 9月下旬発売
・ステレオプリメインアンプ「PM-17SA ver.2」¥120,000 10月中旬発売
・ステレオパワーアンプ「SM-17SA ver.2」¥100,000 10月中旬発売

SACDマルチチャンネルプレーヤー「SA-17S1」は今回新たに開発されたモデル。「マルチチャンネルSACDプレーヤーの決定版」を目指して開発された。SA-14と同じスーパーリングトロイダルトランス、また蛍光表示管にはEIトランスを使用した2トランス構造を採用している。また、オリジナルの電流帰還型HDAMを全6chに搭載し、さらにSACD専用のメカモジュールを備えている。面白いのはファントムセンターの採用で、「どうしてもセンターを置く場所が無い」「センターを置きたくない」という方でもマルチチャンネルを楽しめるよう配慮した結果という。

4製品の「ver.2」モデルは、現行の人気製品をブラッシュアップしたモデル。オリジナル製品に盛り込みきれなかったノウハウ、新たに蓄積されたノウハウを採り入れたり、パーツやデバイスの見直し・変更を行い、地味ながら着実な進化を遂げている。また、スピーカーの進化に合わせて音作りも微妙に変えているという。高級感を演出するため、ブルー・インジケーション/イルミネーションも新たに採用されている。また、「SM-17SA」は、「PM-14SA」とはゲインが異なるため組み合わせて使用することは難しかったが、今回のモデルでは組み合わせが可能になったのも見逃せない。(Phile-web編集部)

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【SPEC】
<SA-17S1>●周波数特性:2Hz〜50kHz(SACD)、2Hz〜20kHz(CD) ●ダイナミックレンジ:114dB(SACD)、100dB以上(CD) ●消費電力:24W ●外形寸法:458W×110H×392Dmm ●質量:12.0kg 

<SA-14 ver.2>●周波数特性:2Hz〜50kHz(SACD)、2Hz〜20kHz(CD) ●ダイナミックレンジ:113dB(SACD)、100dB以上(CD) ●消費電力:21W ●外形寸法:458W×110H×392Dmm ●質量:11.8kg 

<PM-14SA ver.2>●定格出力:100W×2(8Ω) ●全高調波歪率:0.008%(8Ω) ●周波数特性:5Hz〜100kHz(+0/-1dB) ●
消費電力:300W ●最大外形寸法:458W×166H×464Dmm ●質量:23.0kg 

<PM-17SA ver.2>●定格出力:60W×2(8Ω) ●全高調波歪率:0.01%(8Ω) ●周波数特性:5Hz〜70kHz(+0/-1dB) ●
消費電力:180W ●最大外形寸法:458W×110H×429Dmm ●質量:16.0kg 

<SM-17SA ver.2>●定格出力:60W×2(8Ω) ●全高調波歪率:0.01%(8Ω) ●周波数特性:5Hz〜100kHz(+0/-1dB) ●
消費電力:180W ●最大外形寸法:458W×110H×407Dmm ●質量:15.5kg