デノン、同社初のユニバーサルプレーヤー「DVD-2900-N」を発売
DVD-2900-N |
本機は、DVD AUDIO/VIDEO、スーパーオーディオCD、CD、ビデオCD、MP3、JPEGの7種類のデジタルフォーマット再生に対応した。DVDオーディオ/ビデオの再生機能は同社のこれまでのプレーヤーでも実現していたが、今回、特にスーパーオーディオCDの再生に対応したことが注目される。
また本機は、プログレッシブ再生に対応。Silicon Image社製のプログレッシブコンバーターを採用し、正確で高速な業界最高水準のプログレッシブ変換を実現する「ピュア・プログレッシブ回路」を搭載した。
ビデオ信号処理回路には高速・高精度の12bit/108MHzのビデオDACを使用し、微少レベルの映像信号の再現性を高めている。
音声面では、上級機種DCD‐SA10‐Nの開発技術を投入した高精度D/A コンバーターを全チャンネルに搭載。これによりS/N比、ダイナミックレンジ、ひずみ等のオーディオ諸性能を向上させた。さらに、これも上級機種でおなじみの「ピュアダイレクトモード」も搭載。アナログの音声信号と干渉しやすいデジタル信号出力・映像信号出力・パネルの表示を止めて音声出力のみ出力することができる。
本体内部の設計もこだわりが見られる。信号処理ブロックやビデオブロック等それぞれ独立した電源を使用し、他ブロックとの相互干渉を排除したほか、高級CDプレーヤーなどで実績のある高音質パーツを採用した。また、高性能ハイブリッド構造「S.V.H.ローダー」や、徹底した防振設計を実現したのも見逃せないポイントだ。
(Phile-web編集部)
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