WBTプラグの強い味方がイルンゴより登場!
「WBS-1」¥10,000(2個/箱) |
WBT社オリジナルの金属スリーブは2ピース構造のためガタがあり、振動による鳴きや、金属であることで迷走電流が流れる。
同社ではこの度、この金属スリーブに換えて樹脂製のスリーブを開発、音質的にも飛躍的な効果を得ることができ、WBT社のRCAプラグを採用している当社animatoシリーズケーブルの補完パーツとして11月15日より発売を開始した。以下は同モデルの特徴と音質効果である。好評発売中の季刊・オーディオアクセサリー誌増刊『ケーブル大全2003』でも同モデルを掲載中。また、音質評価等は2003年2月21日発売の『オーディオアクセサリー108号』にて詳細なレポートの掲載を予定しているので、こちらもお楽しみいただきたい。(季刊・オーディオアクセサリー編集部)
●「WBS-1」の特徴
(1)材質および色:エンジニアリングプラスティック、ブルー。
各種の材質と色を試作したが、この材質と色が最もスムーズであることが判明。オーディオ界では着色原料による音の違いは古くから云われている。アルミの白や黒のボディが主流のオーディオ機器のなかで文字通り「異色」であるが、多くの場合、機器の裏側にセッティングされることでもあり、この音質効果を優先してあえてブルーを採用した。
(2)構造:WBS-1は、樹脂の丸棒から1個づつ手加工で切削している。両端の内径に対して、内部の直径の方が大きな構造ゆえ、原理的に金型での量産が出来ない。WBT純正のスリーブが2ピース構造なのは型による量産の為と推察される。
●「WBS-1」の音質的な効果
機械的なガタが取れることと、材質固有の持つ響きがしなやかなこととの相乗効果で、高音域の派手な響きが取れ、非常にスムーズになる。(同じ樹脂類であっても、成分製作方法でまったく音の響きが変わり、派手な音になるものもある)
また、オリジナルスリーブ(WBT0101)がニッケルの下地メッキされていることも原因。「WBS-1」は絶縁体のため金属間に迷走電流が流れることもなく、振動を誘起する渦電流も発生しないので、効果が非常に大きなものとなる。中低域の音の出方も、楽音の余韻が気持ちよく出て、あたかもスピーカーBOXが一回り大きくなったようなスムーズさが得られる。今まで感じていた電気的なクセのような部分が解消される。サイズ的には「WBT0144」にも適合する。
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